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Web広告の種類と選び方完全版!課金方式や初心者向けポイントも

VIDWEBコラム編集部 VIDWEBコラム編集部
公開日:2022年6月17日 / 最終更新日:2022年6月16日
Web広告の種類と選び方完全版!課金方式や初心者向けポイントも
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Web広告には多くの種類があります。この記事ではWeb広告の種類を一覧にして、これから本格的にWeb広告に取り組みたい方にわかりやすく紹介します。目的に応じたWeb広告の選び方やポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

Web広告とは?

Web広告とは、インターネット上の広告媒体に掲載される広告のことです。

Web広告市場は、モバイル端末の普及やインターネット広告技術の進化によって2005年頃から急速に成長しました。2021年の調査では、インターネット広告費はマス4媒体の広告費の合計を初めて超える2兆7,052億円(前年比121.4%)となりました(※)。

Web広告には、さまざまな種類があります。文字のみの広告、静止画像やGIF画像を使った広告、動画広告など表現方法も多様です。そして、Web広告はインターネット環境やデバイスの進化に応じて常にアップデートされています。そのためWeb広告を出稿したい人は、広告の最新情報をチェックしたうえで、予算や目的に応じて最適なものを選択する必要があります。

※データ引用元:株式会社電通 調査レポート(2022年03月09日)より

Web広告のメリット・他の広告媒体との違い

Web広告は他の媒体とどのように異なり、どのようなメリットがあるのでしょうか。Web広告の種類について詳しくご紹介する前に、Web広告ならではの特徴をおさらいしておきましょう。

効果測定・効果検証がしやすい

Web広告はGoogle Analytics(Google社が無料で提供するWeb解析ツール)などのさまざまなツールを活用して広告効果の検証を行うことができます。広告の成果を計る指標はさまざまあり、広告がクリックされた回数や表示された回数、動画広告であれば視聴回数などがあります。このような指標をもとに広告効果を検証し、予算や出稿媒体、広告クリエイティブを見直しできることがWeb広告の特徴です。

少ない費用ではじめられる

インターネット広告はマス媒体(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)へ広告を掲載する費用と比べて、少ない予算ではじめることができます。たとえばクリック課金型(※課金方式の詳細は後述)のリスティング広告は、安い場合で1クリックあたり数十円です。予算の上限を決めて範囲内で運用するように設定することもできます。費用を抑えてスモールスタートができるのが、取り組みやすいポイントです。

細かくターゲティングができる

従来のマス媒体の広告では、ターゲットとなる媒体の視聴者・読者を年齢・性別・居住地域などの大まかな属性で分けることが一般的でした。しかしWeb広告では、上記のようなユーザー属性はもちろん、興味・関心のあるジャンル、検索したことのあるキーワード、Webサイトの訪問履歴などでもターゲット層を絞り込むことができます。精度の高いターゲティングを行うことで、狙った人に効率的に広告メッセージを届けられることがWeb広告のメリットです。

クリエイティブの修正・改善がしやすい

マス媒体の広告はWeb広告に比べて費用が高額です。また入稿時には完成形のデータを納めなければならず、その後の変更はできないケースが多くなっています。そのためマス媒体の広告では、さまざまなパターンの広告クリエイティブを試すことは一般的に難しいです。一方Web広告は、予算や掲載期間を柔軟に設定できます。そのため、広告クリエイティブ(キャッチコピー、画像、動画など)を改善しながら、実際の広告で効果を検証することが可能です。Web広告では、特定の要素を変更した2パターンの案を比較検討する「A/Bテスト」もよく行われます。

Web広告・課金方式の種類

Web広告のさまざまな種類を理解するためには、Web広告の課金方式に関する知識が必要です。この項では、Web広告の代表的な課金方式の種類について紹介します。

クリック課金(CPC)

クリック課金とは、広告がクリックされるごとに広告費用が発生する課金の仕組みのことです。クリック課金方式の1クリックあたりの単価はCPC(Cost Per Click)と呼ばれます。この課金方式の場合、広告がクリックされた回数に応じて料金が発生するため、広告が表示されただけでは費用はかかりません。そのため、商品・サービスの購入を後押しするWebページに誘導したい場合など、Webページへの遷移を目的とする場合に向いています。

クリック課金方式が採用されている広告の代表的な例は検索連動型広告です。そのほかディスプレイ広告にもクリック課金方式を選択できるものがあります(※広告種別の詳細は後述します)。

