少子化が進む中で、大学広報は新たな戦略が求められています。そのような中で、特に注目されているのが、大学の活気や魅力をダイレクトに学生に届けられる動画です。
大学の動画活用において特に重要なのは、学生の共感を得られるエンターテインメント性の高い動画コンテンツ制作と、若者世代へのリーチを拡大するためにSNSを効果的に活用した動画運用です。
そこで本記事では、大学における動画活用の最新事例をまとめ、集客・教育効果を高める動画施策を紹介します。
- 大学の集客強化をしたい広報担当者・入学センター職員の方
- 教育機関で動画活用によるデジタル化を推進したい方
他大学の成功事例から学び、自大学の動画戦略を進化させましょう!
青山学院大学 | 学生と共に発信する「青学TV」で大学の魅力を再発見
「青学TV」は、プロのディレクターを制作アドバイザーに迎え、学生が企画・制作したドキュメンタリー番組や大学の研究活動を紹介するミニ番組、在学生へのインタビュー動画など、幅広いジャンルの動画を制作しています。
渋谷・青山という流行の発信地を活かし、学生ならではの感性で、街のトレンドを取り入れた企画や地域と連携したイベントなどを開催。大学教育とエンターテインメント性を融合させた新しい情報発信の形に挑戦しています。
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【青山TVの主要コンテンツ】 |
青学TVの魅力①大学の魅力をリアルに伝える動画コンテンツが満載
青学TVでは、田中みな実さんのスペシャルトークや学生目線で制作された動画コンテンツなど、ここでしか見られない魅力的なコンテンツが1,000本以上公開されています。キャンパスライフ、授業風景、部活動、研究紹介など、幅広いテーマを扱っており、視聴者は青山学院大学をより深く理解できます。
青学TVの魅力②SNSを駆使した情報発信で認知度向上
YouTubeチャンネルを中心に、TikTokやInstagramなどのSNSも活用し、多くの視聴者に情報を届けています。国内外を問わず、幅広い視聴者に大学の情報が届けられ、青山学院大学の認知度向上に大きく貢献しています。魅力的なコンテンツは、受験生の志望度向上やブランディング強化につながるでしょう。
青学TVの魅力③学生のキャリア形成への貢献
青学TVの制作に携わる学生たちは、動画制作の企画から編集、マーケティングまで、幅広い工程を経験します。これにより、実践的なスキルを習得できるだけでなく、チームで協力してプロジェクトを推進する中で、コミュニケーション能力やリーダーシップを育めます。
青学TVについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
近畿大学 | 入試のエキスパートが伝授!5分でわかる近大入試
近畿大学は、受験生向けに「5分で理解できる入試攻略動画」をYouTubeなどで公開しています。この動画では、入試のエキスパートである大学職員が、過去の入試を振り返りながら、今年度の入試情報や対策をわかりやすく解説。
単なる大学の入試情報を発信する動画とは異なり、受験生が本当に知りたい情報に特化している点が特徴です。例えば、各学部の入試傾向や配点、面接対策、さらには効果的な勉強法まで、具体的なアドバイスがたっぷりと盛り込まれています。
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【KINDAI UNIVERSITYの主要コンテンツ】
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5分でわかる近大入試の魅力①5分で効率的に情報収集
限られた時間で効率的に情報を収集したいという受験生のニーズに応えるため、この動画シリーズは各動画を5分程度で構成しています。簡潔にまとめられた内容なので、スキマ時間に視聴できます。忙しい受験生にとって、大学案内や入試要項を細かく読み込むよりも、動画で要点を押さえる方がはるかに効率的です。
5分でわかる近大入試の魅力②入試のエキスパートが徹底解説
近畿大学の入試担当者が、オリジナル資料やグラフを使い、試験の傾向や学部ごとのポイント、過去問の分析結果、合格者の共通点を視覚的にわかりやすく提示しています。近畿大学の受験対策に役立つ具体的な情報はもちろん、大学受験全体の傾向まで捉えられる、入試のプロが発信する信頼性の高いコンテンツです。
5分でわかる近大入試の魅力③毎年更新される最新情報
「5分でわかる近大入試の魅力」シリーズは毎年更新され、最新の入試情報や傾向が反映されるため、受験生は常に最新の情報を入手し、安心して受験対策を進められます。さらに、大学側は視聴データを取得することで、受験生がどの情報に興味を持っているかを分析し、今後の広報活動に役立てられます。
堅苦しいイメージの入試説明を親しみやすく表現することで、受験生との心理的な距離を縮めていますね!大学への親近感や受験へのモチベーションを高める効果も期待できます。
