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動画制作の案件が取れないとお悩みの方へ。動画編集の案件を受注するやり方

VIDWEBコラム編集部 VIDWEBコラム編集部
公開日:2021年3月4日 / 最終更新日:2022年1月25日
動画制作の案件が取れないとお悩みの方へ。動画編集の案件を受注するやり方
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近年は、動画編集が仕事に直結するスキルとして注目されています。映像業界に多くの方が興味を持ち参加すれば、業界全体が一層盛り上がりクリエイターが活躍するチャンスも増えるかもしれません。

一方で、しっかりしたスキルを持たないまま仕事をする人が増えると、長期的には業界全体の質が低下してしまうことも懸念されます。今は、映像業界が盛り上がるか地盤沈下するかの分かれめの時期なのかもしれません。

この記事は「動画編集の案件を受注する方法」というテーマですが、その方法は一言でいえば「しっかりしたスキルを持つこと」に尽きます。とはいえこの場合のスキルとは単にスマートフォンの編集アプリやオンラインツールを使いこなすテクニックではなく、もう少し幅広いものです。

では基本的にどのようなスキルが必要なのか、具体的に見ていきましょう。この記事を読むことで、動画編集の案件を獲得する際の注意点を確認できますので、最後まで読んで参考にしてみてください。

制作編

まずは動画制作の案件を獲得するために大切なスキルについて解説します。

動画編集の案件とは何か

今はさまざまな動画編集アプリを利用して、動画をトリミングしたり、音楽(BGM)をつけたりすることが可能です。ヘルプを参照したり検索したりしながら自分で学べる人であれば、動画編集アプリを使いこなすこと自体は難しくないでしょう。

しかし、同時にアプリを使いこなせるだけでは他の動画クリエイターとの差別化が難しい時代になっているということです。

一昔前はカメラと編集機材を持っていて基本的な作業を行えるという優位性だけで、ある程度仕事が成立するような側面がありました。現在は、機材が廉価になったり、さまざまな作り方が可能になったことで機材さえ持っていればいいという時代ではなくなり、更に次の段階としてアプリさえ使えればいいという時代も終わりかけているのです。

ではどのようなスキルを持っているのが優位性になるかと言うと、それは動画制作において不変の価値であるところの「演出力」であるといえるでしょう。

動画編集の案件には具体的には

  • 支給された画像や動画などの実写素材(にグラフィックなどを加味しながら)の編集
  • ロイヤリティフリー素材(にグラフィックなどを加味しながら)の編集
  • 支給された素材を元にしてのアニメーション作成
  • 素材制作も含むアニメーション作成
  • 上記の混合パターン

などがあります。

これらは全て、撮影を伴わないだけで実質的には映像作品を丸ごと仕上げる案件です。通常の動画制作案件と変わるところがない以上、演出的な領域に踏み込まざるを得ないのです。

以下の記事では主要な動画編集ソフトを一覧で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

必要なのは演出力

それでは動画制作における演出とは一体何を意味するのでしょうか。

例えば支給された実写素材をつなぐだけのシンプルな仕事だったとしても、動画のラストには余韻や「終わった感」を残す方が印象を与えられます。どんなに事務的な、情動とは無縁の動画だったとしても人間相手である以上結局演出力が重要な役割を担います。

ではラストの演出を高めるためにふさわしい素材は何か、その場合の間(ま)はどの程度が良いのか、といったことは、動画編集アプリを使えるというだけでは判断できません。このような演出の良し悪しを判断できるセンスこそが、一番小さなスケールにおける演出力です。

もちろん演出的な判断にはこれ以外にもさまざまなものがあります。作品の大局的な流れを構成したり、その構成に沿って細部を破綻なく作り込んだりなど、制作上のあらゆる過程において適切な判断を下せたのなら、それは作品全体をしっかり演出できた、ということになるのです。

モーショングラフィックは必須スキル

演出は映画の草創期から受け継がれてきた知恵の大系ですが、それと同時に現代ならではのスキルも必要になります。それがモーショングラフィックです。

モーショングラフィックとは、画像やテキストを使って動きを加えた動画手法を指します。

例えば、テレビCMには商品名が、映画のタイトルシークエンスには題名が表示されます。それらの文字は一昔前までは通常のテロップとして表示されていました。それがやがてアニメーション効果を伴って出現するようになり、そのアニメーションの内容も複雑になり、やがて1文字ずつ別々の動きをするようになり…といった具合に、文字の表現方法はどんどん洗練されてきています。

さらに文字だけでなく、図やイラストなどあらゆるグラフィック要素を複雑なアニメーション効果を伴って描くことが最近では多くなっています。これらの映像表現のことを総称してモーショングラフィックというのです。

もちろん昔のCMのように単に文字を出すだけでも用件は伝わるといえば伝わるのですが、モーショングラフィックとして表現したほうが多くの場合、動画視聴者にとって印象的な映像になります。そのような映像表現が主流になっている今、モーショングラフィックは必須のスキルと言えるでしょう。

最終的には個性が重要

モーショングラフィックはAfter Effectsという定番アプリで制作することが多いのですが、After Effectsのチュートリアルやテンプレートは検索すればたくさん見つかります。

ただし、そのチュートリアルやテンプレートの通りにやれば良いというものでもない、というのが難しいところです。映像作品にはそれぞれ固有の文脈やトーンがあるので、それに合わせてモーショングラフィックをアレンジする必要があります。

