実績動画について

「屋上で出会った騎士団長に、とりあえずガトリング砲をぶっ放してみた件」は、生成AIを活用してVIDWEBが自主制作したアニメーション作品です。現実の街並みが広がるビルの屋上で、制服姿の少女が異世界から現れた重装の騎士団長と対峙し、やがて巨大なガトリング砲をぶっ放すという、日常と非日常が交錯するアクション作品となっています。本作は、特定のクライアント案件としてではなく、生成AIがどこまで本物のアニメーションに近い映像を生み出せるのかを自分たちの手で検証し、その可能性を示すことを目的に制作しました。コミカルな設定と本格的な作画・アクションのギャップを軸に、短い尺でも見る人を引き込むエンターテインメント性を追求しています。仕上がりとしては、青空の下での静かな対峙から一転、火を噴くガトリング砲の迫力ある一撃へと展開する、緩急のついた映像となりました。複数のカットを通じて物語の流れを描き出し、まるで実際のアニメ作品のワンシーンを観ているかのような没入感を実現しています。

動画制作のポイント

本作で挑んだのは、複数のカットから成る、本物のアニメのような映像をAIで成立させることです。カットをまたいで連続するアクションの流れは、従来の「1カットごとに静止画を作成し、それを動かす」という手法では自然に表現することが難しく、本作ではシーケンスそのものを丸ごと生成する新しい手法を用いています。

このシーケンス一括生成の手法は、滑らかで連続性のある映像を生み出せる一方で、一般的には部分的な修正が難しくなるというトレードオフを抱えています。生成された映像の一部だけを調整しようとすると、全体の整合が崩れてしまいやすいのです。

そこで本デモでは、部分修正を可能にする独自のノウハウを併用し、このトレードオフを乗り越えました。一括生成ならではの流れの良さを保ちながら、必要な箇所には人の手で調整を加えることで、破綻の少ない完成度の高い映像へと仕上げています。新しい生成手法とVIDWEB独自の知見を組み合わせることで実現した、表現の到達点を示す一本です。