採用動画の効果・メリットを解説。採用動画の種類と配信先一覧

活用事例
公開日:2019年6月3日 / 最終更新日:2024年12月13日
採用動画の効果・メリットを解説。採用動画の種類と配信先一覧
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VIDWEBコラム編集部
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人材の採用活動に動画を利用するのは今や当たり前となっています。
特に新卒者採用では動画の活用が不可欠になっています。新卒で応募する学生や中途採用のビジネスパーソンはもちろんのこと、採用する企業にとってもメリットの大きい動画の活用が広がっています。

採用動画を使うことで具体的にどのような「効果・メリット」があるのかと、「採用動画の種類」および「採用動画の配信先」について詳しく解説していきます。企業の採用担当者は知っておくべき動画を活用した採用マーケティングをまとめました。

採用活動で動画を活用するメリットとは?

テキストの情報と比較し、動画が持つ情報量は約5000倍とも言われるように、伝えられる情報量の多さが強みとなります。
以下では、採用動画が具体的にどのようなマーケティング効果をもたらすのかを解説していきます。

企業が採用動画を活用するメリット・効果

自社の具体的でリアルなイメージを求職者に伝えやすいこと。テキスト情報や静止画中心のWebサイトではなかなか伝わりにくい社内の雰囲気も、動画ならビジュアルに求職者へ伝えることができます。

新卒採用の会社説明会でも、動画は有効に活用されています。説明会当日、人事担当者や会社幹部の話を延々と聞かされるだけでは、学生も飽きてしまうので、動画を適宜挟むことが学生の集中力と興味度を再び高めることに繋がります。
また、採用したい人材層だけに絞って動画を配信することで、ロイヤリティを高め、質の高い応募者を集めやすくなるでしょう。

他にも、会社説明会を動画にしてYouTubeなどの動画サイトにアップしておくと、通年採用をオンデマンドで行うことが可能になります。これが話題となって拡散すれば、求人サイトや転職サイトよりも高い効果を期待できます。

求職者側のメリット

会社のWebサイトやパンフレット、人事担当者の話だけでは、その会社の具体的な仕事内容まではなかなかイメージできないものです。しかし、動画を見ることで社員たちのリアルな声を聞くことができれば、企業理念や業務内容への理解を深められ、入社前後のミスマッチを少なくすることが可能です。

また、先輩社員へのインタビュー動画を見ることで、単なる情報だけには留まらず雰囲気や人柄などの確認もできるでしょう。

採用動画の種類

採用動画の種類

採用動画には用途や目的に応じていくつかの種類があります。

採用動画の主な種類

  • 会社紹介動画
  • 採用説明会動画
  • 先輩社員のインタビュー動画
  • 職場紹介動画

それぞれ具体的に見てみましょう。

会社紹介動画

会社のプロフィール、理念、事業内容や事業の目的、歴史、売り上げや利益、テレビCMや広告の紹介など、会社についての情報を盛り込んだ動画です。
求職者が最初に目にするもので、会社の全体像を把握してもらうことが目的です。
動画の内容によってはYouTube広告などで動画を配信することで企業の認知度が格段に向上します。

採用説明会動画

2020年に入ってライブ配信技術を活用し、オンラインで開催する「採用説明会」は広がりを見せています。
学生はインターネット環境さえあれば、どこにいても視聴可能となり、リアルな対面よりもコミュニケーションがしやすくなったという事例もあります。

先輩社員のインタビュー動画

多くの採用動画は社員のインタビュー映像を取り入れています。実際に働いている社員の生の声を紹介したり、仕事をする上での「やりがいや大変なこと」などが盛り込まれることが一般的です。求職者はこの動画を見ることで、仕事内容に対するイメージを深めることができ、入社後のミスマッチを防ぐことに役立ちます。
社員のインタビュー動画を企業の採用サイトに掲載しておくことで視聴される可能性が高まるでしょう。

職場紹介動画

実際のオフィスや店舗、または工場などの様子を収録した職場紹介も採用動画に多く使われます。例えば、ファッション業界では店舗の雰囲気や接客の様子を映像にして紹介することで、求職者の憧れの気持ちを喚起させています。

採用動画の配信先

採用動画の配信先

採用動画は会社説明会の日に流すことだけが目的ではありません。自社サイトやSNS、有料広告などを活用することがポイントです。

採用動画の代表的な配信先一覧

  • 自社の公式Webサイト
  • 自社が運営しているSNS
  • 自社が運営しているYouTubeチャンネル
  • 動画広告

自社の公式Webサイト

採用動画をアップする最初の場所は自社の公式Webサイトです。自社が社名で検索されると上位表示されるのが自社の公式Webサイト。その公式Webサイトに採用動画へのわかりやすいリンクを貼っておくことで、公式Webサイトのトラフィックを採用動画へ誘導することが可能になります。

自社が運営しているSNS

最近増えているのが自社が運営しているSNSへの直接アップです。FacebookやInstagramなどが利用されています。この場合、自社についての情報を通り一遍に紹介するような動画ではあまり効果がありません。SNSはシェアが大事。ユーザー(求職者)のニーズをよく考え、シェアしたくなるような動画を作成することが大切です。

自社が運営しているYouTubeチャンネル

自社が運営しているYouTbeチャンネルに制作した採用動画をアップロードしておくことで、YouTube検索、関連動画、ブラウジング機能などの流入経路から動画の視聴回数増加が期待できます。
ただ動画をアップロードするだけでは単なる動画保管庫となってしまうため、YouTubeSEOなどの対策を行うことで有力な流入チャネルの一つとなるでしょう。

動画広告

会社のブランドイメージの拡散や認知度向上を狙ってYouTube広告などの動画広告を検討するケースもあるでしょう。就活生の多くはYouTubeを頻繁に利用しているため、YouTubeへの広告配信は高い費用対効果が期待できる場合もあります。
YouTubeはGoogle検索エンジンに次ぐ、正解第二位の検索エンジンとしての側面もあるため、採用マーケティングやオンラインマーケティングを検討するうえで決して無視できない存在です。

VIDWEBでは動画制作のみならず、動画広告の運用やYouTube活用のアドバイスなども行っております。

吉本興業グループの新卒者向け採用動画(YouTube)

VIDWEBのウェブサイトでは採用動画の制作を豊富にご紹介しております。採用動画の事例をチェックしたい方は以下のリンクからどうぞ。

採用活動における動画の役割は大きい

採用動画を上手に活用することで、企業と求職者とのより良いマッチングを実現し、長期的には採用コストの削減と社員の定着率向上が期待できます。また、SNSに採用動画をアップすることで、採用動画を見た求職者とメッセージでのやり取りが可能になり、より積極的な採用活動が可能になります。実際、SNSを使ったリクルーティング「ソーシャルリクルーティング」が最近話題になっています。
人手不足、人材不足は日本中の企業で共通かつ深刻な悩みになっています。そんな時代に良い人材を集めるため、採用動画がこれからもさらに活用されることでしょう。

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