インフルエンサーとは

用語集
公開日:2020年10月12日 / 最終更新日:2024年12月17日
インフルエンサーとは
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VIDWEBコラム編集部
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インフルエンサーとは、世間に対して「強い影響力」を与える人のことです。影響や勢力という意味の英語「influence」と接尾辞「-er」が合わさってできた言葉です。

SNSが普及する前は、芸能人やスポーツ選手などがブーム等を巻き起こすインフルエンサーとして一般的でした。一般人でも影響力を持つ人が増えた今日では、他者の購買活動に強い影響を与える人全般を指す言葉として使われています。
インフルエンサーの影響力を利用して、企業が商品やサービスを宣伝する手法をインフルエンサーマーケティングと呼びます。

インフルエンサーの呼び名は媒体ごとに異なります。

  • Instagramは「インスタグラマー」
  • YouTubeは「ユーチューバー
  • ブログは「ブロガー」

インフルエンサーの分類

インフルエンサーは、SNSの「フォロワー数」に応じて大きく4つに分類されています。
それぞれ明確な分類分けの定義があるわけではないので目安としてご理解ください。

分類フォロワー数
メガインフルエンサー100万人以上
ミドルインフルエンサー10万人~100万人
マイクロインフルエンサー1万人~10万人
ライトインフルエンサー1,000人~1万人

メガインフルエンサー

インフルエンサーの中でも特に影響力を持つのがメガインフルエンサーです。フォロワー数が100万人以上と大規模であるため、世の中の多くの人に情報を届けることができます。
ジャンルを問わずさまざまな層から支持されているのが特徴で、芸能人や歌手、YouTuberなどテレビやメディアで活躍している有名人がメガインフルエンサーとして分類されます。

フォロワー数が多いと、インフルエンサーがフォロワー一人ひとりとコミュニケーションをとる機会が少なくなるため、双方向のつながりはそこまで強くない傾向にあります。

ミドルインフルエンサー

ミドルインフルエンサーは、フォロワー数が10万人~100万人のインフルエンサーです。メガインフルエンサーよりもフォロワーとの距離感が近いため結びつきも強く、エンゲージメント率が高くなりやすいことが特徴です。
料理やファッションなど特定のジャンルで活躍している人が多い傾向にあります。

インフルエンサーマーケティングの観点から見て、フォロワー数がより多いメガインフルエンサーより、エンゲージメント率の高いミドルインフルエンサーの方がマーケティング効果が高いとされています。

マイクロインフルエンサー

マイクロインフルエンサーは、フォロワー数が1万人~10万人のインフルエンサーです。
ミドルインフルエンサーよりもより狭いジャンルで活躍する人のことで、社会人や学生、主婦などの一般人が多いようです。ミドルインフルエンサーと同様に、フォロワーと密に交流ができるためエンゲージメント率が高いという特徴があります。

ライトインフルエンサー

インフルエンサーの中でも最もフォロワー数の少ないライトインフルエンサーは、一般人とマイクロインフルエンサーの中間的ポジションで、どちらかと言えば一般人寄りの存在です。
フォロワー数がそこまで多くないため距離感が近く、フォロワーと親密な関係を築きやすいという傾向があります。そのためインフルエンサーの中でアクティブなフォロワーの比率が高いとされています。

インフルエンサーとステルスマーケテイング

ステルスマーケティング(ステマ)とは、広告であることを公表せずに広告主に有利な評価をして宣伝することです。

売り込みを感じさせない宣伝ができるため、インフルエンサーを起用してステルスマーケティングを行っているケースもあります。
しかし、ステルスマーケティングを行っていたことが判明した場合、インフルエンサーと企業のどちらも信用が大きく失われ、今後の活動にも支障をきたしてしまいます。

インフルエンサーを起用したステルスマーケティングが判明した事例としては、2010年のペニーオークション詐欺事件が有名です。多くの有名人が、広告であることを伏せてペニーオークションで落札した商品をSNSで報告し、大きな問題となりました。

企業のオンラインマーケティングにおけるインフルエンサー

企業がオンライン上でマーケティングやPRを展開する際にもインフルエンサーを起用するケースは増えてきています。
特にB2C業界ではインフルエンサーとタイアップしたCMなどが多くみられますが、一部のB2B企業でもインフルエンサーを活用したマーケティング事例があります。

また、自社の社員をインフルエンサー化するなど「社内タレント」を養成する動きもみられており、企業のオンラインマーケティングにおけるインフルエンサーの重要性が年々増しています。

インフルエンサーマーケティングの事例

YouTubeチャンネル「しみねーのWelcome エン・ジャパン」は社内報としての機能を持つ企業チャンネルです。社内タレントを起用している代表的な事例となっています。

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