【事例付き】ドキュメンタリー動画制作を6ステップで解説|企業PR活用のポイントも紹介

動画制作
公開日:2024年10月18日 / 最終更新日:2024年12月12日
【事例付き】ドキュメンタリー動画制作を6ステップで解説|企業PR活用のポイントも紹介
桔梗 素直
桔梗 素直 株式会社VIDWEB クリエイティブコミュニケーション部

ドキュメンタリー動画は、ありのままの姿を映し出すことで、企業の価値観やビジョンをストーリーにのせて伝え、視聴者の共感を深められます。

桔梗 素直

本記事では、心を揺さぶり、記憶に残る企業PRを実現するために、ドキュメンタリー動画制作を6つのステップに分けて具体的な流れを解説します。さらに、企業PRにドキュメンタリー映像を活用した成功事例も紹介します。

この記事の要約
  • ドキュメンタリー動画は、企業への理解を深め、ブランディングを強化し、採用活動を活性化させる
  • 制作は、企画・構成、撮影準備、撮影、編集、MA、公開・運用という6つのステップ
  • 制作会社を選ぶ際は、実績、企画力、サポート体制などの確認が重要

企業PRにドキュメンタリー動画制作が不可欠な理由

ドキュメンタリー動画は、現代の企業PRにおいて非常に重要な役割を果たします。視聴者の視覚と感情に訴えかけることで、企業への理解と信頼を深められるからです。

従来の一方的な情報発信とは異なり、ドキュメンタリー動画は企業の本質や価値観をストーリーテリングを通じて伝えることで、視聴者の心に深く響くPRを実現できます。

例えば、製品開発の舞台裏や従業員の情熱を伝えるドキュメンタリー動画は、企業の理念やビジョンをリアルに伝え、視聴者の共感を呼び起こします。これにより、企業への親近感が高まり、ブランドイメージ向上や顧客とのエンゲージメント強化に繋がります。

桔梗 素直

現代の消費者は、企業の背景や価値観に共感できるかどうかを重視する傾向にあります。効果的なPRを実現するためには、ドキュメンタリー動画は必要不可欠な手段と言えるでしょう。

ドキュメンタリー動画の効果的な活用例

ドキュメンタリー動画の活用は、企業PRにおいて、以下のような効果をもたらします。

企業理解の促進と信頼感の向上
企業のビジョンや文化、具体的な取り組みを伝えることで、視聴者が企業を深く理解し、信頼感を抱くよう促します。
ブランドイメージの強化
企業の独自性や価値観を効果的に伝え、競合との差別化を図り、ブランドイメージを向上させます。
採用活動の成功率向上
企業の魅力や文化、社員のありのままの姿を映し出すことで、求職者への訴求力を高め、優秀な人材の獲得を促進します。
顧客エンゲージメントの強化
商品やサービス開発の背景にあるストーリーや、ブランドへの愛着を深めることで、顧客との長期的な関係構築を促進します。
桔梗 素直

ドキュメンタリー動画は、企業の内部にあるストーリーを視覚的に表現し、視聴者との感情的なつながりを築くのに役立ちます。現代の情報過多社会において、ドキュメンタリー動画は企業と視聴者をつなぐ強力な架け橋となるでしょう。

ドキュメンタリー動画制作の6ステップ

ここでは、企業PRに効果的なドキュメンタリー動画制作を成功させるための6つのステップを解説します。

1.企画・構成

企画・構成では、まず「誰に何を伝えたいのか」「動画を通してどのような行動を促したいのか」を明確にすることが重要です。単に事実を伝えるだけでなく、視聴者の心を動かし、行動を促すようなストーリーを構築することが大切です。

絵コンテや構成表を作成する際には、視聴者が感情移入できるような内容にするために、企業の背景や従業員の情熱、製品開発の舞台裏などをストーリーに織り込むことを意識しましょう。

また、企業の「顔」となる人物を登場させることも効果的です。企業の代表者やプロジェクトメンバー、製品開発者などが、重要なメッセージを直接伝えることで、信頼感と親近感を高められます。

2.撮影準備

リアルな現場感を伝えるために、撮影場所の選定は慎重に行いましょう。企業のオフィス、工場、製品が実際に使用されている現場などが候補として考えられます。

また、撮影をスムーズに進め、出演者の魅力を最大限に引き出すためには、事前の打ち合わせやリハーサルが欠かせません。撮影当日の流れや役割分担を確認し、出演者には撮影の意図や求める演技についてしっかりと伝えておきます。

3.撮影

撮影当日は、出演者が緊張せず自然体で話せるよう、和やかな雰囲気作りを心がけましょう。撮影前の雑談や、飲み物の準備などを通して、出演者がリラックスできる環境を整えます。

動画内でインタビューを行う場合は、事前に準備した質問に沿って進めつつも、出演者の言葉にしっかりと耳を傾け、適宜掘り下げる質問を投げかけることで、よりリアルな感情や考えを引き出せます。

また、現場の様子を捉えたBロール(補足映像)の撮影も忘れずに行いましょう。製品が完成する瞬間の達成感、整理整頓された職場の清潔感、社員同士の笑顔など、企業の日常や文化を伝える映像は、視聴者に親近感を与える上で非常に効果的です。

4.編集

編集工程では、視聴者の心に響くストーリーテリングを意識しましょう。テロップやナレーションでメッセージを補完し、テンポの良い編集で視聴者を惹きつけ続ける工夫を取り入れます。