近畿大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
慶應義塾大学 | 「学問のすゝめ」150周年プロジェクトSPECIAL MOVIE
慶應義塾大学は、大学創始者である福澤諭吉の「学問のすゝめ」刊行150周年を記念し、現代社会における学問の重要性を改めて考えるきっかけを提供するプロジェクトを立ち上げました。
その一環として制作されたのが、各界で活躍する著名人と慶應義塾長との対談動画です。近年主流の短尺動画とは異なり、1本30分前後という長尺の動画で、福澤諭吉の思想や学問の意義についてじっくりと掘り下げています。
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【慶應義塾 Keio Universityの主要コンテンツ】
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「学問のすゝめ」の魅力①著名人との対談で深い学びを提供
各界のトップランナーである著名人との対談は、まさに「生きた学問」を体現しています。対談形式の動画は単調になりがちですが、本企画は対談相手やテーマ、映像表現を工夫し、多様化を図ることで、視聴者を飽きさせない魅力的なコンテンツになっています。
「学問のすゝめ」の魅力②唯一無二のコンテンツ
本プロジェクトは、学生のみならず、幅広い視聴者層に対して、学びの重要性を改めて訴えかけるメッセージを発信しています。慶應義塾大学ならではの独自性を活かし、福沢諭吉の思想という歴史的視点から現代社会を分析・考察するアプローチは、強い訴求力を持つと考えられます。
「学問のすゝめ」の魅力③マルチチャネル展開で学びを深める
1本1本の動画が、それぞれ独立した作品として魅力あふれるコンテンツになっています。動画コンテンツに加え、特設サイトや補足コンテンツも充実させることで、視聴者の理解を深め、学びを継続的に促します。このような多角的な情報提供は、大学へのエンゲージメントを高め、ブランド強化にも貢献しています。
各界の著名人がそれぞれの視点から「学問」を語ることで、学生はもちろん、社会人にも学びの意義を改めて考える機会を提供しています。
慶応義塾大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
早稲田大学 | 今を伝える「早稲田大学トピックス」
早稲田大学は、毎年その年度の出来事を振り返る動画「早稲田大学トピックス」を制作しています。2008年から継続されているこの取り組みは、受験生だけでなく、在校生、卒業生、教職員にとっても大学とのつながりを感じる貴重なコンテンツです。
この動画は、単なる年間記録にとどまらず、学生生活、研究活動、スポーツ、キャンパス整備など、大学の「今」を伝える広報ツールとしても機能しています。早稲田大学に関わるすべての人が、自分の入学年や卒業年の出来事を振り返りながら、大学の歩みや発展を実感できる仕組みです。
【Waseda University 早稲田大学の主要コンテンツ】
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「早稲田大学トピックス」の魅力①BGMと映像効果の巧みな組み合わせ
冒頭からBGMのみで進行することで、視聴者の視覚的な注意を引きつけ、リアルで臨場感のある映像美を際立たせています。後半では、田中総長の力強いメッセージが音声と共に加わり、早稲田大学の未来ビジョンがより明確に伝わります。音声と映像のタイミングが巧みに調整されており、視聴者は大学のブランド力と未来への期待感を同時に感じ取ることができる仕上がりになっています。
「早稲田大学トピックス」の魅力②ニュース性とリアリティを兼ね備えた描写
1年間の出来事を凝縮し、無駄な情報を省いた「早稲田大学トピックス」は、ニュース番組のように視聴者にリアルな大学生活をありのまま伝えます。学生たちの活動やキャンパスの様子を要点を絞って構成しているため、見ごたえがあり、早稲田大学の「今」を的確に捉えています。視聴者は、実際に早稲田大学で起こっている出来事やその活気をダイレクトに感じ取ることができます。
「早稲田大学トピックス」の魅力③多様なコンテンツで視聴者を飽きさせない
学生生活、研究活動、スポーツ、キャンパス整備など、幅広いテーマを扱い、各トピックは短くまとめられています。視聴者は飽きることなく、さまざまな角度から早稲田大学の魅力に触れられます。異なる関心を持つ視聴者も、それぞれが興味を引く情報を見つけられる、満足度の高い構成になっています。
大学内部の情報だけでなく、大学に関連する外部の動向も一度に把握できるため、受験生はもちろん、在校生や卒業生にとっても価値のあるコンテンツとなっています。
