自治体が動画を作るとき、民間企業と決定的に違うことがあります。何を伝えるかを考える前に、どの年度の予算で、どの調達方式で、いつまでに納品するかが決まらないと動き出せないことです。
そして公開したあとも違います。特定の誰かを利するように見えないか、表現が不正確ではないか、批判を受けたときに説明できるか。民間の広報にはない基準を通す必要があります。
自治体のご担当者の関心は、作ることそのものより、制度の中でどう進めるかに向いています。当社の検索流入を見ても、チャンネルの運営方法より先に「そもそもYouTubeに広告を出せるのか」を調べる方が目立ちます。
この記事では、自治体の動画活用を、用途の整理、発注の進め方、年度内納品の逆算、YouTube広告、炎上と中立性、多言語対応の順で解説します。動画の作り方ではなく、発注する職員の方が実際に判断することを中心に書きました。
自治体の動画は何に使われているか
まず用途を整理します。ひとくちに自治体の動画といっても、政策を説明するものと地域の魅力を伝えるものでは、作り方も予算も担当部署も変わります。
| 用途 | 何を伝えるか | 向く表現 | 陳腐化しやすい要素 |
|---|---|---|---|
| 政策・制度啓発 | 新制度、税制改正、社会保障、健康啓発、環境政策 | アニメーション、モーショングラフィックス | 制度名、金額、申請期限 |
| 地域PR・移住促進 | 地域の魅力、移住、ふるさと納税、地場産業 | 空撮と実写、住民インタビュー | 出演者、店舗、施設の現況 |
| 多言語の生活情報 | ゴミ分別、防災、医療制度、行政手続き | 実写とテロップ、多言語ナレーション | 制度変更、窓口の場所 |
| 防災啓発 | 避難手順、備蓄、災害時の行動、復旧プロセス | 実写、アニメーション、3DCG | ハザードマップ、避難所の指定 |
| 職員採用 | 仕事の社会的意義、キャリアパス、働き方 | 実写、職員インタビュー | 出演職員の異動と退職 |
| 議会・公開イベント収録 | 議会中継、シンポジウム、表彰式 | 複数カメラ収録、ライブ配信 | 議員構成、役職名 |
抽象的な制度をアニメーションで翻訳するものと、地域の空気を空撮と実写で見せるものでは、必要なスタッフも工程も別物です。当社でも前者は構成台本づくりに時間をかけ、後者はロケハンと天候の予備日に時間をかけます。
右端に「陳腐化しやすい要素」を入れたのには理由があります。自治体の動画は数年使うことが多く、その間に制度も担当者も変わります。ここに挙げた要素は映像に焼き込まず、差し替えられるテロップにしておくと、部分的な更新で使い続けられます。この点は最後の費用の章でもう一度触れます。
発注の前に決めること
ここからが本題です。当社が自治体や公的機関の方からご相談をいただくとき、最初の打ち合わせで決めるのは動画の内容ではありません。次の5つです。

- 対象者:誰に届けるのか。全住民か、特定の年代か、在留外国人か、移住検討層か
- 伝えたいメッセージ:見た人に何を知ってほしいか、何をしてほしいか
- 活用チャネル:Webサイト、SNS、説明会の会場、庁舎のサイネージ、テレビCM。どこで流すかで尺も音の設計も変わります
- 予算感:どの年度の、どの費目か
- 使用期間:何年使う前提か
この5つが決まっていれば、仕様がまだ固まっていない段階でもご相談いただけます。むしろ「制作仕様が固まっていないので一度話を聞いてほしい」という段階からご一緒するほうが、後戻りが少なくなります。仕様書を書いてから相談すると、その仕様が実現できない前提で組まれていた場合に、書き直しから始めることになるためです。
仕様書に書いておくとよいこと
入札や見積合わせで発注する場合、仕様書の書き方で見積もりの精度が変わります。次の項目が抜けていると、各社が違う前提で見積もることになり、金額を比較できなくなります。
- 動画の本数と尺(本編1本なのか、派生の短尺を含むのか)
- 撮影の有無と規模(何拠点で何日撮るか、空撮を含むか)
- 納品形式(MP4のほかにマスターデータが要るか、字幕ファイルは別納品か)
- 多言語の要否(何語か、テロップだけかナレーションも差し替えるか)
- 著作権の扱い(納品時に権利を譲渡するのか、利用許諾の範囲を定めるのか)
- 修正回数の上限(各段階で何回までか)
- 使用期間と二次利用の範囲(庁内の他部署が使ってよいか、SNSに転載してよいか)
このうち抜けやすいのが著作権と二次利用の範囲です。動画に使う音楽や素材には、利用範囲に条件が付いているものがあります。「Webでの公開のみ」で契約した素材を、後からテレビCMや館内サイネージで使おうとすると、追加の許諾が必要になることがあります。あとで使い方を広げる可能性があるなら、その前提を最初に伝えてください。
公的調達の事務手続き
当社では、見積書様式の調整、仕様書への対応、検収プロセス、納品時の権利譲渡、適格請求書の発行、契約書様式の調整といった公的調達特有の事務に標準で対応しています。実績証明書の発行、再委託の有無の確認、機密情報の取り扱いについてもご相談を受けています。
