海外撮影・海外ロケの映像コンテンツを活用したいと考えている企業は、制作コストを抑える方法や、海外の動画制作マーケットについて詳しく知りたいのではないでしょうか?
そこでこの記事では、海外撮影・海外ロケの基礎知識や注意点、高品質かつ低コストを実現する方法について説明します。また、動画の事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
海外撮影・海外ロケの活用シーン
海外撮影・海外ロケの映像コンテンツは、以下のようなシーンで活用されています。
- プロモーション動画
- 動画広告
- テレビCM
- 海外情勢を伝えるニュース
- ドキュメンタリー
- 映画・ドラマ 他
上記の中で、特に需要が高いのが「プロモーション動画」と「動画広告」です。
商材をグローバルに展開する企業、国内向けにインパクトのある動画を制作したい企業は、海外撮影・海外ロケを活用しています。
海外ロケで撮影した映像コンテンツの魅力とは?
海外ロケで撮影した映像コンテンツの魅力は以下の5つです。
- グローバル戦略に有効
- インパクトを与えられる
- 商材に注目を集められる
- 情緒的価値をストレートに伝えられる
- 憧れのライフスタイルを提案できる
それぞれについて説明します。
グローバル戦略に有効
グローバルマーケットに販路を拡大する際は、現地の文化や習慣に合わせたマーケティング戦略が必要です。映像コンテンツにターゲットが住む地域の風景や文化を取り入れることで、より身近で親しみやすいコンテンツを作り出せます。
インパクトを与えられる
海外ロケで撮影した映像コンテンツは、風景、カラー、テクスチャなどその世界観で視聴者にインパクトを与えられます。国内では見られない異国情緒あふれる映像は、自社の商材を印象付けるのに最適です。
商材に注目を集められる
国内向けの動画広告の場合、日本の見慣れた風景やシーンに共感してしまい、商材まで意識が届かない場合があります。あえて現実離れした異国の風景や外国人を登用することで、シーンよりも商材に注目を集めることができます。
情緒的価値をストレートに伝えられる
国内映像よりも、海外映像の方が情緒的価値をストレートに訴求できる場合があります。
以下は情緒的価値×動画コンテンツの例です。
高級感(リゾート、ホテル、ブランド店街)/冒険心(大自然、スポーツ、歴史的建造物)
情緒的価値を強化したいとき、商品やサービスに対するイメージを劇的に変化させたいときなどに海外映像コンテンツは有効です。
憧れのライフスタイルを提案できる
視聴者に自社の商材を選んでもらうには、視聴者のライフスタイルにどのような好影響があるのかイメージしてもらう必要があります。
以下はライフスタイル的価値と海外映像コンテンツの組み合わせ例です。
サステナブルな暮らし(コペンハーゲン×運河)/グローバルに働く(インド×IT産業)
海外映像コンテンツによって、視聴者が憧れるライフスタイルをストレートに提案できます。
海外撮影・海外ロケのデメリットと注意点
海外撮影・海外ロケの映像コンテンツは認知向上に効果的ですが、以下のようなデメリットもあります。
- 費用がかかる
- 納期に時間がかかる
- 撮影機材の持ち込み、手配の手間
それぞれについて説明します。
費用がかかる
海外撮影・海外ロケには、多くの費用がかかります。
費用の内訳は以下の通りです。
項目 | 内訳 |
---|---|
撮影費 | カメラマン、音声、照明、アシスタントの人件費 |
スタジオ費 | 撮影用のスタジオ、外部施設を撮影場所として有料で使用する場合の費用 |
渡航費・交通費 | 飛行機や船のチケット代、レンタカー、タクシー、公共交通機関の費用 |
機材運搬費 | カメラ、照明、ドローンなどの機材を輸送する際の費用 |
宿泊費 | 撮影スケジュールに合わせたスタッフの宿泊費 |
ビザ申請費用 | 必要書類の準備にかかる費用、ビザ申請手数料など |
撮影許可申請コスト | 撮影許可を得るためにかかる費用 |
通訳・現地ガイド | 現地での通訳、ロケ地へのアテンドなどにかかる費用 |
保険費⽤ | スタッフ、キャストの事故、機材の盗難や故障時、事故に備える保険費用 |
予算の限られたプロジェクトでは、海外撮影・海外ロケによって制作費が膨らんでしまう可能性があります。
納期に時間がかかる
海外映像コンテンツの制作は、現地での撮影や打ち合わせ、通訳や移動の手配が必要になります。また、国によっては撮影ビザ申請が必要になり、発給までに数週間から数ヶ月程かかることがあります。
納期が遅れてマーケティング戦略のタイミングがずれてしまえば、キャンペーンやイベントの効果が薄れてしまう可能性はゼロではありません。
撮影機材の持ち込み、手配の手間
日本から撮影機材を持ち込む場合、国によって通関手続きが必要です。