クリック課金のメリットは、上記のようにWebページへの訪問数が確保でき、費用対効果も明確なことが挙げられます。一方デメリットとしては、広告表示の回数は保証されないこと、誤クリックやすぐに離脱してしまうユーザーのクリックも料金に含まれてしまうことなどがあります。

また、クリック単価は入札価格や広告ランク(広告の質)をもとにオークション形式で決まります。クリック単価は競合が多いほど高額になるため、予算配分などの運用ノウハウが必要であることも注意しなければならないポイントです。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金とは、広告が表示される回数に応じて広告料金が発生する課金方式のことです。広告が1,000回表示されるごとに課金される仕組みが一般的で、この単価のことをCPM(Cost Per Mille)と言います(Milleはラテン語で1,000の意味)。インプレッション課金が採用されている代表的な広告の種類は、ディスプレイ広告や動画広告です。

インプレッション課金のメリットは、広告の表示回数が担保されている点です。一定の広告露出量を確保したい場合に向いています。消費者との接点を増やし、潜在的なニーズを持つ層の興味を引くようなクリエイティブで訴求することで、消費者の頭のなかに商品・サービスの印象を残すことができます。

一方デメリットは費用対効果がわかりにくいことです。広告が表示されたとしても「ユーザーが広告を認識しているか」「広告を見たあとのアクションにつながっているか」はわかりません。そのためインプレッション課金型の広告は、サイト訪問数などの直接的な効果ではなく、露出回数を増やすことで商品・サービスの認知を高めたい場合に向いています。

エンゲージメント課金(CPE)

エンゲージメント課金とは、広告に対してユーザーが能動的な反応(エンゲージメント)をしたときに広告費用が発生する課金方式です。エンゲージメントの種類は、シェア・いいね・広告画像のオンマウス・コメント・返信などさまざまなパターンがあります。1エンゲージメントあたりの広告単価はCPE(Cost Per Engagement)と言います。

エンゲージメント課金が採用されている代表的な広告の種類はTwitterやFacebookなどのSNS広告です。エンゲージメント課金のメリットは、ターゲットの能動的な反応にのみ広告費用をかけられることです。

クリック課金では、「なんとなく上位に表示されたから見てみたクリック」や「誤って押したクリック」の見分けはつかず、同じ1クリックとして課金されます。一方、エンゲージメント課金の場合、シェアやいいねなどの行動を取る人は、前提として広告の商品・サービスに対して興味・好感を持っていることが予想できます。

そのためエンゲージメント課金は「SNS上での潜在顧客とのつながりの創出」や「シェア効果による商品情報の拡散」などを目的とする場合に向いています。

成果報酬課金(CPA)

成果報酬課金は、設定したコンバージョン(CV)を達成した場合に広告費用が発生する課金方式です。成果報酬課金の1CVあたりの単価はCPA(Cost Per Acquisition)と呼ばれます。

設定できるCVポイントはさまざまで、商品購入、申込完了、会員登録完了、資料請求完了などを目標にするのが一般的です。

成果報酬課金が採用される代表的な広告の種類はアフィリエイト広告です。広告を出稿したい人はアフィリエイトサービスを展開しているASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に登録し、CVポイントや広告単価を設定します。その後、ASPを利用しているアフィリエイターが自身のブログなどで商品を紹介することで広告が表示される仕組みです。

成果報酬課金のメリットは、商品・サービスの購入やその一歩手前の資料請求など、広告の最終ゴールに近いアクションに対して費用をかけられることです。

視聴課金(CPV)

視聴課金は、動画が視聴されたときに広告費用が発生する課金方式です。視聴課金の広告単価はCPV(Cost Per View)と言われます。

視聴課金が適用されるのは動画広告です。とくにYouTubeの動画再生中に表示されるインストリーム広告などが視聴課金方式の代表的な例です。

課金の基準となる視聴条件(動画を視聴した秒数など)は媒体や広告枠によって異なります。たとえばYouTubeのスキップ可能なインストリーム広告の場合、30秒以下の動画では視聴完了が課金の条件です。また動画が30秒より長い場合は、30秒以上視聴されると課金されます。

視聴課金のメリットは、インプレッション課金のように「広告が表示された」だけでなく、一定時間再生され、広告を見られた可能性の高いアクションに対して費用を使えることです。