特にBGMや効果音は動画の雰囲気を大きく左右します。感動的なシーンでは壮大なオーケストラ曲、コミカルなシーンでは軽快なBGMを使用するなど、シーンに合わせた適切な選曲が重要です。

視聴者の感情を揺さぶる演出を加えることで、動画全体のクオリティをさらに高められます。

5.MA(マルチオーディオ)

MAとは、映像編集後に行う音声編集作業のことです。ドキュメンタリー映像では、ナレーションの明瞭さやBGMと音声のバランスが視覚的な要素と同じくらい重要で、MAの工程は欠かせません。

BGMや効果音も適切な音量に調整し、映像全体のバランスを整えます。製品紹介や現場の音などの効果音を必要に応じて追加することで、視覚と聴覚を連携させ、映像により深みを与えられます。

6.公開・運用

公開するプラットフォームに合わせて動画を最適化しましょう。特定の顧客層に特別感を演出したい場合は、企業のWebサイトやサービスサイトでの限定公開、幅広い層への認知度向上を目指す場合は、YouTubeやSNSでの積極的な拡散が効果的です。

また、公開後も効果測定は欠かせません。視聴回数やコメント、アンケートなどのフィードバックを収集し、次回作への参考にすることで、映像制作の質をさらに向上できます。

VIDWEBが手掛けたドキュメンタリー動画制作事例集

VIDWEBが制作したドキュメンタリー動画をご紹介します。

鹿島建設株式会社 | 海外事業部サービス・特徴紹介

https://vidweb.co.jp/work/kajima/

グローバルに活躍する建設企業の海外事業部を、世界各地の多様なロケーションで撮影したインタビュー動画です。海外の建設現場を舞台に、社員インタビューを通じて、海外事業部の専門性と魅力、そして社員一人ひとりの情熱と誇りを鮮やかに描き出しています。

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 | 海外勤務の1日密着

https://vidweb.co.jp/work/benichu-3/

海外赴任の魅力を等身大で伝える、新卒採用向け動画です。活気あふれるオフィスでの仕事風景だけでなく、現地のグルメや美しい街並みを堪能する様子も紹介。現地の日本人クリエイターによる撮影で、親近感とリアリティあふれる映像を実現し、採用ターゲットの心を掴んでいます。

成城学園初等学校 | 学校紹介

https://vidweb.co.jp/work/seijogakuen/

長い歴史と新しい息吹が共存する伝統校の魅力を伝える学校紹介動画です。新校舎の壮大なスケール感をドローン映像で余すところなく表現。全編を通して流れるオリジナルソングが、学校独自の温かい雰囲気を醸し出し、感動を誘います。

株式会社アウトソーシングテクノロジー | インターンシップPR

https://vidweb.co.jp/work/ostechnology/

参加者の熱意と現場の高揚感が伝わるインターンシップ体験PR動画です。インターンシップを通して得られる具体的な「知識」と「体験」に加え、企業文化や働く社員の姿も紹介することで、共感を生み出し、参加意欲を高めています。

EPSホールディングス株式会社 | 採用向けグループ紹介

https://vidweb.co.jp/work/eps-holdings-4/

社員同士の本音を引き出す座談会形式の採用動画です。異なるグループ会社の社員による座談会形式を採用し、多様な視点からの意見を収集しています。リラックスした雰囲気作り、複数カメラアングルでの撮影、テンポの良い編集など、視聴者が飽きずに視聴できるよう工夫を凝らしています。

ドキュメンタリー動画の制作会社を選ぶポイント

制作会社を選ぶ際には、映像の品質やストーリー性など、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

ドキュメンタリー動画の制作実績

まず確認すべきは、制作会社のドキュメンタリー動画の制作実績です。特に実写映像の品質、取材経験、国内外でのロケ実績が豊富かどうかをチェックしましょう。過去の作品を視聴し、リアルな映像で視聴者の心に訴えかける力があるか、具体的な事例を通して判断することが重要です。

企画力とストーリーテリング

優れたドキュメンタリー動画は、高品質な映像だけでなく、ターゲット層の心に響くストーリーテリングが不可欠です。コンペの場や構成案などで、制作会社が視覚的な要素と感情的なストーリーを巧みに組み合わせ、インタビューや現場の雰囲気を効果的に伝えるノウハウを持っているか確認しましょう。

サポートが手厚いか

ドキュメンタリー動画は、企業のメッセージやブランディングの一環として繰り返し利用されるため、長期にわたるサポート体制が整っているかが制作会社選定の重要な基準となります。動画公開後の効果測定、視聴者の反応に基づいた改善提案、追加編集への柔軟な対応なども確認しておきましょう。

ドキュメンタリー動画で差別化を図ろう

ドキュメンタリー動画を活用し、企業文化や製品開発の舞台裏、従業員の情熱などを丁寧に描き出すことで、企業の「らしさ」を自然な形でアピールし、他社との差別化を図ることができます。

VIDWEBは、高品質な動画をリーズナブルな価格で提供する制作会社です。数多くのドキュメンタリー動画制作実績があり、動画広告や動画マーケティングのサポートも行っています。企業の魅力を最大限に引き出す動画活用をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

桔梗 素直
桔梗 素直 株式会社VIDWEB クリエイティブコミュニケーション部

大学卒業後大手保険代理店に5年間勤務勤務。その後動画市場の将来性を感じ、オンラインスクールにて動画マーケティングや制作方法を学び、VIDWEBへ入社。丁寧親切且つ的確なコンサルテーションと提案に定評があり、クライアントが動画制作によって抱えている課題を親身になって日々解決している。

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