動画マーケティングに欠かせないツール5選!リサーチや分析に必須なツールをご紹介

動画マーケティング
公開日:2020年12月28日 / 最終更新日:2024年1月9日
動画マーケティングに欠かせないツール5選!リサーチや分析に必須なツールをご紹介
監修者紹介
小澤信人
小澤信人 プロデューサー

動画マーケティングは、動画制作以外にも分析やリサーチなど作業工数が多いため、会社の日常業務と平行して行うのは大変だと感じている企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

動画分析ツールは、忙しい企業担当者に代わって動画の再生回数や滞在時間などを分析し、動画の効果を確認することのできる便利なツールです。効率的に動画マーケティングを行うためには、動画分析ツールを使うのが良いでしょう。

今回は、動画マーケティングを行う際に便利な動画分析ツールを5つ紹介します。

動画マーケティングにおすすめのツール5選

ここでは、動画の分析やリサーチにかける時間を大幅に削減してくれる便利なツールを5つ紹介していきます。

YouTubeアナリティクス

YouTubeアナリティクス


YouTubeアナリティクスは、「YouTubeチャンネル」や「YouTubeに投稿した動画」の分析を行うツールです。YouTubeページ内にある分析ツールのため、登録やダウンロードをしなくてもすぐに使用することができます。

再生回数やユニーク再生数、視聴率などの一般的な分析をすることができます。直観的な操作ができるシンプルなUIとなっているため、動画分析ツールをはじめて使うという方にもおすすめです。

動画についた評価やコメントなどをもとに、動画を見た後のユーザー行動をレポートにまとめてくれる機能もあり、視聴者がどの動画に良い反応を示したかがわかりやすくなっています。

特徴

  • 使いやすいUI
  • 無料
  • 動画視聴後のユーザー行動をレポートにまとめてくれる

kamui tracker

kamui tracker


https://kamuitracker.com/
kamui trackerは、国内最大級のYouTube分析ツールです。再生回数や視聴者維持率など一般的な分析を無料で行うことができます。

企業向けの有料プランに登録すると、ライバルチャンネルをベンチマークし自社チャンネルと分析数値を比較することも可能です。

過去の膨大なタイアップ動画データをもとに、どの企業がどのYouTuberとタイアップしたかや、各タイアップ動画の数値も確認できるため、今後のタイアップ施策の参考になるでしょう。

しかし、ライバルチャンネルとの比較やタイアップ動画のデータは、kamui trackerに登録しているライバルチャンネルのものしか把握できません。さらに、kamui trackerに登録するにはチャンネル登録者数が100人以上でないと登録できないという条件もあります。

特徴

  • 有料プランの場合ライバルチャンネルと自社チャンネルの分析数値を比較できる
  • 過去のYouTuberとのタイアップ動画データから、ライバル企業のプロモーションを分析できる

NoxInfluencer

NoxInfluencerは、YouTubeチャンネルや動画の分析を登録なしで気軽に行える動画分析ツールです。

YouTubeチャンネルのURLを入力するだけで、チャンネル登録者数の推移や登録者分析(登録者の性別や所在地など)、動画のパフォーマンス(評価数やコメント数)などをグラフでわかりやすく確認することができます。

Google Chromeの拡張機能を有効にすることでNoxInfluencerを開かなくてもYouTube上で直接分析データを表示させることができます。

NoxInfluencerは、YouTubeだけでなくInstagramやTikTokのアカウント分析にも対応しているため、SNSマーケティングを行う際にも重宝するでしょう。

特徴

  • 登録なしですぐに使える
  • InstagramやTikTokのアカウント分析も可能

wistia

wistiaは、企業向けに開発された動画配信プラットフォーム・分析ツールです。wistia内へ広告なしの動画を投稿できるほか、動画の再生回数や視聴者維持率、再生完了率などを測定することができます。