Web広告の種類

Web広告の種類は、大きく下記の10種類に分けられます。

以下の項目でそれぞれの広告種別の概要と特徴、課金方式、その広告がどのような場合に適しているかをご紹介します。

  1. リスティング広告・検索連動型広告
  2. ディスプレイ広告
    1. アドネットワーク広告・DSP
  3. 動画広告・YouTube広告
  4. SNS広告
    1. Facebook
    2. Twitter
    3. Instagram
    4. LINE
  5. リターゲティング広告
  6. 純広告
  7. 記事広告・タイアップ広告
    1. ネイティブ広告(ネイティブアド)
  8. アフィリエイト広告・リワード広告
  9. デジタル音声広告(デジタルオーディオアド)
  10. メール広告

リスティング広告・検索連動型広告

リスティング広告とは、検索サイトの検索結果画面に表示されるテキスト形式の広告のことです。ユーザーが検索したキーワードに応じて広告が表示されることから、検索連動型広告とも呼ばれています。リスティング広告を提供している主な媒体は、Google(Google Ads)とYahoo!(Yahoo!広告)です。

リスティング広告は、特定の検索キーワードに対して広告を出稿します。課金方式はクリック課金です。

ユーザーがキーワードを検索した場合、検索画面の上部・下部にはそのキーワードに対して出稿している広告主の広告が表示されます。同じキーワードに対して複数の広告が入稿されている場合、「広告ランク(Googleの場合)」「オークションランク(Yahoo!の場合)」に応じて表示場所が変わります。

広告ランクは、上限クリック単価(1クリックに対して払える上限予算)や広告とランディングページの質(広告の文章とリンク先ページの内容に相違がないか)などの要素で決まります。掲載位置は、広告ランクの指標が高いほど優位な順位で掲載されます。

クリック単価は、同じキーワードを希望している広告同士のオークション形式で決定されます。実際の広告単価は「掲載順位が1つ下の競合相手の広告ランクを上回るために最低限必要な金額のみ」が請求されるため、設定した上限クリック単価を下回ることがほとんどです(※)。クリック単価の相場は、キーワードによって1クリック数十円~数千円と幅広いです。

リスティング広告は「知りたい」「買いたい」など、情報を求めて自発的に検索した人に対して表示される広告です。そのため他の広告よりもクリック率が高いことが特徴です。このことからリスティング広告は、購入を後押しするLP(ランディングページ)への誘導や、競合が多いサービスの認知獲得を目的とする場合などに向いています。

※引用元:Google広告ヘルプ 実際のクリック単価(CPC)

代表的な媒体Google、Yahoo!
特徴ユーザーの検索キーワードに対して、検索結果画面上に表示される。
課金方法クリック課金
選び方(こんな場合におすすめ)・購入・問い合わせ・資料請求などを促すページ(LP)ヘ誘導したい場合
・競合が多い商品・サービスで認知を高めたい場合(リスティング広告によって検索結果の上位に表示させ、商品・サービスの紹介ページヘ誘導する)

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webメディア内の広告枠に掲載される広告全般のことです。画像を掲載する広告はバナー広告とも言われます。広告枠によっては動画や画像とテキストを組み合わせて表示できる場合もあります。ディスプレイ広告の特徴は、画像や動画などのビジュアル要素を活用し、商品やサービスを魅力的に訴求できることです。

ディスプレイ広告が掲載できる主な媒体はGoogle、Yahoo!とその提携媒体です。課金方式は、広告枠に応じてクリック課金やインプレッション課金の場合があります。

ディスプレイ広告は掲載方法や運用方法による種別もあります。それが後述する「アドネットワーク広告・DSP」「純広告」です。

ディスプレイ広告の多くは「アドネットワーク」と呼ばれる複数のWebサイトの広告枠を集めたネットワークを活用して配信されています。その代表が「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」「Yahoo!ディスプレイ広告 運用型(YDA)※」です。

一方、Yahoo! JAPANトップページの大きな広告枠に表示されるような広告は、決まった広告枠を一定期間予約し、出稿するものです。このようなタイプの広告はディスプレイ広告のなかでも「予約型広告」や「純広告」と呼ばれています(※詳細は後述)。

ディスプレイ広告の料金の相場は、クリック課金型のアドネットワーク広告で1クリックあたり数十円~数百円ほど。純広告は集客力の高いメディアや注目度の高い広告枠の場合、掲載期間・表示回数保証で数十万円~数千万円になる場合もあります。

※「Yahoo!ディスプレイ広告 運用型」は旧称「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」からリニューアルされた新しい名称です。

代表的な媒体Googleディスプレイネットワーク(GDN)、Yahoo!ディスプレイ広告 運用型(YDA)
特徴・画像・動画などのビジュアルで訴求できる。
・アドネットワークを活用して多くのサイトに配信できる。
課金方法クリック課金またはインプレッション課金(予約型の純広告は掲載期間の買い切り)
選び方(こんな場合におすすめ)・画像・動画などを活用し、商品・サービスの認知を高めたい場合
・アドネットワークを活用して効率的に露出を増やしたい場合