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- YouTube · Waseda University 早稲田大学 – Waseda Topics/早稲田大学トピックス
- 早稲田大学 – YouTube を本格活用したe-Teaching で、学内外に大反響を呼ぶ
同志社大学 | 「同志社だからできること」全学部の学生にインタビュー
同志社大学は、全14学部の学生にインタビューを行い、それぞれの魅力を伝える動画シリーズ「同志社だからできること」を制作しています。
この動画では、学生たちが自身の大学生活や学び、受験勉強の経験を語り、各学部・学科の魅力を生き生きと紹介しています。受験生は、動画を通して大学の雰囲気や学びの内容を具体的に理解し、自分にぴったりの学部を見つけられるでしょう。
【同志社大学/Doshisha Universityの主要コンテンツ】
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「同志社だからできること」の魅力①圧倒的な情報量とリアリティ
全14学部から学生が登場し、キャンパス内のさまざまな場所で、大学での学びや生活について自分の言葉で語っています。約2分間の動画に収められた、学生一人ひとりの個性と熱意が伝わってくるインタビューは、大学案内のパンフレットやWebサイトだけでは得られないリアリティを提供しています。
「同志社だからできること」の魅力②受験生目線のコンテンツ設計
動画コンテンツは特設サイトと連携しており、学生インタビューとともに、各学部・学科の詳細情報を入手できます。動画を通してリアルな学生の声を聞き、カリキュラムの特色や教員数などを知ることで、同志社大学での学びをより深く理解し、自分自身の大学生活を具体的にイメージできます。
「同志社だからできること」の魅力③受験生へ具体的なのアドバイス
各学部の学生が、大学生活や学び、受験勉強の経験について率直にインタビューに答えています。大学の魅力、お気に入りの場所、卒業後の進路など、受験生が気になるテーマを通して、同志社大学でのリアルな学生生活を垣間見れます。先輩たちの具体的なアドバイスは、受験勉強のモチベーション向上に繋がるでしょう。
受験生が自分に合った情報に簡単にアクセスできるよう、動画内の登場人物を1人に絞ることで、情報がシンプルかつ明確になり、理解しやすくなっています。
同志社大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
— VIDWEB編集部:動画制作で工夫した点を教えてください。
同志社大学のご担当者様に工夫した点や苦労した点をインタビューしました事前にインタビューアーと学生で打ち合わせをしてから撮影に臨んだため、学生との調整が済んだ状態で撮影を開始でき、リテイクの回数を大幅に減らすことができました。撮影時間は、事前インタビューを含めて1本あたり1時間半〜2時間でした。
各学部が協力的だったため、撮影場所の提供や出演者の人選なども学部の希望に沿って行うことができました。動画の撮影は大学案内の制作業者にお願いして行いました。
— VIDWEB編集部:今後の課題があれば教えてください。
東京理科大学 | 未来の科学者が創る「Our Story」研究と情熱の軌跡
東京理科大学は、未来の科学者や技術者を育成するという使命のもと、学生たちが研究活動に情熱を注ぐ姿を紹介する動画シリーズ「Our Story」を制作し、YouTubeチャンネルで公開しています。
このシリーズでは、さまざまな分野で活躍する学生たちにスポットライトを当て、受験生へのアドバイス、自身の研究内容、学生生活、そして将来の展望をインタビュー形式で紹介しています。各動画は10分程度で構成され、それぞれの学生に焦点を当てた内容になっており、まさに「Our Story」として、一人ひとりのストーリーが際立つ構成になっています。
【東京理科大学の動画配信プラットフォーム】 ※2024年11月時点 |
【東京理科大学 / Tokyo University of Scienceの主要コンテンツ】
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「Our Story」の魅力①研究者の人間味あふれるインタビュー
学生一人ひとりにスポットを当て、受験生へのメッセージや将来の夢、現在取り組んでいる研究についてインタビュー形式で紹介しています。研究に対する真剣な姿勢だけでなく、趣味や学生生活でのエピソードなど、彼らの個性あふれる素顔も垣間見えます。等身大の姿を通して、視聴者は彼らに親近感を抱き、大学での研究や生活をより具体的にイメージできる内容になっています。
「Our Story」の魅力②研究内容を分かりやすく可視化
動画内では、学生が自身の研究内容をプレゼン形式で分かりやすく説明しています。難しい専門用語を避け、イラストや図表を効果的に活用することで、専門知識がない視聴者でも理解しやすい構成になっています。学生自身の言葉で、スライドや資料を使いながら説明することで、視聴者はまるで研究室にいるような臨場感を味わえます。
