【無料】人気のパソコン用動画編集フリーソフト7選!まずは動画編集を試したい方に最適


これから動画編集にチャレンジしてみようと思った際に、「まずは無料ソフトで始めてみたい」と考える方は多いのではないでしょうか。しかし、動画編集ソフトによって対応しているOSや機能性、出力できるファイル形式などが異なるため、それぞれのソフトの特徴を把握した上で、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
本記事では「人気のあるパソコン用動画編集フリーソフトを7つ」ご紹介します。この記事を読むことで、自分はどの動画編集ソフトを使うべきか判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、動画編集に最適なパソコン選びについて迷っている方はこちらの記事が参考になります。
人気のパソコン用動画編集フリーソフト7選
ここでは、人気のパソコン用動画編集フリーソフトを7つ紹介します。
費用を掛けなくても気軽に動画編集が可能なフリーソフトであることはもちろんのこと、安全にダウンロードすることができます。動画編集を始めたい方はサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
なお、情報は記事執筆時点のものですので、正確な情報は各社にお問い合わせください。
ソフトウェア名 | 概要 |
---|---|
AviUtl | 拡張性が非常に高く、有料ソフトに引けを取らないフリーソフトです。動作が軽く低スペックでも使用可能なフリーソフトです。 |
Lightworks | プロが使うレベルの動画編集ソフトが無料化された高性能ソフトであり、さまざまなOSにも対応しているフリーソフトです。 |
Blender | 3DCGの作成から動画編集までこなす万能なソフトです。 |
Microsoft フォト | Windows10に標準搭載されているフリーソフトであり、簡単なカット編集やテキスト挿入などができます。 |
iMovie | 直感的な操作ができる初心者に打ってつけのフリーソフトであり、基本的なカット編集やテキスト・テロップをつけることができます。 |
Shotcut | 多彩な動画編集機能が可能なプロ向けフリーソフトでありながら、動作が軽いのが特徴です。 |
OpenShot Video Editor | 日本語に対応した海外フリー動画編集ソフトであり、基本的な機能であれば初心者でも使いやすいインターフェースです。 |
AviUtl(エーブイアイユーテル)

サービス名 | AviUtl(エーブイアイユーテル) |
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対応OS | Windows |
無料で行えること |
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出力ファイル形式 |
|
ホームページ | http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/ |
AviUtlはフリーソフトでありながら、有料ソフトにも負けないような機能が備えられており、利用ユーザー数も多いことから解説サイトもあり、有力な選択肢となる動画編集ソフトです。
拡張性が高く、有志によってさまざまなプラグインが開発されていることもメリットの一つといえるでしょう。例えば、各種フィルタ処理機能やファイル出力機能、編集機能などを追加できます。
比較的動作が軽いソフトなので、動画編集用のハイスペックPCで無くても問題なく使用することができます。
シンプルなインターフェースということもあり、初心者でもある程度直感的に使うことができます。そのため、無料の動画編集ソフトとしては、「定番」と呼べるでしょう。
Lightworks(ライトワークス)

サービス名 | Lightworks(ライトワークス) |
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対応OS | Windows/Mac/Linux |
無料で行えること |
など |
出力ファイル形式 | 要問い合わせ |
ホームページ | https://www.lwks.com/ |
Lightworksは元々プロ向けの有料ソフトウェアでしたが、現在(2021年12月16日)では公式サイトで会員登録すると無料版を無期限で使用することができます。
無料プランのほかに、「Lightworks CREATE(ライトワークス・クリエイティブ)」や、「Lightworks PRO(ライトワークス・プロ)」などのサプスクリプション型プランも利用可能です。なお、無料版では動画の出力解像度が720pまでとなっています。
プロ向けを意識したソフトということもあり、フリーソフトとは思えない高機能なソフトとなっています。実際に、オスカー賞を獲得するようなハリウッドのプロからYouTuberまで、幅広いユーザーが利用しています。
操作性についてはいくつかのポイントを押さえ、コツさえつかんでしまえば問題無く使用できるでしょう。
Blender.org(ブレンダー)

サービス名 | Blender.org(ブレンダー) |
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対応OS | Windows/Mac/Linux/FreeBSD |
無料で行えること |
など |
出力ファイル形式 | 要問い合わせ |
ホームページ | https://www.blender.org/ |
Blenderはフリーオープンソースのソフトウェアです。メイン機能は3DCGを作成することですが、動画編集にも対応してます。
動画編集に必要となる、基本的なカット編集やエフェクト、テロップなどの機能を利用でき、フリーの動画編集ソフトでありながらも十分な性能を備えています。さらに、拡張機能も豊富に取りそろえており、必要に応じて機能をプラスできます。
初めて使う場合は一般的なソフトと操作方法が異なる点もあるため、若干戸惑う可能性がありそうです。また、オランダに本拠地を構える組織が運営しているので、公式ページは英語となっている点に注意しましょう。
Microsoft フォト(マイクロソフト・フォト)