仮にアレンジなしで成立する仕事があったとしたら、それは誰にでもできる仕事ということになります。そのような仕事を請け負うクリエイターは既に飽和しつつあり、単価が低くなる傾向にあるため、注意が必要です。アレンジせずとも文句を言われない単純な仕事内容であったとしても、クリエイターとして成功するためには何らかの工夫をする余地はあります。そのような工夫が評価されれば、そのクリエイターは誰にでもできる仕事をするだけの段階から少し進化できるはずです。

飽和したマーケットから抜け出して仕事を任せてもらうには、そのような工夫や演出力が不可欠となります。工夫や演出は単一のノウハウに還元できないので、クリエイターが自分自身の感性で判断するしかありません。つまり最終的には、クリエイターの個性がモノを言うのです。

プレゼン編

せっかく素晴らしい個性や卓越したスキルがあっても、それが人に伝わらなければ仕事を任せてもらうことはできません。ではどうやって自分の能力をクライアントにプレゼンしたらいいのでしょうか。これは制作そのものと同じくらい重要なテーマです。

作品で得意技をアピールしよう

もちろん、自分のスキルをアピールする最大の場が作品であることに間違いはないのですが、問題はこれが一筋縄ではいかないことです。

なぜならほとんどの場合、案件はクリエイターに対する配慮とは別の事情で要件が定義されているからです。クリエイターにやりたいことや得意なことがあったとしても、仕事を依頼してもらうには企業のニーズを満たす必要があるため、自分の希望に完全に沿った案件は見つからない可能性が高いです。

しかし、クリエイターへの配慮が全くないというケースもほとんどないのです。合理性が求められるビジネスシーンにおいて、多くの企業は非効率なミスマッチを嫌います。つまり、この案件にはこの人が向いているのではないか、ミスマッチにはならないのではないか、という配慮や計算がうっすら働いた結果としてその案件がクリエイターに巡ってきます。

つまり大抵の案件には、たとえ僅かでも自分のスキルや得意技を発揮する余地がある、ということになります。その余地を最大限活かす姿勢を持てるかどうかが、クリエイターとしての将来を左右します。

これまで手掛けてきた動画作品やプロジェクトを効率的にアピールするためには、ポートフォリオや作品集をまとめたWebサイト、SNSアカウントなどを用意することが大切です。

最初の仕事を取るのが一番難しい

「この案件にはこの人が向いているのではないか」という配慮で仕事が決まると前章に書きましたが、コンテンツの完成イメージを再現してくれそうか判断する材料は過去の実績です。つまり過去実績のない新人クリエイターは、「未経験可」の案件を中心にチェックする必要があるので、即戦力として仕事を取る難易度が高いと言えます。

こういった場合に有効なのはデモ作品をつくることです。デモ作品なら自分のやりたいことや得意なことをそのまま盛り込むこともできるでしょう。そのデモ作品の価値を、過去実績という参考資料なしの正味で評価できる人は多くありません。でも決して効果が全くないという訳ではないのです。

評価するほうも半信半疑な面はあると思いますが、クリエイター側の積極的な姿勢や意欲が認めてもらえれば、両者が結びつくことは可能でしょう。安定して案件を獲得できるようになるためには、だんだんと実績を積み上げていくしかないことのように思います。

直接取引か、間接取引か

クライアントがクリエイターを実績ではなくデモ作品で評価するというのは、別の言い方をすれば個人的な感性で評価するということです。このようなマッチングは意思決定者の権限が強いクライアントと直接取引する場合に成立しやすいと言えるでしょう。

これがまさに直接取引の利点ですが、そのクライアントから継続的に発注があるか、というのはまた別の問題です。よほどの大手でない限り案件数は限られることが多いでしょう。大手クライアントはそもそも個人クリエイターとは取引しないことが多いので、これが直接取引方式のボトルネックになることもあります。なぜなら、継続的な案件を獲得できないと、フリーランスとして活躍している動画クリエイターは収入を安定させることができないためです。

このような弊害を解決してくれるシステムとして、最近ではクラウドソーシングが急速に拡大しています。クラウドソーシングとは、エージェントがクライアントとクリエイターの間に入り、営業やマッチング、制作進行管理を代行してくれるサービスです。エージェントではなく広告代理店や制作会社が間に入るパターンももちろんあります。

1つの受注経路に絞るのではなく、さまざまな集客経路を使い分けられれば理想的でしょう。

クライアントと良好な関係性を築いていくことが大切

本記事では、動画編集の案件をなかなか獲得できないとお悩みの方に向けて、動画編集の案件を受注する方法を制作編とプレゼン編にわけて紹介しました。重要な内容をまとめると以下の通りになります。

  • まず自身の動画制作スキルを上げよう
  • スキルとは編集アプリの使い方のことではなく、それを前提にした演出力である
  • 演出は単一のノウハウに還元できないので、最終的に大事なのは個性である
  • 自分の個性や得意技をそのまま活かせる案件はまずないが、地道にプレゼンしよう

時間がかかるのではないかと感じられるかもしれませんが、案件の受注を安定化させるためには地道にクライアントと良好な関係性を築いていくことが大切です。にインターネット上の情報の中には、動画クリエイターとしてすぐに成功できるノウハウなどが紹介されていますが、どこかに穴があると考えて間違いないといえるでしょう。まずは基盤となる地力を蓄え、末永く良い仕事ができるクリエイターになって頂ければ幸いです。

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