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動画撮影に最適な「マイク」の基礎知識と選び方。おすすめのマイクも紹介

ひらさわ とも ひらさわ とも
2021年1月25日
動画撮影に最適な「マイク」の基礎知識と選び方。おすすめのマイクも紹介
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動画には映像と同じくらい重要なもう一つの要素があります。
それが「」です。
しかし、映像に比べて音は見過ごされがちです。そのせいで映像はキレイなのに音が聞きにくい動画も多いのです。

逆を言えば、音を改善するだけで動画の完成度を大きく上げることも可能です。そのために必要なのは録音についての基本的な知識とマイクです。
この記事を読んで是非あなたの動画の音を改善してください。

録音の基本

まずは、録音に関する基本的な知識をご紹介します。

正しい方法で録音することで、音は大きく変わる

ほとんどのカメラにはマイクが付いています。これを内蔵マイクと言いますが、内蔵マイクでとりあえず録音できてしまうが故に、撮影者が音の問題を意識しにくくなっている、という面があります。

しかし録音は本来専門職です。
プロの撮影現場には録音担当のスタッフがいますし、彼らはさまざまなマイクを駆使しています。それはもちろんマイクを使わないと高いクオリティで録音ができないからです。カメラの内蔵マイクを使っての録音はある意味少し妥協した方法なのです。

しかし、しっかり録音しようとする場合に厄介なのは、正しい方法も機材も1通りではない、という点です。複数の正解が存在するのは、録音をする状況によって最適な方法が異なるからです。これについては後半で詳しく解説します。

内蔵マイクの上手な使い方

まずは一番簡単な、内蔵マイクの使い方をご説明します。まず、周囲の音をただ録音したいだけなら内蔵マイクをそのまま使えば問題ないでしょう。工夫が必要なのは特定の人の声を録音する場合です(以下全て、その前提で話を進めます)。

内蔵マイクは当然ながらカメラに固定されているので、マイクだけを話者に近づけることができません。遠くにいる人の声は小さく、聞き取りにくくなるので、話者にはできるだけカメラに近い場所で、カメラのほうを向いて大きな声で話してもらうのが鉄則です。

とてもシンプルな方法なのですが、内蔵マイクの効果的な使い方はこれ以外にありません。つまりこの使い方ができない状況、例えば遠くにいてかつ小さな声で話す人の声を拾いたい場合などは、内蔵マイクでは難しいため、外部マイクの出番だと言えます。

その他の細かい注意点としては、内蔵マイクはカメラの操作音をどうしても拾ってしまう、ということが挙げられます。これに関しては録音中はなるべくカメラを操作せず、静かに録音するのが一番です。

外部マイクを使ってしっかり録音しよう

ここまでで内蔵マイクの限界や外部マイクの必要性をなんとなくご理解頂けたかと思います。ここからはいよいよ、外部マイクを使った本格的な録音について解説します。

屋外で人の声を録音する場合

屋外での録音は、上にも書いたようにカメラの近くでカメラに向かって大きな声で話すことができる場合、内蔵マイクでも十分なことがあります。ただし十分なこともある、というだけで、基本的にはどんな場合でも外部マイクは内蔵マイクより優位です。

例えばその場全体が騒音に包まれている場合などは、いくらカメラの近くで話しても余計な音が混ざって聞きとりにくくなってしまいます。こういった場合の解決方法は、話者の口元で声を拾うことです。
マイクが口に近づけば近づくほど、声は大きく聞こえるし相対的に周囲の音は小さくなります。このように「なるべく口の近くで声を拾う」、というのは録音の大原則です。内蔵マイクの場合、いくら近づくといっても映像を撮影する都合があるので限度があります。その限度を超えて近づくことができるのが、ピンマイクなどの外部マイクというわけです。

ピンマイクを使ってみよう

このように、ピンマイクで一番重要な機能は「口元で声を拾える」、という点です。
口とマイクの距離の問題に比べれば個々のマイクの性能差の問題は小さいので、初心者の場合はひとまず安いピンマイクでいろいろ録音してみるのがオススメです。

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ところでピンマイクには、有線タイプと無線タイプがあります。話者がカメラの近くにいる場合、ケーブルが映り込むのを気にしないのであれば有線でも問題ありません。ケーブルを映したくない場合や、話者がカメラを離れて自由に動き回りたい場合は無線タイプの出番です。このような無線マイクをワイヤレスマイクと呼びます。有線タイプより若干高価になりますが、録音の自由度が飛躍的に高まります。