A/Bテスト機能もついており、2つの動画を比較してより効果の高いサムネイルやCTAを検証することが可能です。VSEO対策機能もついているため、動画の運用をはじめたばかりの場合でも再生回数を稼ぎやすいでしょう。

HubSpotやPardot、Marketoのマーケティングツールと連携することで、より詳しい分析をすることも可能です。

特徴

  • ほかのマーケティングツールと連携可能
  • A/Bテスト機能がついている

ahrefs(エイチレフス)

ahrefsはGoogle検索エンジンなどの「SEO」を分析するためのツールとして、Webマーケターの間で広く知られています。主な機能はサイトのバックリンクデータの分析、流入分析、キーワードリサーチなどがあります。
このahrefsはGoogle検索エンジンだけでは無く、YouTubeの検索キーワードも調べることが可能となっています。

キーワードリサーチ機能である「キーワードエクスプローラー」を使用することで、調べたいキーワードがYouTubeで何回くらい検索されているのかを知ることができます。
YouTubeコンテンツの企画を考える上で、検索ボリュームやニーズを知ることができるのは大きな利点となるでしょう。

特徴

  • キーワードリサーチが可能
  • SEOツールとして有名

動画マーケティングに動画分析ツールが必要な理由

動画マーケティングを行っていくうえで、検索ボリュームの大きいキーワードの選定や、ユーザーインサイトなどを分析することは、動画マーケティングの戦略を考えるうえでとても重要です。

しかし、それらの分析をすべて人力で行うにはかなりの時間や労力が必要となります

動画分析ツールは短時間でユーザーインサイトなどの細かい情報が収集できるため、忙しい業務と並行しつつ最適な動画マーケティングを行うことができます。
また、独自で動画の分析をする場合は、憶測で判断をしてしまいがちですが、動画分析ツールを活用することでデータにもとづいた定量調査が可能となります。

動画分析ツールでわかること

主な動画分析ツールでわかることは下記の通りです。

分析項目内容
再生回数動画が再生された数
クリック数動画サムネイルがクリックされた数
ユニーク再生数動画を視聴した実際の人数
視聴率動画が表示された回数に対する動画再生の割合
視聴者維持率動画をどこまで見てもらえたかの割合
再生完了率動画を最後まで見た人の割合
平均視聴時間1人あたりや1回あたりの視聴時間の平均
コンバージョン率サイト訪問ユーザーのうち、お問い合わせや商品購入などのアクションに結びついた割合
キーワードランキングあるキーワードで検索したときの自分の動画順位

上記はあくまでも一例で、使用する動画分析ツールによって分析範囲が異なります。そのため、自分の目的に合った分析項目があるツールを選ぶと良いでしょう。

VIDWEBは動画制作から分析までを一貫してサポート

今回紹介した動画分析ツールは、一般的な分析機能を無料で試せるものばかりなので、はじめて動画マーケティングに取り組む場合でも気軽に使い始めることができるでしょう。

しかし、自分で動画分析ツールを使用してみて使いこなせなかったり、動画マーケティングに割く時間がないという場合は、動画制作会社やマーケティング会社に分析を依頼するというのも1つの手段です。

VIDWEBでは、企画から動画制作、配信、分析までをトータルサポートしております。分析した結果をもとに動画の再編集も行っているため、動画による効果を出し続けやすいことが特徴です。

お客様一人ひとりの目的に合った動画マーケティング戦略を立案させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

監修者紹介
小澤信人
小澤信人 プロデューサー

大学卒業後、テレビ番組制作会社、CM制作会社、WEB動画制作会社を経て現在に至る。金融、不動産、IT、製造、小売などで業界を問わず、1500本以上の動画制作に携わる。動画のほかweb、紙面、イベントなど様々な媒体を駆使してコンサルティングの観点からクライアントの課題を解決する。プロデューサー業務のほか、ディレクター、カメラマン、エディター業務を兼ね、若手クリエイターの教育にも尽力している。

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