「Our Story」の魅力③教育理念と研究活動の活発さをアピール
学生たちの研究活動を通じて、大学の活発な研究活動が強調され、大学全体のブランドイメージ向上に貢献しています。学生自身が研究を分かりやすく紹介することで、主体的な学びを重視する東京理科大学の特徴が際立ち、受験生が将来の自分を具体的にイメージしやすくなる内容になっています。
高校生が進路を考える際の参考となる具体的なヒントを提供し、興味を喚起する効果的なコンテンツとなっています。
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中央大学 | 地域社会をつなぐJ:COM共同制作番組「知の回廊」
中央大学は、地域社会への貢献を目的とした教養番組「知の回廊」を、J:COMと共同で制作し、2001年から放送しています。この番組では、大学の「知」を社会に還元する理念のもと、さまざまな分野の研究成果や教育活動を分かりやすく紹介しています。
これにより、大学のブランド力強化と地域社会における中央大学の知名度向上に貢献しています。さらに、視聴者にとって中央大学の教育方針や研究活動の質の高さを知る貴重な機会となり、進学先としての魅力向上にも繋がっています。
【中央大学公式YouTubeの主要コンテンツ】
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「知の回廊」の魅力①社会貢献度の高さ
教育的コンテンツを提供することで、学問の魅力や最新の研究成果を視聴者にわかりやすく伝え、学問への興味関心を高めています。これは、大学の社会的責任を果たすとともに、地域とのつながりを深める重要な手段として機能しています。例えば、地域の歴史や文化を紹介する番組を通して、地域住民の郷土愛を育んでいます。
「知の回廊」の魅力②広い視聴者層へのリーチ
広範な放送エリアに加え、YouTubeでの配信などを通して、より多くの視聴者にリーチを拡大することで、大学の知見を広く社会に発信しています。さらに、SNSを活用した情報発信により、視聴者とのコミュニケーションを強化。そこから得られるフィードバックを教育・研究活動の質向上に繋げています。
「知の回廊」の魅力③双方向性のコンテンツ
視聴者からの質問を募集するなど、双方向性を重視した番組作りを行っています。一方的に情報発信するだけでなく、視聴者参加型の番組へと進化し、地域住民との積極的な交流を図り、深いエンゲージメントを生み出しています。
地域住民との深いつながりは、大学に対する信頼感や親近感を高め、地域社会への貢献をより一層促進する力となります。
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明治大学 | 明治大学の研究成果を動画で発信「Expand the World」
明治大学は、研究成果や知見を社会に発信するWebサイト「Meiji.net」で、動画シリーズ「Expand the World」を公開しています。
このシリーズでは、「研究とは何か?」という問いから始まり、様々な分野の研究者が自身の研究内容を分かりやすく解説しています。学術的な内容を一般の人にも理解しやすくするために、アニメーションや図表を効果的に活用し、大学の知見を広めています。
【明治大学の動画配信プラットフォーム】 ※2024年11月時点 |
【明治大学 Meiji Universityの主要コンテンツ】
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「Expand the World」の魅力①誰にでも理解できるわかりやすさ
人文科学、社会科学、自然科学に至るまで、多様な分野の研究を紹介し、それぞれの研究が社会とどのように関わっているのかを分かりやすく示しています。アニメーションや図表などを用いた視覚的な解説により、専門知識がない人でも理解しやすく、研究者自身の言葉で語られることで、研究への熱意や想いが伝わります。
「Expand the World」の魅力②社会とのつながり
研究者が社会問題や時事問題と関連付けた内容を取り上げることで、視聴者は研究をより身近に感じ、共感しやすくなっています。例えば、再生可能エネルギーの開発や、途上国における教育支援といった研究は、私たちの未来をより良いものにするための希望を与えてくれます。
「Expand the World」の魅力③親近感と共感
研究内容だけでなく、研究に至るまでの背景や、研究者自身の葛藤、喜びなど、個人的なストーリーが語られることで、研究をより身近なものと感じさせ、学問への興味や関心を高めるきっかけとなっています。
研究の社会的意義や現実問題へのアプローチが分かりやすく紹介されており、将来のキャリアを考える上で役立つヒントがたくさん得られます。