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ちなみに大抵のピンマイクには、マイク本体を覆うスポンジ状の構造が付随しています。これは風防といって、風がマイクに直接当たることを防ぐためのものです。風が吹いていない状況でも、マイクが口の近くにあると吐息が当たってボコボコという音を拾ってしまうことがあります。これらのノイズを防ぐために風防は大変有効です。

屋内で録音する場合

では、屋内で録音する場合はどうでしょうか。
静かな屋内であれば周囲の騒音や風の問題もないので、外部マイクを使わないでも良いのではないか、と思われるかもしれません。しかし、屋内には屋外にはない録音の大敵が存在するのです。それが反響音です。

私たちが日頃意識することは少ないのですが、屋内では全ての音が壁に反射しています。その反響音をマイクが拾ってしまい、まるでエコーがかかったようになってしまうのです。この反響音は空間に満ちている音で、ある意味では屋外の騒音と同じなので、話者の近くで声を拾うことで低減できます。つまり屋内でも屋外と同じように外部マイクは必要なのです。

とはいえ反響音は屋外の騒音と比べれば小さいので、口元ギリギリで音を拾う必要まではない、とも言えます。ピンマイクを都度付けるのもなかなか手間なので、そういった際には据え置き型のスタンドマイクを話者の近くに置くと、高音質かつ手軽に録音できて便利です。

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部屋の条件による録音方法の違い

このようなスタンドマイクを使っているYouTuberさんは多いのですが、スタンドマイクが画面内に見当たらない人もいます。つまりスタンドマイクが遠くにあるか、あるいは内蔵マイクで録音していることになりますが、それでも音質に問題がない動画も多いです。

ここまで読んで頂いた方であれば、このことがむしろ不思議に思えるかもしれません。このような録音が成立する条件は2つあります。1つは部屋が広いことです。部屋が十分に広ければ、ある意味で屋外に近い環境になり反響音は小さくなります。2つ目は、壁が音を吸収しやすい性質を持っていることです。これは必ずしも無響室のような特殊な部屋のことではありません。壁に服がたくさんかけてあるだけでも音を吸収してくれることがあります。有名YouTuberさんの場合広い部屋で、かつ指向性を持ったマイクで録音していることが多いので、マイクが近くになくても高音質なのです。

編集で音を整える

これまでは現場での録音方法を解説してきました。
しかし、複数の場所で撮った素材を1本の動画にまとめる場合、それぞれの場所の音をあらかじめ同じ大きさにそろえるのは困難です。つまり、編集工程での調整が不可欠なのです。

音編集の基本は、音量をそろえること

一般の方が編集した動画では素材ごとに音量がバラバラで聞きにくい、ということがよくあります。音量の調整はほとんどの編集アプリで可能なので、ぜひ挑戦してみてください。音の波形を表示できるアプリの場合、波形の大小は音の大小と比例するので目安になるでしょう。ただし波形がそろっていても聴いた印象として音量が違う、ということもよくあります。最終的には自分の耳で判断するのが音編集のコツです。

BGMと声のちょうどよい兼ね合いを見つける

BGMを入れる場合も調整が不可欠です。一般的にBGMは声を邪魔しない音量で入れますが、小さすぎてもモヤモヤした印象になるので、最終的には自分の耳でちょうどよいさじ加減を判断します。同じ曲の中でも、音量の落差が大きい場合は調整したほうが聞きやすくなります。また声が途切れた箇所ではBGMの音量を上げるようにすると、がぜんプロっぽくなります。


まとめ

いかがでしたか?
録音と一口に言っても意外に奥深いことがご理解頂けたのではないでしょうか。カメラの内蔵マイクで十分な場合、ピンマイクを使ったほうが良い場合、ワイヤレスマイクが活躍する場合、スタンドマイクがベストな場合など、それぞれの状況に応じた方法を選択することが重要です。

ただその選択も、また例えばスタンドマイクをどの程度の距離におくのが良いのかといった問題も、個々の状況により正解が異なるので多少の試行錯誤は必要になるかもしれません。
この記事の情報を参考にテスト録音と試聴を繰り返して、ベストな録音方法を見つけてください。

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