インタラクティブ動画とは?仕組みや作り方の基礎

2019年4月23日

インタラクティブ動画とは?仕組みや作り方の基礎

これまで「見る」だけしか出来なかった動画の中で、ユーザーがクリックやタップなどのアクションをする事が出来る仕掛けを仕組んだ動画がインタラクティブ動画です。ユーザーがアクション出来る様にすることで、動画の接触回数や視聴時間などのエンゲージメントを高めることが出来る手法です。ユーザー自身による能動的な動画コンテンツへの参加が可能な新たな動画コンテンツとしてインタラクティブ動画がマーケティングやメディアの世界で注目を集めています。今回はこのインタラクティブ動画についてご紹介します。

インタラクティブ動画の機能

動画を見るだけではなく、動画のストーリーに視聴者も参加し、ゲームのような体験ができるインタラクティブ動画。その魅力はどこにあるのでしょうか。

●インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは、文字通りインタラクティブ・双方向的な動画です。一般的な動画は情報の送り手から受け手へ一方的に情報を配信しますが、インタラクティブ動画では情報の送り手から受け手へ情報を配信するだけでなく、受け手もその動画に対してアクションし、双方向でやり取りを行うことが可能です。

●インタラクティブ動画の魅力

インタラクティブ動画の魅力は、視聴者が動画のストーリーに参加でき、ストーリーを共有したりゲームのような体験ができたりすることです。一般的な動画に比べ、視聴者にエンゲージしてもらうことで情報の送り手のメッセージをより深く理解してもらい、企業の製品・サービスの価値や理念をユーザーに共有してもらうことが可能になります。そのため、インタラクティブ動画を広告に活用する企業もあります。

●インタラクティブ動画の種類

インタラクティブ動画にはいくつか種類があります。動画のストーリーを視聴者がクリックして選ぶ簡単なタイプから、マウスオーバー、コールトゥアクション(Call to Action)など視聴者に直接コンタクトしたり、ECサイトで実際に商品を購入したりするアクションを喚起するものまであります。

ここで、インタラクティブ動画のドラマを紹介しますので、ご覧ください。

インタラクティブ動画を制作する方法

視聴者のエンゲージメントを促すのがインタラクティブ動画の特徴です。次に作成方法をお伝えします。

●YouTubeクリエイターツール

吹き出しなどから別コンテンツへリンクするといった簡単なインタラクティブ動画であれば、YouTubeのクリエイターツールで作ることができます。また、YouTubeの再生リストやGoogle+のプロフィール・ページへのリンクを設定、クラウドファンディングサイトへのリンクも設定可能です。

●オーサリングアプリケーション

最近はクラウドベースでインタラクティブ動画を作れるオーサリングアプリケーションがいくつも提供されています。ほとんどのものはWebベースで提供され、表示されるWebの指示に従えば自動的にインタラクティブ動画を作れる仕組みになっています。代表的なものは「Vidzor」「ko(旧Interlude)」「Rapt Media」です(ただし英語)。

●自分でオーサリングする方法

HTML5に対応しているブラウザ向けに自分で動画をオーサリングする方法もあります。AdobeのFlashにはGUIベースでインタラクティブ動画を作れる環境が提供されています。また、HTMLの知識をお持ちの方であればHTML5で標準的に用意されているタグを使ってインタラクティブ動画を作ることができます。
また、「Vawari」という動画制作・配信プラットフォームを使えば、専門的な知識がない人でも、ストーリーテリングやゲーミフィケーションを加えた独自のインタラクティブ動画を制作することができます。

インタラクティブ動画を効果的に活用

従来の動画以上の可能性を感じさせるインタラクティブ動画。最後に、インタラクティブ動画を効果的に活用する方法をお伝えします。

●ターゲットを絞る

インタラクティブ動画は視聴者のエンゲージメントを獲得することが成功の条件です。そのためにはターゲットとなる視聴者をできるだけ絞り込む必要があります。年齢、性別などのデモグラフィや、趣味、思想、価値観、あるいは居住地域、共有文化のデータなど、視聴者がオーバーラップする領域を絞り込むのがポイントです。

●ストーリーを明確にする

視聴者が理解でき、エンゲージしやすいようにストーリーを明確にすることも重要です。特にストーリーテリング型の動画の場合、冒頭から視聴者を引き込むようなわかりやすいストーリーにすることがポイントです。最初に視聴者を惹き付けることができないと、すぐ離れていってしまいます。また、音楽を効果的に使うと、視聴者はよりストーリーに入り込むきっかけができて共有しやすくなる為、反響が大きくなります。

●インタラクティブのアクションをシンプルに

インタラクティブのアクションはシンプルにしましょう。クリック一つや単純なマウスオーバーでアクションできるような、誰でもすぐに理解できるものが理想です。またインタラクションを促すために動画にコメントや吹き出しを挿入するのも効果的です。

まとめ

インタラクティブ動画の醍醐味をひと言で言えば視聴者との経験共有です。インタラクティブ動画を通じて情報の送り手と受け手が一つの経験を共有し、その結果、情報の送り手のメッセージや理念、価値観を共有するのです。
現在、世界規模で動画コンテンツが爆発的に増加しており、差別化を求めてインタラクティブ動画がさらに活用されるようになっています。インタラクティブ動画の黎明期と言うべき今日、インタラクティブ動画をいち早く導入し、制作のノウハウを貯めておくと今後の動画マーケティングにも役立つでしょう。

関連記事

VIDWEB 動画でコミュニケーションをデザインする

動画制作に関するどのような内容でもお気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

PAGE TOP