制作会社を選ぶときは、こうした事務に対応した経験があるかを確認しておくと、契約の段階で止まりません。特に再委託の可否は、仕様書で禁止または制限している自治体が多く、撮影や編集を外部のクリエイターに委託する制作体制と衝突することがあります。発注前に体制を確認してください。
年度内に納品するには、いつ発注すればよいか
自治体の動画で最も多いご相談が納期です。年度予算で執行する以上、3月末までに検収を終える必要があります。

当社の標準的な制作期間は8週間から14週間です。ここに多言語版の派生、空撮の許認可、複数部局のレビューが入ると、12週間から18週間になります。
3月末の納品から逆算すると、標準的な構成でも12月上旬、多言語や空撮を含むなら11月中の発注が目安です。年度予算の使い切りで発注される場合は、11月までにご発注いただくのが安全です。それ以降になる場合は、短納期での進め方をご相談ください。
期間が延びる要因は決まっています。
- 複数部局のレビュー:構成台本、絵コンテ、初稿、最終納品の各段階で担当部署と関連部局の確認が入ります。部局が増えるほど、1回のレビューにかかる日数が延びます
- 空撮の許認可:自治体管理地、国立公園、神社仏閣などで撮影する場合、事前に管理者の許諾が必要です。当社で代行できますが、申請から許可まで日数がかかります
- 多言語の派生:翻訳、テロップの再配置、ナレーションの収録または音声生成の工程が言語ごとに乗ります
- 議会日程:予算の議決や委員会の日程に合わせて公開時期が決まっている場合、その前後で確認が取れない期間が生まれます
このうち発注側で短縮できるのはレビューです。誰が何段階目で確認するかを最初に決めて、各段階の確認期間を日数で押さえておくと、進行が安定します。逆に「全部できてから関係部局に見せる」進め方をすると、最終段階で構成そのものを直すことになり、日程が大きく動きます。
YouTube広告は出せるのか
冒頭で触れたとおり、自治体のご担当者が最初に確かめたいのは、チャンネルの運営方法より「広告を出してよいのか」という可否です。ここを整理しておきます。
結論から言えば、自治体の広報動画をYouTube広告として出稿することは、一般的な広報活動の範囲では可能です。移住促進、観光PR、健康診断の受診勧奨、防災啓発といった内容は、通常の広告として扱われます。
注意が必要なのは選挙に関わる内容です。Googleの広告ポリシーでは、日本国内について次の制限が示されています(2026年8月時点の記載を確認)。
- 選挙期間外は、政党、党首、候補者を掲載したうえで投票を促す表現を含む広告が禁止されています
- 選挙期間中は、投票を促す表現を含む広告、および候補者を掲載して政党や現職議員の政策を宣伝する広告が禁止されています
自治体が出す一般的な広報広告は、これらに該当しないのが通常です。ただし首長が出演する動画を選挙が近い時期に広告配信する場合など、判断が微妙になる場面はあります。出稿の前にYouTubeおよびGoogle広告の最新のポリシーを確認し、必要に応じて選挙管理委員会や法務担当に相談してください。ポリシーは改定されるため、この記事の記載も出稿時点で照合していただく前提です。
広告を出す場合、動画の作り方も変わります。広告として配信される動画は、最初の数秒でスキップされる前提で設計する必要があります。冒頭に自治体名とロゴを置いて始めるより、伝えたい要点を先に出すほうが最後まで見てもらえます。広告用に冒頭を差し替えた版を作ることも検討してください。
チャンネルを作ったあと、続かなくなる理由
YouTubeチャンネルを開設したものの、数本で更新が止まっている自治体は珍しくありません。原因は制作予算より運用体制にあります。
担当者の異動が最も大きい要因です。年度が替わると担当が代わり、アカウントの管理権限や制作の経緯が引き継がれないことがあります。チャンネルの管理権限は個人アカウントではなく組織で管理し、過去の制作物のデータと契約条件を一覧にして引き継げる状態にしておいてください。
更新の期待値も最初に決めておくべきです。毎月更新する体制がないなら、無理に本数を増やさず、長く使える動画を数本置くほうが機能します。制度の説明や防災の基本といった内容は、数年単位で見られ続けます。
コメント欄の運用方針も先に決めてください。公開後に方針を決めようとすると、批判的なコメントが付いてから慌てて閉じることになり、それ自体が批判の対象になります。開けるのか閉じるのか、開けるなら誰がどの頻度で確認するのかを、公開前に決めておいてください。
シリーズ化を前提にすると運用は楽になります。年度ごとの政策啓発や季節ごとの地域PRを、同じテンプレートで作る設計にしておけば、2本目以降は素材の差し替えで済み、1本あたりのコストも下がります。
炎上と中立性。公的機関だから気をつけること
自治体の動画は、民間の広告より厳しく見られます。公費で作られている以上、当然のことでもあります。当社が公的機関の案件で標準にしているのは、レビューを段階的に組み込む進行です。構成台本、絵コンテ、初稿、最終納品のそれぞれで確認の場を設け、次の観点を通します。

表現の中立性