アドネットワーク広告・DSP

アドネットワーク広告とは、複数のWebサイトやアプリ、SNS、ブログなどの広告媒体を集めて広告配信

ネットワークを築き、そのネットワークにまとめて広告を掲載する広告配信の仕組みのことです。さまざまな媒体に広告を掲載することができるため、多くのユーザーに広告の情報を届けることができます。

また、アドネットワークが登場する以前、複数のサイトに広告を掲載したい場合は個々の媒体運営会社に申し込みを行い、それぞれの仕様に合ったデータや原稿を用意する必要がありました。しかし、アドネットワークでは、GoogleやYahoo!のパートナー代理店に広告運用を一括して委託するのが一般的なため広告主の手間も軽減できます。アドネットワークの後に登場した技術に「DSP」があります。DSPとはDemand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略で、広告主が複数のアドネットワークに効率的に広告配信を行うためのツールのことです。広告の買い付けや配信を自動化し、一括管理できることから近年の広告運用に多く取り入れられています。DSPは広告運用のためのプラットフォームの総称ですが、DSPを活用して広告を配信することから、Web広告の種別のように「DSP広告」と呼ばれることもあります。

動画広告・YouTube広告

動画広告とは、Web広告のなかでも動画を活用して商品やサービスをPRする広告のことです。動画広告にもさまざまな種類がありますが、大きく「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」の2種類に分けられます。

インストリーム広告とは、動画コンテンツ本編の冒頭・途中・終わりなどに流れる広告です。インストリーム広告の代表的な例は、YouTubeで配信される動画の前や後に流れる広告などです。また、インストリーム広告には、広告を途中でスキップ可能な「スキッパブル型」とスキップできず、広告を最後まで見ないと本編を視聴できない「ノンスキッパブル型」があります。

アウトストリーム広告とは、Webサイトの広告枠やSNSのフィードなどに表示される動画を活用した広告のことです。アウトストリーム広告の指す範囲は広いですが、動画本編のなかで再生される広告(インストリーム広告)と区別してこのように呼ばれています。ディスプレイ広告のクリエイティブに動画を活用する場合もこれにあたります。

さらにWebメディアの記事やSNSのフィードの中に表示される動画広告を「インリード広告」、バナー広告枠に掲載される動画広告を「インバナー広告」と呼ぶこともあります。

動画広告の課金方式は、YouTubeなどのインストリーム広告の場合、視聴課金方式であることが一般的です。アウトストリーム広告については広告枠によって視聴課金、インプレッション課金、クリック課金などさまざまです。動画広告のメリットには、動画と音声で人目を引き付けることができること、静止画や文字より多くの情報を伝えられることなどがあります。全体像や動く様子を見せたい商品など、動画の方が商品・サービスの魅力がよりよく伝わる場合には、動画広告を選択するのがおすすめです。

代表的な媒体YouTube、Google、Yahoo!など
特徴・動画と音声で注目を集められる。
・商品・サービスの魅力を詳しく訴求できる。
課金方法視聴課金、インプレッション課金、クリック課金
選び方(こんな場合におすすめ)・動きや音があったほうが商品の魅力が伝わる場合
・YouTubeの視聴者層と商品のターゲット像がマッチする場合

SNS広告

SNS広告とは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上に掲載する広告のことです。SNS広告が掲載できる媒体は数多くありますが、日本国内において代表的なのはFacebook、Instagram、Twitter、LINEなどです。

SNS広告は、各媒体によってユーザー属性が異なること、さまざまな広告フォーマットがあること、シェアやいいね、リツイートなどで情報拡散が期待できることなどが特徴です。課金方式は、エンゲージメント課金、インプレッション課金、クリック課金、視聴課金などがあります。

また、SNSは媒体ごとに独自の会員データやユーザーの行動データ(=ファーストパーティクッキー)を保有しており、精度の高いターゲティングができることがメリットです。近年、Web広告の配信に使用されるデータであるサードパーティクッキー(※)の使用を規制する動きが加速していますが、このような新しい課題に対応できる広告であることも注目すべきポイントです。

以下の項目では、代表的なSNSメディアの特徴と各メディアの広告の種類をご紹介します。

※アクセスしたサイトとは異なるドメインが発行したアクセス履歴などの情報のこと。Web広告の配信技術では、Cookieデータを横断的に活用することでリターゲティング(※後述)を行っています。