また、海外でドローンを使用する場合、各国の法律に従って機体を登録したり、操縦ライセンスを取得したりする必要があります。現地で撮影機材やドローン操縦士の手配は可能ですが、その分作業工数は増えてしまうでしょう。
VIDWEBは最大1/10のプライスで海外ロケができる制作会社
VIDWEBは、一般的な映像制作会社と比較して最大1/10のコストで海外撮影・海外ロケが可能です。さらに、納期は最短で1週間であり、品質も保証されています。
ここからは、VIDWEBがリーズナブルかつスピーディーな海外撮影・海外ロケを実現できる理由について説明します。
1,500名以上の多国籍映像クリエイターを保有
VIDWEBは、⽇本および海外で厳しい基準をクリアした1,500名以上の映像クリエイターが登録するネットワークを保有しています。以下は、海外撮影・海外ロケの実績がある国・地域(一部抜粋)です。
アルメニア / パキスタン / スリランカ / シンガポール / マレーシア / カナダ / ベトナム(ハノイ、ホーチミン) / フランス(パリ、Beaune) / 中国(上海、北京) / アメリカ(ニューヨーク、イリノイ州、シカゴ) / ケニア / 南アフリカ(ケープタウン、ヨハネスブルグ) / ドイツ(コロン、デュッセルドルフ、ミュンヘン、ベルギー) / インド / イギリス(ロンドン) など。
撮影地が世界中のどこであっても素早くクリエイターをアサインできるので、各地域の嗜好やニーズに合わせた動画制作を実現できます。
効率的なツール活⽤と徹底したコスト削減
世界各地の映像クリエイターと直接やりとりするため、渡航費や交通費はかかりません。撮影ビザの申請も不要です。
さらに、オンラインツールを用いてリモートでプロジェクトを推進するため、撮影費や通訳・現地ガイドのコストダウンも実現できます。
VIDWEBの料金相場について詳しく知りたい方はこちら
経験豊富なプロデューサーが介在
経験豊富なプロデューサーがクリエイターを選出し、ロケや撮影の手配、動画の品質管理を行います。独自の世界観を生み出すことで差別化を図り、企業や商材のブランディングに貢献します。
また、YouTubeやSNS広告を含めた動画広告の運用も提案可能です。海外で撮影したコンテンツを各デジタルプラットフォームの特性に合わせて再構成し、PDCAサイクルを回して改善・最適化を繰り返すことで効果的な動画配信を実現します。
海外撮影・海外ロケの動画事例
VIDWEBが現地リサーチから企画演出、編集まで対応している動画事例を紹介します。
オーディオ製品のブランディング動画
SONYオーディオ製品のブランディング映像です。クラシックの本場であるベルリンにて、現地在住のクリエイターチームをアサインして4Kフォーマットにて撮影しています。
制作期間 | 1.5ヶ月 |
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撮影ロケ地 | ドイツ |
海外事業部のサービス紹介動画
鹿島建設海外事業部のサービス紹介動画です。複数のロケーションで撮影することで、企業の柔軟性と多様性を表現しています。
制作期間 | 4ヶ月 |
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撮影ロケ地 | アメリカ |
海外向け製品紹介動画
AI(人工知能)の開発を手がける株式会社Arithmerの海外向け製品紹介動画です。製品情報がスムーズに伝わるように、実写素材にグラフィックやサウンドエフェクトを追加しています。
制作期間 | 2ヶ月 |
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撮影ロケ地 | アメリカ |
海外短期研修のPR動画
成城大学短期留学プログラムのPR動画です。研修内容をより魅力的に訴求するために、学生や教職員へのインタビューを収録したドキュメンタリー形式の動画になっています。
制作期間 | 2ヶ月 |
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撮影ロケ地 | 台湾 |
海外撮影・海外ロケはリーズナブルかつ高品質のVIDWEBにお任せ!
海外撮影や海外ロケは、魅力的な動画コンテンツを制作する上で有効な手段ですが、企業にとってはコストや納期が大きな課題となるでしょう。
VIDWEBは、世界中にあるクリエイターネットワークを駆使して、日本国内の撮影とほぼ同等のコストで海外撮影を実現できます。海外向けのプロモーションやWeb広告の運用サポートなど、動画制作後の配信プランも提案可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。