特定の団体や個人を不当に有利にしていないかを見ます。出演する事業者や店舗が偏っていないか、公募で選んだのなら選定の理由を説明できるかまで確認します。
内容の正確性
制度の説明が現行の条文と一致しているかを確認します。「必ず」「全員が」といった断定が、例外のある制度に使われていないかも見ます。
誤解を招く演出
印象を強めるための誇張が、事実と違う受け取られ方をしないかを確認します。防災動画で危機感を煽りすぎて、かえって行動につながらない構成になっていないかも見ます。
出演者への配慮
住民の方が出演する場合、公開範囲と使用期間をどう伝えているかを確認します。子どもが映る場合は、保護者の同意の取り方まで先に決めておきます。
話題性を狙った演出については、慎重に判断してください。強い演出は拡散しやすい反面、意図と違う切り取られ方をされる余地も大きくなります。判断の基準として当社がお伝えしているのは、「この動画の一場面だけが切り出されて拡散されたとき、説明できるか」という問いです。全体を見れば意図が伝わる構成でも、一部分だけを取り出すと違う意味に見えるなら、その部分は作り直したほうが安全です。
多言語とやさしい日本語
在留外国人と訪日観光客に向けた多言語の動画は、自治体で需要が伸びている領域です。ゴミの分別、防災、医療制度、行政手続きといった、生活に必要な情報が中心になります。
言語を増やすときの作業は、テロップの差し替えとナレーションの差し替えに分かれます。テロップだけなら翻訳と再配置で済みますが、ナレーションを差し替える場合は収録または音声生成の工程が加わります。当社では無料多言語化サービスと無料のAI音声読み上げソフトを併用することで、言語を追加するコストを抑えています。英語、中国語、韓国語、東南アジア言語まで対応可能です。
「やさしい日本語」版も選択肢に入れてください。文法を簡略化し、漢字を最小限にした版で、在留外国人だけでなく、知的障害のある方や高齢者にも届きます。テロップとナレーションの両方で対応した制作実績があります。多言語版を作るとき、外国語だけを考えて日本語版はそのまま、というケースが多いのですが、やさしい日本語版を1本加えるほうが届く範囲が広がる場合があります。
なお、機械翻訳をそのまま使うのは避けてください。行政用語は直訳すると意味が変わることがあり、「申請」「届出」「受給」の区別が失われると、動画を見た人が誤った手続きをすることになります。翻訳の段階で、その言語を母語とする人の確認を通す前提で設計してください。
空撮と議会収録。自治体ならではの制約
空撮は地域PRで使いたいという要望が多い手法です。ドローンの飛行には航空法に基づく許可と承認が必要で、加えて撮影場所ごとの管理者の許諾が要ります。自治体管理地、国立公園、神社仏閣、観光地などは、それぞれの管理者とすり合わせたうえで許認可を取得します。当社ではこの取得を代行できます。立地の調査と許可取得の見通しを事前にお伝えしたうえで、撮影の可否を判断します。
自治体の場合、撮影場所が自団体の管理地であることも多く、その場合は庁内の手続きになります。所管課が別であれば、その調整期間を日程に見込んでおいてください。
議会中継や表彰式、シンポジウムの収録も、自治体特有の用途です。複数カメラでの収録、ライブ配信、後日のWeb公開用の編集に対応します。あわせて検討したいのが字幕と手話通訳です。議会中継や公的なイベントの記録は、情報保障の観点から字幕を付ける自治体が増えています。後から字幕を付けるより、収録の段階で想定しておくほうが精度も上がり、費用も抑えられます。
費用と期間の目安
当社が公開している予算の目安は次のとおりです。
| 予算帯 | 内容 |
|---|---|
| 〜49万円 | 既存資料を起点としたテンプレート活用のモーショングラフィックス、住民周知の短尺動画、防災啓発の入門動画 |
| 50〜99万円 | 標準的な政策啓発アニメ、自治体PRの短尺動画、住民向けの生活情報説明動画 |
| 100〜299万円 | 空撮を含む地域PRのブランドムービー、多言語版の同時派生、政策啓発のシリーズ展開、職員採用の本編 |
| 300万円〜 | 大規模自治体のブランドムービー、大型の啓発キャンペーン、周年記念、複数言語対応の本格制作 |
金額が動く要因は、拠点数、空撮の有無、多言語派生の数、シリーズ展開の規模、そして入札や調達フローの条件です。
公費で作る以上、1本あたりの効率を上げる設計が大切になります。有効なのは次の3つです。
シリーズ化を前提にテンプレートを作る
年度ごとの政策啓発や季節ごとの地域PRを同じ設計で作れば、2本目以降のコストが下がります。
1回の撮影から複数の版を書き出す
Web用、SNS用の短尺、庁舎サイネージ用、住民説明会用と、同じ素材から派生させます。撮影は一度で済みます。
陳腐化する要素をテロップに分離する
前半の表で挙げた制度名、金額、申請期限、窓口の場所などを映像に焼き込まず、差し替えられる形にしておけば、制度改正のたびに作り直す必要がなくなります。
費用の考え方は動画制作の費用相場を解説した記事、発注から納品までの流れは依頼から納品までの流れを解説した記事で説明しています。
自治体の動画活用のよくある質問
年度内(3月末)の納品は可能ですか?