代表的な媒体Facebook、Instagram、Twitter、LINEなど
特徴・媒体によって個性がある。
・ターゲティング精度が高い。
・ユーザー間での拡散が期待できる。
課金方法エンゲージメント課金、インプレッション課金、クリック課金、視聴課金など(広告枠によって異なる)
選び方(こんな場合におすすめ)・精度の高いターゲティングで潜在的な顧客に効果的にアプローチしたい場合
・「広告」 っぽくないクリエイティブでターゲット層との距離を縮めたい場合

Facebook

Facebookは全世界で月間29億人(2021年12月時点)のアクティブユーザーを持つSNSメディアです。実名性が高く、ビジネスシーンでも活用されています。30代〜40代の利用者が多いことも特徴です。

Facebook広告は、4つの配信先を選択することができます。その4つとは「Facebook」「Instagram(運営元が同じMeta社のため)」「Messenger(メッセンジャー)」「Audience Network(オーディエンスネットワーク)」です。

もっともわかりやすいのは「Facebook」で、Facebookのニュースフィード面(タイムライン)に表示される「インフィード広告」が代表的です。そのほかにも、1つの広告に複数の画像・動画を表示し、 それぞれ別のリンクを付けられる「カルーセル広告」やFacebookストーリーズに表示される「ストーリーズ広告」などがあります。

Twitter

Twitterは、1回で最大140文字(日本語の場合)までのメッセージを投稿できるSNSメディアです。全世界にユーザーがおり、デイリーアクティブユーザーは2億人以上。ユーザー層は20代が多く、年齢があがるほど男性の割合が増えると言われています。

Twitterの特徴はリツイート(シェア)が盛んに行われ、情報の拡散性が高いことがあります。また、短いメッセージを簡単に投稿できるため、リアルタイム性が高いことも特徴です。

Twitter広告の配信面は「プロモアカウント」「プロモツイート」「プロモトレンド」の大きく3つに分類できます。

プロモアカウントは、自社やサービスが公式として運用するアカウントのフォロワー数増加を目的とする広告です。ユーザーの閲覧履歴や興味の傾向に応じて「おすすめユーザー」としてアカウント情報が表示されます。

プロモツイートは、タイムライン上に表示される広告です。ユーザーがフォローしているアカウントのツイートの間に広告が差し込まれるため、違和感なく広告に接触してもらうことができます。

プロモトレンドは、Twitterのトレンド欄に表示される広告です。Twitterのトレンド欄はリアルタイムなニュースを反映してインターネット上で話題になることがよくあります。そのためプロモトレンドは、話題性を高めたい広告や短期間のキャンペーンの告知などに活用されることが多いです。

Instagram

Instagramは画像や動画を投稿するSNSです。10代〜20代の利用者が多く、とくに女性のユーザー割合が多いのが特徴です。

Instagramの広告配信面は「フィード」「ストーリーズ」「発見タブ」の3つがあります。

これらの配信面に合わせて、タイムラインに表示される広告は「フィード広告」、24時間以内に消える投稿「ストーリーズ」の間に掲載される広告は「ストーリーズ広告」、ユーザーの嗜好に合わせたおすすめのコンテンツ「発見タブ」に表示される広告は「ディスカバリー広告」と呼ばれています。広告フォーマットの種類も豊富で、写真、動画、カルーセルなどさまざまな表現方法ができます。ビジュアルを活用しブランドイメージを訴求することができるため、ファッション・美容などの広告に多く活用されています。

LINE

LINEは、年齢・性別を問わず幅広い層に定着しているメッセージアプリです。特徴は、毎日使うユーザーが85%とアクティブ率が高いことです。広告配信面の種類が非常に多く「タイムライン」「LINE NEWS」「LINEマンガ」「LINE BLOG」「LINEポイント」「LINEショッピング」「Smart Channel」「LINE広告ネットワーク」など10種類以上があります。それぞれの配信面の特徴を理解したうえで、商品・サービスのターゲットや広告の目的と合った配信面を選択することが、LINE広告をうまく活用するポイントです。

リターゲティング広告

リターゲティング広告とは、自社のWebサイトに1回以上訪れたことのあるユーザーに広告を配信することです。広告のターゲティング方法・配信方法を表す言葉で、リターゲティングの手法を活用した広告配信は検索広告、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告などで広く用いられています。「リマーケティング」と呼ばれることもありますが、意味はほぼ同じです。リターゲティング広告の特徴は、商品情報を閲覧したことのある購入する可能性の高い人に、再度広告を表示することでリマインドや購入の後押しができることです。Webマーケティング戦略では「サイトは閲覧したが購入せずに離脱した人の追客」や「リピーターのCV促進」などを目的にリターゲティング広告が活用されています。

