YouTubeコンテンツを視聴しているときに、思わず見入ってしまう動画広告に出会った経験はありませんか?この記事では、2023年7月に人気のあったWeb広告・CMをVIDWEBが厳選して紹介します。
マーケターや広報・PRの方々で、視聴者の心をしっかりと掴み離さないような動画を制作したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。2023年7月時点の内容をお伝えしますが、一部の動画が非公開になっている場合もありますのでご了承ください。
1.【フォスターフリーランス】「父と娘」編
ITフリーランス向け案件紹介サービス「フォスターフリーランス」のWebCM・交通広告です。物語は、仕事と私生活の間で葛藤するフリーランスのエンジニアである父親が、娘の成長を見守るところから始まります。
思春期の娘は授業参観の作文で、「お父さんの気持ちは自分が一番よくわかっているよ」と心に秘めた想いを歌に乗せて表現します。働きがいと誇り、家族愛が巧みに織り交ぜられた心温まる作品です。
若干14歳ながら、数々のカラオケ大会で優勝経験を持つ加藤さんの熱いパフォーマンスは圧巻です!
2.【ザ・プレミアム・モルツ】「無言の父たち」篇
お笑い芸人の「あばれる君」と妻のゆかさんを起用した「ザ・プレミアム・モルツ」のWebCMです。
仕事と育児に忙しい父親たちが、会話するわけでもなく、仲良くなるわけでもなく、しかし心では何となくわかり合っている姿を描いています。
「たいへんでしあわせな、わたしたちの週末に。」というコピーとともに、子どもが寝た後にようやく訪れる夫婦の自由時間を、ザ・プレミアム・モルツで楽しみます。
どこかぎこちない不器用な父たちだからこそ起こりうる、誰もが共感してしまうような育児あるあるに思わずほっこり♪妻目線の温かいナレーションが、家族の絆と愛情を強く感じさせてくれます。
3.【ポカリスエット】「青が舞う」夏篇
SNS上でストーリーの原案となる「憧れや夢の青春エピソード=ポカリな青春」を募集して、憧れの12の青春エピソードを映像化したポカリスエットの新CMです。
青春ど真ん中を生きる中高生たちが全国から集結。「屋上で弾き語りしたい!」「カップルで海辺を走りたい!」など、コロナ禍で実現できなかった「みんなで成し遂げたかったこと」が約1分の映像にたっぷりと詰め込まれています。
「青が舞う」を大合唱する中高生たちのパワフルなダンス、笑顔に涙が止まりません…。溢れんばかりの生命力を感じさせてくれる素晴らしい作品です。
4.【岡部株式会社】「世界一地味な技術」篇
創業100年を越える耐震・免震技術の会社、岡部株式会社のテレビCMです。主人公は熊の世界から人間界にやってきた技術開発部3年目の「オカベアーくん(28歳)」。
同社の「耐震、制振技術で命を守りたい」という実直な想いを、オカベアーくんという真っすぐで親しみやすいキャラクターを通して伝えています。
CMでは、オカベアーくんが1986年の発売以来、柱脚被害がゼロで「どんな地震にも負けなかった」こと。そして「岡部の技術は今日も人知れず誰かを守っている」ことを故郷の母親への手紙に綴ります。
このCMの見どころは、登場人物全員が岡部株式会社の社員(関係者)であるところ。会社の雰囲気や文化がCMから伝わってきます♪
5.【株式会社鴻池組】「未来をつくる篇」篇
出典:㈱鴻池組
大阪市北区に本社を置く建設会社、鴻池組のテレビCMです。主に大阪・兵庫エリアのサンテレビで上映されているこのCMは、地域のまちづくりに貢献したいというメッセージも届けています。
CMはスケッチ(手書きパース)から始まり、社員が現場でどのように働き、どうやって建築物を完成させるのか、全体の流れをわかりやすく描いています。
実際に働いている社員が登場しているため、企業カルチャーがダイレクトに伝わる作品に仕上がっています。
あえて無駄な演出をしないからこそ、同社のキャッチコピーである「まじめに、まっすぐ 鴻池組」が際立ちます!
6.【ミネベアミツミ株式会社】「ミラクルパーツ」篇
ミネベアミツミは、長野県北佐久郡御代田町に本社を置くベアリング、モーターを中心とする電気部品メーカーです。同社は「世界を こっそり ごっそり変えていく。」をコピーに、初の本格的な企業CMシリーズに挑戦しました。
ミラクルパーツ篇は、主力製品やソリューションをテーマにした3作品の企業CMのうちの1つです。主人公は、「色々なモノの動きが100倍良くなるミラクルパーツ」を考え出した小学4年生のミッくん。
大人になって同社に就職した彼が開発した「スーパーベアリング」は、既存のベアリングと入れ替えるだけで、針葉樹6,600万本分ものCO₂を削減できるまさにミラクルな部品です。
CGアニメーションと実写映像を組み合わせて、近未来をうまく表現しています。また、CMに社員役が登場することで、製品開発にかける熱い想いを描くことにも成功しています!
2023年7月に人気のあったYouTube広告・CMの特徴
今回紹介したCMは、1~3がBtoC企業、4〜6がBtoB企業のCMです。
BtoC企業のCMは、どれも視聴者の感情を大きく揺さぶる要素を含んでいます。先端的な映像技術で視聴者を圧倒するのではなく、ストーリーに感情移入できるよう、忙しい父親の日常や青春の喜びなど、誰もがイメージできる何げない日常に寄り添った構成が多い印象です。
BtoB企業のCMは、ただ製品や技術をアピールするだけではなく、社員のストーリーを描くことに重点を置いています。オカベアーくん(動物)やミッくん(子ども)のようなキャラクターが出演することで、視聴者の共感や理解を引き出すことに成功しています。
効果的な動画広告の制作から運用はVIDWEBにお任せください
動画制作は、大量のコストを投入すれば、ハイクオリティな作品が作れるでしょう。しかし、どれほどコストをかけたとしても、マーケティング目線で制作しなければ、十分な効果は期待できません。特にYouTube広告の場合は、配信設定(ターゲティング)を考慮して制作することが重要です。
通常、動画の制作と広告配信は、映像制作会社と広告代理店によって別々に管理進行されますが、VIDWEBでは動画広告の企画から制作、さらに配信までをワンストップで提供します。同じチームで全工程を管理するため、広告配信を意識した動画予算の設定や、目標や課題に対する包括的な戦略を提案できます。
本当に効果のある動画広告の制作・運用をお考えなら、VIDWEDにお任せください!