明治大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
桜美林大学 | リアルな学生ドラマ「キッカケ物語2024」
桜美林大学のWEBドラマ「キッカケ物語2024」は、現役大学生が出演し、大学生活のリアルな「キッカケ」を描いています。
大学進学や夢を持つことに特別な理由はいらないというメッセージを込めて、等身大の「キッカケ」を表現。学問への情熱、芸術への挑戦、新たな出会い、そして自分自身の成長… さまざまな「キッカケ」を通して、力強いメッセージが込められています。
【桜美林大学の動画配信プラットフォーム】 ※2024年11月時点 |
【桜美林大学の主要コンテンツ】
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「キッカケ物語2024」の魅力①等身大の学生による共感性の高いストーリー
学生たちの会話や行動、悩みや葛藤など、大学生活における不安や期待、新たな出会い、そして成長がリアルに描かれています。多くの学生が共通して経験するテーマであるため、視聴者は自分自身の体験と重ね合わせて感情移入しやすくなります。
「キッカケ物語2024」の魅力②大学の魅力を自然にアピール
学生たちの生き生きとした姿はもちろん、広々としたキャンパスや充実した施設など、背景に映るものすべてが桜美林大学の魅力を自然な形で表現しています。活気のあるサークル活動や授業の様子なども、押しつけがましさを感じさせずに大学の魅力を伝えています。
「キッカケ物語2024」の魅力③メッセージの力強さ
将来や学びについて真剣に考えていても、現実は必ずしも思い通りに進むわけではありません。だからこそ、桜美林大学は「大学に入ることや、夢を持つことに、素晴らしい理由はいりません。」と優しく語りかけ、動画の最後には「人生に、最高の予想外を。」というメッセージを添えています。このメッセージは、視聴者に安心感と前向きな気持ちを与え、未来への期待感に胸を膨らませる、そんな力強さを持っています。
リアリティのある動画制作を通して、学生の成長を促しながら、大学の魅力を効果的にアピールできる好例です。
桜美林大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
東洋大学 | 独自のプラットフォーム「TOYO Web Style」
画像引用:東洋大学入試情報サイト「TOYO Web Style」
東洋大学は、入試広報戦略の一環として、独自の動画プラットフォーム「TOYO Web Style」を展開しています。このプラットフォームでは、YouTubeなどの外部サービスに依存せず、大学のブランドイメージを維持・強化しながら、多様な動画コンテンツを配信しています。
例えば、授業の体験動画や教員による研究紹介動画などを掲載し、入学希望者や保護者に対し、資料請求や会員登録へと自然な流れで誘導する仕組みを構築しています。これにより、視聴者のエンゲージメントを効果的に向上させています。
【TOYO Web Styleの動画コンテンツ】
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「TOYO Web Style」の魅力①東洋大学の世界観に没頭
独自プラットフォームであるため、東洋大学のブランドイメージを一貫したデザインやコンテンツで表現し、サイト訪問者に大学の魅力を効果的に伝えています。外部プラットフォームと異なり、他大学の広告や動画に気を取られることなく、東洋大学の世界観に浸り、じっくりと情報収集することができます。
「TOYO Web Style」の魅力②視聴者の動線確保とユーザー体験の向上
サイト内に動画を埋め込むことで、ユーザーの興味関心を高め、大学への理解を深める工夫をしています。各動画ページには、メンバー登録や資料請求への導線を明確に設置。動画を視聴した人が自然な流れで次のステップへ進めるように設計されています。
「TOYO Web Style」の魅力③情報発信の自由度
独自のプラットフォームを持つことで、外部プラットフォームの制限を受けずに情報発信が可能となります。大学側で動画コンテンツのデザイン・構成・長さを自由に決定できることは、受験生への訴求力向上やコミュニケーションの活性化において大変有効です。
ブランド強化と視聴者エンゲージメントを両立させたプラットフォームです。大学広報において、志願者増加や大学ブランドイメージ向上など、効果的なツールとして注目されています。
東洋大学の動画活用についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
青学TVは、大学広報の強化と学生支援を両立する、まさにwin-winのプラットフォームです。ブランドイメージの向上はもちろん、在学生の帰属意識向上や卒業生のつながり強化などの効果も期待できます。