企業イメージをアップさせる採用動画制作のポイント!会社のブランディングに最適な動画とは

活用事例
公開日:2019年4月1日 / 最終更新日:2024年12月12日
企業イメージをアップさせる採用動画制作のポイント!会社のブランディングに最適な動画とは
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VIDWEBコラム編集部
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会社紹介のツール・採用マーケティングとして、動画を活用するのは当たり前の時代になりました。
会社紹介といえば昔はパンフレットでしたが、それが公式サイトのテキストに変わり、現在では動画が多用されています。業務内容、経営方針、社内の雰囲気、働いている社員の様子といった項目は、テキストであれば膨大な文字数を要しますが、動画なら数分でテキストの数十倍以上の情報を伝えることが可能です。

では、クオリティの高い会社紹介の動画を作るにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は会社紹介の動画を制作する際のポイントと、魅力的な動画の実例をご紹介します。この記事を参考に、企業やブランドイメージに合わせた飛び切りクールな動画を作りましょう。

会社紹介に動画が効果的な理由

動画制作の現場

会社紹介や採用(新卒採用・中途採用)などのための良質な動画コンテンツを作れば、企業のイメージアップにつながり、商品やサービスに親近感が生まれます。

動画が企業のイメージアップにつながる理由

  • 社内の様子や仕事内容が伝わりやすい
  • 商品・サービスの内容を明確に伝えられる
  • B to B企業の認知度が上がりやすい

それぞれ解説していきます。

社内の様子や仕事内容が伝わりやすい

社内の様子や仕事内容を求職者に伝える際、パンフレットだけで十分なリアリティを持たせるのはなかなか難しいものです。実際に社内を見学してもらえればわかりやすいのですが、見学には採用側・求職者側双方に手間やコストがかかります。
ところが、社内の雰囲気や企業風土、仕事内容を伝える映像が1本でもあれば、求職者は容易に企業の内側を知ることができ、そこで働くイメージがつかみやすくなります。

商品・サービスの内容を明確に伝えられる

テレビCMでは15秒か30秒という限られた時間の中でしか、商品やサービスの内容を伝えられません。しかし、動画なら時間に制限なく商品やサービスの魅力を伝えることができます。さらに、自社の公式サイトだけでなく、YouTubeなどに動画をアップすれば、たくさんの人に視聴される可能性が高まります。

B to B企業の認知度が上がりやすい

B to C企業なら商品やサービスを通じてユーザーに名前や業務内容を知ってもらえますが、B to B企業の場合は、そうした機会がなかなかありません。
しかし、知名度の高い会社のほうが、クライアントへの営業でも人材の採用面においても何かと有利です。

そこで、最近では動画を活用してアピールに努めるB to B企業が現れています。印象的な動画を作成することでB to C企業のような親近感が生まれ、業務内容だけでなく企業そのものに興味を持ってもらいやすくなるでしょう。

会社紹介の動画を制作するときのポイント

動画編集の画面

会社紹介は企業イメージを損ねないことを意識すると同時に、キャッチーな面も併せ持っていないと、「つまらない」「センスがない」と思われて、逆にマイナス評価を受けてしまうおそれもあります。

ターゲット層に合わせて説得力のある動画を作るポイント

  • ブランドイメージを明確に
  • ターゲティングを明確に
  • リアルで魅力的なストーリーに

それぞれ解説していきます。

ブランドイメージを明確に

会社紹介動画の最重要ポイントのひとつです。例えば、高級商品を販売している会社であればステイタス感のある動画、先進的なサービスを提供している会社であればスタイリッシュな動画、身近な商品を販売している会社であればユニークさのある動画など、ブランドイメージに沿った動画を作ることで、会社に対する理解度や親近感が深まります。

ターゲティングを明確に

ターゲットを絞らずに動画を作ってしまうと、予算をかけたのに「興味を持てない」「結局何が言いたいのかわからない」「記憶に残らない」という結果を招きがちです。「社員を採用したい」「商品やサービスを紹介したい」「企業を知ってもらいたい」という目的別に「誰に見てもらいたいのか」というターゲティングを最初に行いましょう。

リアルで魅力的なストーリーに

若いユーザーは動画を見慣れています。リアルさに欠けると、すぐに「ウソ」を見抜かれ、悪い評判が立ったり炎上したりするリスクもあります。動画の登場人物は実際に勤めている人にしましょう。社内の様子や仕事内容も、良く見せようとして綺麗事でまとめるのではなく、大変なところもネガティブな印象を持たれないように配慮しながら示しましょう。
また、事実の羅列だけでは興味を持って動画を見てもらえなくなりますので、ストーリー性を持たせることもポイントです。

動画を活用した会社紹介の実例

参考にしたい会社紹介動画をご紹介します。いずれも知名度の高い企業ですが、動画を見ると、商品や業務内容、企業風土をより詳しく知ることができます。

JFEスチール株式会社


JFEスチール_IRON CUBE編ED2
理系の学生にターゲットを絞り構成を検討した動画です。「こんな小さな鉄のCUBEに何ができるのか?と思うかもしれません。でも、社会を根底から支えるのが「鉄」の仕事なんです。」という、鉄の会社のメッセージを表している動画です。鉄鋼製品は日々研究開発が進められ、各産業の最先端のモノづくりを支えていることで企業のイメージをアピールしています。

株式会社ワークポート


ワークポート採用動画
人材紹介サービスという「人」を扱う会社ならではの魅力がわかりやすく伝わる内容です。複数名のインタビュー素材に、人/オフィスのインサート素材を織り交ぜることで、イキイキと働く社員や活発な社内の様子がよく伝わってきます。ターゲットとなる学生が見たときに、参考となるようなコメント、映像構成となっています。

戦略を持って動画を制作することが重要

会社紹介の動画制作は戦略が重要です。良いイメージの会社紹介の動画を作ることで、会社の知名度やブランドイメージを高めるだけでなく、優秀な人材の採用や営業利益の向上に役立てることができます。

ただし、ただ動画を作ればいいという時代は終わりました。ブランディングやターゲティング、ストーリー性など戦略を持って動画を制作することが重要です。まだ、「自社の動画を作ったことがない」、「現在の自社動画に満足していない」という人は、企画テーマを含めた高いクオリティのスキルを持つプロの動画制作会社に相談することをおすすめします。

参考情報:
企業のブランディングは株式会社セブンデックスのオウンドメディアを参考にさせていただきました。

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