純広告

Web広告における純広告とは、メディアが提供する広告枠で一定期間広告を掲載する権利を買い取り、出稿する広告のことです。

「ディスプレイ広告」の項目でもご紹介したように、純広告の代表的な媒体にはYahoo! JAPANトップページの大きな広告枠「ブランドパネル」などがあります。このような広告は、広告枠を事前に一定期間予約して広告を掲載するため予約型広告とも呼ばれています(Yahoo!広告の場合「Yahoo!ディスプレイ広告 予約型」という名称で提供されています)。

純広告は、掲載場所が決まっていることや掲載期間・広告の表示回数が保証されていることが特徴です。ただし、集客力の高いWebメディアの純広告は広告費用も高額であることが一般的です。

代表的な媒体Yahoo!などの比較的大規模なWebメディア
特徴・広告の掲載場所・掲載期間が決まっている。
・広告費用が比較的高額である。
課金方法掲載期間保証、表示回数保証など
選び方(こんな場合におすすめ)・集客力の高いメディアに広告を掲載しリーチを増やしたい場合
・テレビCMなどマス広告と連動しリマインド効果を狙いたい場合

記事広告・タイアップ広告

記事広告、タイアップ広告とは、メディアに掲載される記事風の広告のことです。

明らかに「広告」とわかるコンテンツはユーザーから敬遠されることがあります。一方、記事広告・タイアップ広告はメディアが配信するコンテンツの一部として掲載媒体の記者や編集者、広告制作会社などが協力し、読み物としてもおもしろい広告を作ります。そのため違和感が少なく、ユーザーに自然に読んでもらうことができます。また、掲載メディアとのタイアップ広告の場合、メディアが商品・サービスを推奨しているような印象を与えることもできます。

記事広告やタイアップ広告を掲載できる媒体は、ニュース系メディア、ビジネス系メディア、女性向けメディア、ライフスタイル系メディア、マーケティングメディアなどさまざまです。とくに新聞社や雑誌社などマス媒体企業が運営するWebメディアが有名です。

なお、記事広告やタイアップ広告と似た意味を表す言葉に「ネイティブ広告」があります。ネイティブアドについては次項で説明します。

代表的な媒体朝日新聞デジタル(ニュース系)、東洋経済ONLINE(ビジネス系)、マイナビウーマン(女性向け)、新R25(ライフスタイル系)、MarkeZine(マーケティング系)など
特徴・記事形式で商品・サービスの特徴を詳しく訴求できる。
・広告として敬遠されづらい。
課金方法掲載費用(掲載期間保証、表示回数保証)+記事制作費
選び方(こんな場合におすすめ)・商品・サービスの特徴を詳しく訴求したい場合
・人気メディアの編集力・信頼性・集客力を活用したい場合

ネイティブ広告(ネイティブアド)

ネイティブ広告(ネイティブアド)は、メディア内のコンテンツの一部として配信される広告のことです。記事と広告が違和感なく並んで表示されることで、広告が表示されることによるユーザーのストレスを軽減することや、自然にクリックされやすくなるなどの効果が期待できます。

前項で紹介した記事広告・タイアップ広告は、ネイティブアドの表現手法のひとつです。またWebメディアやSNSのタイムラインのなかに溶け込ませるように表示されるディスプレイ広告やSNS広告、検索結果にまぎれて表示されるリスティング広告も広義の意味でネイティブ広告と言えます。

アフィリエイト広告・リワード広告

アフィリエイト広告とは、成功報酬型広告のことで、ユーザーが広告をクリックし、広告主のサイト内で設定したCV(商品購入など)を達成することで費用が発生する広告のことです。同じ成功報酬型の広告を表す「リワード広告」はアフィリエイト広告の一種です。

まず、広告主はアフィリエイトサービスを展開しているASP(アプリケーションサービスプロバイダー)に広告を出稿し、目標とするCV(商品購入、申込完了、会員登録完了、資料請求完了など)を設定します。その後、ASPに属するポイントサイト・比較サイトなどのアフィリエイトサイト、個人ブロガー(アフィリエイター)は自身のサイトの内容にあった広告を掲載します。ユーザーが広告をクリックし、設定したCVを達成するとASPを経由してアフィリエイトサイトや個人のアフィリエイターに報酬が支払われる仕組みです。