可能です。当社の標準的な制作期間は8週間から14週間で、多言語派生、空撮の許認可、複数部局のレビューが入ると12週間から18週間です。3月末納品なら、標準構成で12月上旬、多言語や空撮を含む場合は11月中の発注が目安になります。それ以降でも短納期での進め方をご相談いただけます。
入札や見積合わせに参加してもらえますか?
対応しています。見積書様式の調整、仕様書対応、検収プロセス、納品時の権利譲渡、適格請求書の発行、契約書様式の調整といった公的調達特有の事務手続きに標準対応しています。実績証明書の発行、再委託の有無の確認、機密情報の取り扱いもご相談ください。
自治体のPR動画の相場はいくらですか?
内容によって幅があります。当社の目安では、テンプレートを活用した住民周知の短尺動画で49万円まで、標準的な政策啓発アニメや地域PRの短尺で50万円から99万円、空撮を含む地域PRのブランドムービーや多言語派生を伴うもので100万円から299万円です。拠点数、空撮の有無、多言語の数、シリーズ展開の規模で変わります。
YouTube広告は出せますか?
移住促進、観光PR、健康診断の受診勧奨、防災啓発といった一般的な広報内容であれば、通常の広告として出稿できます。ただし選挙に関わる内容には制限があり、日本国内では選挙期間の内外で禁止される表現が定められています。出稿前にYouTubeおよびGoogle広告の最新のポリシーを確認し、必要に応じて選挙管理委員会や法務担当にご相談ください。
多言語版は何語まで対応できますか?
主要言語のほぼすべてに対応可能です。テロップとナレーションの差し替えで派生させ、無料多言語化サービスと無料のAI音声読み上げソフトを併用することで、言語を追加するコストを抑えられます。在留外国人向け、訪日観光客向け、海外の友好都市向けなど、自治体特有の用途で活用されています。「やさしい日本語」版にも対応しています。
議会中継や表彰式の収録もお願いできますか?
対応しています。複数カメラでの収録、ライブ配信、後日のWeb公開用の編集に加えて、字幕や手話通訳の付加もご相談いただけます。情報保障の観点から字幕を付ける自治体が増えているため、収録の段階で想定しておくことをおすすめします。
まとめ:制度の中でどう進めるかを先に決める
自治体の動画は、映像の企画より前に決めることが多い分野です。要点は3つあります。
1つ目は、発注の前に5つを決めることです。対象者、伝えたいメッセージ、活用チャネル、予算感、使用期間。この5つが決まっていれば、仕様が固まっていない段階でも相談できます。仕様書に書く項目としては、著作権の扱いと二次利用の範囲が抜けやすいので注意してください。
2つ目は、年度から逆算することです。標準で8週間から14週間、多言語や空撮を含むと12週間から18週間。3月末納品なら11月から12月上旬の発注が目安です。日程を最も動かすのは複数部局のレビューなので、誰がどの段階で確認するかを最初に決めてください。
3つ目は、公開後に説明できる形で作ることです。中立性、正確性、演出の妥当性、出演者への配慮。一場面だけが切り出されて拡散されたときに説明できるかを基準にすると、判断がぶれません。
当社は官公庁、公社、公益団体向けの動画制作に対応しており、入札や公的調達のフローにも標準で対応しています。取り組みは官公庁・公社・団体向けの動画制作ページにまとめていますので、あわせてご覧ください。職員採用の動画は採用動画を解説した記事、組織を紹介する動画は会社紹介動画を解説した記事、在留外国人や訪日客に向けた多言語対応はインバウンド動画を解説した記事、発注先の選び方は動画制作会社の選び方を解説した記事で解説しています。
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