【YouTubeショート動画】再生回数の伸ばし方|アルゴリズムや注意点も紹介

動画マーケティング
公開日:2023年7月7日 / 最終更新日:2023年7月6日
【YouTubeショート動画】再生回数の伸ばし方|アルゴリズムや注意点も紹介
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VIDWEBコラム編集部
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YouTubeショートは比較的新しいサービスであり、収益化が開始されたばかりです。このような状況下で、YouTubeショートの再生回数の伸ばし方がわからずにお悩みの方も多いでしょう。

この記事では、YouTubeショートのアルゴリズムや注意点について詳しく解説します。さらに、再生回数を増やすための方法も紹介します。チャンネルの登録者数や再生回数を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。

YouTubeショートの伸ばし方のポイントとは?

YouTubeショートの伸ばし方のポイントは以下の2点です。

  • おすすめ(ホーム画面)に表示されるショート動画を制作する
  • ショート動画を量産してPDCAサイクルを高速で回す

それぞれについて説明します。

注)YouTubeショートはサービス開始から時間が経っていないため、公式はアルゴリズムの詳細を開示していません。ここで紹介する内容は、YouTubeで働いている技術チームのメンバーのチャンネル、YouTubeショートを独自に分析している企業、クリエイターの情報を参考にしています。

おすすめ(ホーム画面)に表示されるショート動画を制作する

YouTubeショート動画は、「おすすめ(ホーム画面)」に表示されることで再生回数や登録者数を増やすことができます。YouTube公式は、おすすめ表示に影響を与える要素について、次のように説明しています。

動画のおすすめ機能に影響を与える要因は何ですか?

視聴者の再生履歴、動画のパフォーマンスやエンゲージメントに関する指標が YouTube のシステムに影響を与えます。また、最終的に視聴者があなたの動画にたどり着くかどうかは、外部の要因にも左右されます。

引用:YouTube ヘルプ「動画を見つけてもらうためのヒント」

このことから、おすすめ表示には以下のアプローチが有効であることがわかります。

  • 視聴者の再生履歴:ターゲットの再生履歴に基づく動画ジャンルを選択する
  • 動画のパフォーマンス:視聴者維持率を上げる動画構成を意識する
  • エンゲージメント:いいねやシェア、コメントを促す工夫を施す

上記3つの要素に注目してショート動画を制作することで、YouTubeショートの再生回数や登録者数を効率よく伸ばすことができます。

ショート動画を量産してPDCAサイクルを高速で回す

短期間でチャンネルの登録者数や再生回数を伸ばすためには、ショート動画を量産して、クリエイティブの勝ちパターンを見つけることが重要です。週に最低でも1〜2本のショート動画を投稿し、視聴維持率とエンゲージメント率の高いショート動画をピックアップして、PDCAサイクルを高速回転させましょう。

この段階では、ショート動画の一部のみを修正するケースも出てきます。「何度も似たようなショート動画を投稿したら良くないのでは?」と思うかもしれませんが、YouTubeショートは通常動画とは異なり、表示が邪魔だと思われるケースはほとんどありません。

なぜなら、ショート動画はすぐにスワイプできますし、そもそも通常動画を視聴しているユーザーとショート動画を再生するユーザーは視聴目的が異なるからです。当たりが出るまでコンテンツを投稿し続ける戦略には十分に価値があり、根気強く続けることでYouTubeショートの再生回数を伸ばせます。

YouTubeショート動画の作り方については、以下の記事で詳しく紹介しています。

YouTubeショートの再生回数を伸ばす8つの方法

現時点でわかっているアルゴリズム等を踏まえて、YouTubeショート動画を伸ばすための具体的な方法をまとめて紹介します。

1.人気キーワードをタイトルに含める

チャンネルの登録者数が少ない状況で新たにYouTubeショートを投稿するときは、必ずタイトルに人気キーワードを含めましょう。人気キーワードは、再生回数が50万回以上の動画で使用されているキーワードの抽出をおすすめします。また、タイトルと動画の内容が一致していることも重要です。

タイムパフォーマンスが重視される現代において、ショート動画の魅力は視聴者が手軽に視聴できるという点にあります。ニッチなテーマや専門的すぎるテーマでは、拡散はほぼ見込めません。

2.結末が予測できないタイトルをつける

YouTube公式のホーム画面では、アプリ、PCブラウザともにショート動画のタイトルとサムネイル(設定していない場合は動画の冒頭)が表示されます。タイトルは簡単に結末が予測できず、ユーザーが思わずタップ(クリック)したくなるようなものを考えましょう。