アフィリエイト広告の特徴は、成果(CV)につながらないクリックには費用が発生せず、費用対効果が高いことです。成果に対する報酬は広告主が決めることができるため、オークション形式で費用が決まるリスティング広告などと比べて予算変動が少なく、低リスクであることもポイントです。

代表的な媒体バリューコマース、A8.net、もしもアフィリエイト、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなど
特徴CVにつながらないクリックには費用が発生せず、費用対効果が高い。
課金方法成果報酬型
選び方(こんな場合におすすめ)・最終的なCV(商品購入など)を目的に広告を出したい場合
・費用対効果が高く、予算のコントロールがしやすい広告を出したい場合

デジタル音声広告(デジタルオーディオアド)

デジタル音声広告とは、音楽配信サービス、インターネットラジオなどで配信される音声広告のことです。従来の音声広告はラジオ広告が代表的でしたが、Web広告の分野ではインターネットを通じて音声番組を配信する「ポッドキャスト」や音楽配信サービス「Spotify」、インターネットラジオ「radiko」などの番組中に流れる広告が増えています。

Spotify(スポティファイ)

Spotifyはサブスクリプション方式の音楽配信サイトです。音楽配信というサービスの特性上、滞在時間が長いことが特徴です。広告は無料会員にのみ配信されます。好みの音楽ジャンルによって広告配信先をターゲティングすることも可能です。

radiko(ラジコ)

パソコンやスマートフォンからラジオが聞けるインターネットラジオアプリです。聞き逃した番組もさかのぼって聞くことができます。radikoオリジナルの広告メニューでは、全国の放送局から取得した差し替え可能な広告枠に広告を配信できます。

ポッドキャスト

音声番組配信サービスの総称。音声番組はApplePodcastsやGooglePodcasts、Spotify、Amazon Musicなどのさまざまなプラットフォームに配信されます。最近では、ラジオ局・新聞社などの大手メディアが配信するポッドキャスト番組に音声広告を配信することができるデジタル音声広告のアドネットワークも登場しています。

デジタルオーディオアドは、従来のラジオのように音声で人の記憶に残る広告表現をできることに加え、Web広告の強みであるターゲティングも可能です。たとえばユーザー属性や聴取コンテンツ、エリアなどに合わせて広告を配信することができます。

オーディオブックのAudible(オーディブル)、音声配信サービスのvoicy(ボイシー)、音声SNSのClubhouse(クラブハウス)など、オーディオメディアは近年増え続けており、比較的新しい媒体として注目を集めています。

代表的な媒体Spotify、radiko、ApplePodcastsなど
特徴音声で印象に残る広告を配信できる。ターゲティングができる。
課金方法インプレッション課金、再生課金など
選び方(こんな場合におすすめ)・自動車利用者やスポーツ中の人など音声メディアのユーザー層に向けて広告を出したい場合
・音楽ジャンルでターゲティングして広告を配信したい場合

メール広告

メール広告とは、主にメールマガジンのなかで商品・サービスのPRを行う広告のことです。

多くの会員情報を持つ通販事業者やWebメディアは、その会員ネットワークを活かし、自社の会員に配信するメールマガジンに広告を掲載する権利を販売しています。

ECサイトやWebメディアには、そのサービスを支持する層が会員登録をしているため、ユーザー属性が明確であることが特徴です。このようにメール広告は、メールマガジンの会員属性が広告のターゲットにマッチする場合に効果を発揮する広告手法です。

代表的な媒体マイナビニュース(ニュース系)、OZmall(女性向け)、ニッセン(ECサイト)など
特徴Webメディア・ECサイトなどの会員向けメールマガジンに広告を出せる。
課金方法配信課金型
選び方(こんな場合におすすめ)・対象のWebメディア・ECサイトの会員属性と商品のターゲットがマッチする場合
・リスティングやディスプレイ広告ではアプローチできない層に情報を届けたい場合

Web広告の選び方

上記でご紹介したようにWeb広告には多くの種類があり、どのWeb広告を採用すべきかは広告のターゲット層や目的によって異なります。

ここでは、ターゲットを大きく「未知・無関心層」「潜在層」「準顕在・顕在層」の3つに分け、それぞれの層に対しどのような反応・アクションを求めるかを分類したうえで、マッチする広告種別をご紹介します。

未知・無関心層に対するアプローチ

広告の対象となる商品・サービスをまだ知らない人や、商品・サービスに対してまだ興味がない層へアプローチしたい場合、広告の目的は需要喚起や認知拡大、ブランディングが中心です。

この場合、なるべく多くの潜在的なニーズがあると思われる層にアプローチできる広告や、広告の内容で商品・サービスのベネフィットをわかりやすく訴求できる広告を選ぶことがおすすめです。