サービス名 | Microsoft フォト(マイクロソフト・フォト) |
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対応OS | Windows |
無料で行えること |
など |
出力ファイル形式 |
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ホームページ | https://www.microsoft.com/ja-jp/p/microsoft-フォト/9wzdncrfjbh4?activetab=pivot:overviewtab |
Microsoft フォトはWindows10に標準搭載されているフリーソフトなので、安全かつ手軽に使用することができます。アルバムの表示や、編集、比較、作成などを行えるWindowsアプリケーションです。
Microsoft フォトでは、YouTubeチャンネルやSNSで使用する画像や動画を作成できます。さらに、音楽やフィルター、テキストなども追加できるので、オリジナリティあふれるコンテンツを目指せます。
とにかく難易度が低いソフトウェアであることは間違いないので、まずはMicrosoft フォトで動画編集を練習してみるのもいいでしょう。OneDriveに作成した動画などのコンテンツをまとめられるので、Windowsを使用している方におすすめです。
iMovie(アイムービー)

サービス名 | iMovie(アイムービー) |
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対応OS | Mac |
無料で行えること |
|
出力ファイル形式 |
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ホームページ | https://www.apple.com/jp/imovie/ |
iMovieはApple社が提供しているビデオ編集ソフトです。iOS(iPadOS)とmacOSに対応しており、iPhoneやiPad、Macにソフトをダウンロードできます。
動画編集のソフトとしては直感的な操作ができるので、Macを利用しているのならば、まずはiMovieから始めるのが王道かもしれません。
基本的なカット編集やテキスト・テロップをつけることはもちろんのこと、トランジションの挿入やフィルターなども使用できるので、簡単な動画編集をするのなら十分な性能を持っています。
Apple純正のソフトウェアなので、安全性についても問題はありません。疑問点がある場合は、Apple サポートコミュニティで他のユーザーに質問できるので、サポート体制も充実しています。
他社製のさまざまなビデオカメラやデジタルカメラにも対応しているので、高品質の素材を動画に使用することが可能です。
さらに、iMovieは4Kビデオにも対応しており、高クオリティの動画を作成できます。また、フィルターやエフェクトなどの素材も豊富に用意しているだけでなく、100種類以上のスマートサウンドトラックを動画に挿入できます。
Shotcut(ショットカット)

サービス名 | Shotcut(ショットカット) |
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対応OS | Windows/Mac/Linux |
無料で行えること |
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出力ファイル形式 |
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ホームページ | https://shotcut.org/ |
Shotcutは、WindowsやMacなどの複数のデバイスに対応したクロスプラットフォームの動画編集ソフトウェアです。プロフェッショナル向けの動画編集画面となっているため、最初のうちは操作に戸惑う可能性があります。
しかし、ある程度操作を覚えれば初心者でも十分に扱うことができるでしょう。
マシンに要求するスペックが低く、動作が軽いので、高性能PCではなくても動作します。ビデオフィルターやサウンドエフェクト、逆再生、トリミング、フェードイン・フェードアウト設定、トランジションなど、さまざまな機能が充実しています。
OpenShot Video Editor(オープンショット・ビデオ・エディター)

サービス名 | OpenShot Video Editor(オープンショット・ビデオ・エディター) |
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対応OS | Windows/Mac/Linux |
無料で行えること |
|
出力ファイル形式 | 要問い合わせ |
ホームページ | https://www.openshot.org/ja/ |
OpenShot Video Editorは、海外のフリー動画編集ソフトでありながら日本語を含めた70言語に対応しているので、言葉の壁はありません。Linux、Mac、Windowsなどのデバイスに対応したクロスプラットフォームになっています。
難易度が高いと感じるシーンもありますが、基本的な動画編集機能であれば初心者の方でも使いやすいインターフェースになっています。
以前は64bit版だけでしたが、バージョン2.4.2からは32bit版もリリースされています。
ビデオエフェクトや3Dアニメーション、タイトルエディター、スケーリング、トリミング、回転、アルファ値、スナップ、X軸Y軸の調整などの基本的な機能が備わっています。また、音声は波形で表示されるので、視覚的に音声編集することが可能です。
さらに、電話サポートやユーザーガイド、質問などのサポートも充実しています。
まずは無料ソフトからトライしてみよう
本記事では、人気のパソコン用動画編集フリーソフトを7選を紹介しました。今回紹介したフリーの動画編集ソフトは、使い方によっては有料ソフト並みの動画を制作することができます。
動画編集フリーソフトは、動画編集を初めて行う方や、試しに動画制作に挑戦してみたい方におすすめです。
予算さえあればAdobe Premiere Proなどの定番ソフトをおすすめしますが、これから動画編集にチャレンジしてみたいという入門者の方は今回紹介したフリーソフトを利用することも選択肢になるでしょう。
動画編集ソフトによって、機能性や操作性、安全性などは大きく異なります。そのため、それぞれのソフトやツールの特徴をしっかりと把握した上で、自分にとって最適なソフトを選ぶことが大切です。
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