強い主張や逆張りヤバすぎる/伝説の/衝撃的/もうオワタ
極端な意見ブラック企業/販売禁止/これアウトですよね
問いかけこれなんなん?/え??????/まさかの/~ですよね?
まとめ~あるある/~との違い/~ランキング/診断方法

3.再生中も動画のテーマをテロップで表示し続ける

ショートフィード上では動画が自動再生されるため、タイトルよりも動画の冒頭が重視されます。動画のテーマやオチが伝わりにくいときは、冒頭から画面上にテロップで動画のテーマや問いかけを表示しておきましょう。

視聴者は理解に時間がかかる動画はすぐにスキップしてしまいます。一目見ただけで動画の背景を理解できるようにすることが大切です。

4.人気動画のパターンを真似る

人気のショート動画のパターンは以下の3つです。

  • 質問回答形式:視聴者が関心を持つ可能性のある質問を用意して出演者がその解答を提供する。
  • 寸劇形式:瞬時に動画に引き込み、視聴者の共感を集める。
  • まとめ形式:視聴者にとって有益かつ新しい情報を提供する。

これらはすでに視聴者が慣れ親しんでいるため、抵抗感なく視聴してもらえます。動画を量産したいときにもおすすめです。

5.人気の楽曲を使う

YouTubeショートには、著作権を気にせずに使える多くの楽曲が用意されています。ショート動画にBGMをつけるときは、なるべくはやりの人気曲を採用するようにしましょう。楽曲を聴くため、またはその楽曲を連想させるコンテンツを見つけるために、YouTubeショートを検索するユーザーも多くいます。

6.突っ込みどころのある背景を設定する

突っ込みどころのある背景を設定することで、高評価やコメント数を伸ばせます。企業であれば、お堅いイメージを崩した「中の人」感が伝わるコンテンツが親近感を呼ぶでしょう。良い意味で期待を裏切るコンテンツは、多くの視聴者を惹きつけます。

7.動画内でアクションを促す

ショート動画内で、高評価やコメントを促すアクションを入れましょう。主な方法は以下の通りです。

  • 出演者が直接視聴者に語りかける
  • 矢印アイコンでタップ(クリック)を誘導する
  • 高評価やコメント、シェアを促すテロップを入れる

動画の中盤、もしくは最後でアクションを促すことで、YouTubeからの評価が高まり再生回数を伸ばせます。また、関連する通常動画がある場合は、ショート動画からリンクを張って誘導することもできます。

8.コンテンツに統一感を出す

チャンネル登録につなげてファンを獲得するために、コンテンツに統一感を出しましょう。わかりやすく一貫性のあるブランドイメージを形成できます。企画はバラエティに富んでいても、出演者や背景を固定することで、視聴者の求めているテイストを提供できます。

ただし、YouTube参入直後は、さまざまな企画、投稿パターンを試して、勝ちパターンを探す期間を設ける必要があります。

YouTubeショートを伸ばすときの注意点

YouTubeショートを伸ばすときの注意点について説明します。

動画内に不快な要素を含めない

動画内に不快な要素は含めないようにします。インパクトを重視するあまり、誹謗(ひぼう)中傷に近い印象を与えてしまっては本末転倒です。視聴者がショート動画のメニューから「このチャンネルをおすすめしない」を選択してしまうと、登録者数が減少して表示回数が減ってしまいます。

ショート動画に適した設定にする

ショート動画の投稿設定は、通常動画とは異なります。以下のポイントに気を付けましょう。

  • 動画は60秒以内に収める
  • タイトルの後に「#Shorts」を追加する

これらの設定によって、YouTubeショート動画であると認識され、任意の場所に表示されたり、視聴者の関心を高められます。

YouTubeショート動画を伸ばして認知拡大につなげよう

YouTubeショートは通常動画とは異なり、登録チャンネル数が少ない時でもおすすめ表示される可能性があるため、新規顧客への認知拡大に有効です。昨今、チャンネル登録者数や再生回数を伸ばしている企業は、YouTubeショートをうまく活用しています。

YouTubeショート動画の制作については、コンテンツがスキップされないように、視聴者を飽きさせない視覚表現が重要です。ショート動画の伸ばし方や活用法がわからないとき、効率的にショート動画の勝ちパターンを見つけたいときは、動画の専門家に相談してみませんか?

株式会社VIDWEBは、YouTubeを含む幅広いジャンルの動画活用を支援する会社です。YouTubeに最適化した動画クリエイティブや、チャンネル運用の改善策をご提案します。YouTubeチャンネルの無料診断もありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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