需要喚起が目的の場合純広告、ディスプレイ広告、動画広告など
認知拡大が目的の場合純広告、ディスプレイ広告、記事タイアップ広告、動画広告など
ブランディングが目的の場合純広告、記事タイアップ広告、動画広告など

潜在層に対するアプローチ

潜在層とは「いつか買いたい」「あったら便利そう」など潜在的なニーズはあるが、まだ購入などをする意志が固まっていない消費者のことです。潜在層の気持ちを高めることが目的の場合、商品・サービスの魅力を詳しく説明できる広告を選ぶことがポイントです。広告から誘導したランディングページや動画広告で、商品を購入することで得られるベネフィットを想像させることで「買いたい」気持ちを高めることにつながります。

動画再生の場合SNS広告、動画広告・YouTube広告など
ブランディングが目的の場合リスティング広告、SNS広告、動画広告・YouTube広告など

準顕在・顕在層に対するアプローチ

準顕在・顕在層とは、購入まであと一歩のところにおり、なにかのきっかけや後押しがあれば購入に至る層のことです。この層にアプローチしたい場合は、情報のリマインドやクリックを促す広告が有効です。

リマインドや顧客との継続的な関係維持にはリターゲティング広告、顕在化したニーズを含むキーワードを検索する人に対しては、リスティング広告がおすすめです。

リマインド・関係維持→リターゲティング広告(ディスプレイ広告)など

顕在層のコンバージョン→リスティング広告、SNS広告、リターゲティング広告(ディスプレイ広告)など

Web広告の選び方には、静止画バナーを活用するのか、動画広告にするのかなど広告クリエイティブにも選択肢があります。広告クリエイティブを検討する際には、商品・サービスの特性や出稿先媒体の特性、制作にかけられる予算・工数などを考慮して選択するようにしましょう。

Web広告の始め方・流れ

Web広告に出稿するのが初めての場合や、新しい商品・サービスの広告を出す場合「どのWeb広告を選んでいいかわからない」と迷ってしまう場合もあると思います。ここでは、Web広告に初めて取り組む際の手順を紹介します。

Web広告を出稿する際には、まず1カ月にかけられる広告予算を確認します。

そのうえで、予算が少ないようであれば、まずは自社運用でスモールスタートするのがおすすめです。また、1カ月10万円程度の広告予算があれば、広告運用を専門の会社に外注する相談もできます(最低予算は場合によって異なるため詳細はご確認ください)。

自社運用でスモールスタートする場合

自社運用で、まずは少ない予算でWeb広告に取り組みたい場合は、リスティング広告がおすすめです。リスティング広告は、CVに近い見込み顧客に効率的にアプローチすることができ、コストパフォーマンスに優れています。広告代理店などを経由せず企業や個人が直接運用しているケースも多く、運用ノウハウを提供するセミナーなども充実しています。。

その後は、少額でリスティング広告を運用しながら少しずつ成果を上げ、予算を拡大していきます。広告予算が増えた段階で、運用の手間が負担になる場合や専門家に依頼することでより効果を高めたい場合には、Web広告の実績がある広告会社・制作会社に相談するとよいでしょう。

専門の会社に広告運用を委託する場合

Web広告を最適化して運用するには専門知識や最新情報への理解が必要です。そのため広告予算がある程度確保できる場合は専門の会社に委託するのがおすすめです。

Web広告の運用を委託できる会社は、広告代理店、Web制作会社、動画制作会社などの選択肢があります。会社の規模、得意分野などはそれぞれですが、どの会社の場合も予算や広告の目的を伝えれば最適な広告の種類を提案してもらうことができます。

また、Web広告に関する業務は広告運用だけでなく、クリエイティブ(画像、動画、原稿など)の制作もあります。上記のなかでも制作系の会社は、手間のかかる広告クリエイティブの制作までワンストップで委託することが可能です。

まとめ:Web広告の種類を把握、トライ&エラーで最適化しよう

Web広告にはたくさんの種類があり、今も進化が続いています。

新しい広告媒体の登場や既存のWeb広告のアップデートなど、すべてを把握することは難しいものですが、大まかな広告種別や課金方式、適するシチュエーションなどを把握することは大切です。

さまざまな広告やクリエイティブを試すなかで、トライ&エラーを繰り返しながら最適化できるのがWeb広告の最大の利点です。専門のノウハウを持った広告会社や制作会社の力も借りながら、Web広告のより効果的な活用を目指しましょう。

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