SNS動画広告の作り方|Instagram・TikTok・X・LINEの仕様と、1回の撮影から作り分ける方法

動画マーケティング
公開日:2023年6月9日 / 最終更新日:2026年10月7日
SNS動画広告の作り方|Instagram・TikTok・X・LINEの仕様と、1回の撮影から作り分ける方法
山畑 達也
山畑 達也 株式会社VIDWEB 代表取締役社長

SNS動画広告は、Instagram・Facebook・TikTok・X・LINEなどのSNSの中に、広告として流す動画です。媒体ごとに画面の比率も、長さの扱いも、音の前提も違うため、同じ動画をそのまま全部の媒体に出すと、どこかの配信面(SNSの中で広告が表示される場所)で見づらくなります。

かといって、媒体の数だけ動画を作り分けると、費用も検証の手間も増えます。当社は、撮影の段階で、どの形の動画を何本書き出すか(動画のファイルとして作るか)を決めておくことをおすすめしています。各社の公式の仕様(2026年10月に確認)を並べると、縦長(9:16)で音を活かし、字幕も入れた版が1本あれば、Instagramのフィード・ストーリーズ・リール、TikTok、Xの縦型の広告、LINEを受けられます。Facebookのフィードは4:5、Xのタイムラインは横長(16:9)か正方形(1:1)が推奨です。Xのタイムラインは字幕か文字の重ね表示を強く推奨しているので、こちらの版は音がなくても伝わるように作っておくと、両方の配信面で使えます。

「SNSは音なしで見られる」と一律に考えると、音を前提にしている配信面で損をすると当社は考えています。TikTokやInstagramのリール、Xの縦型の広告は、公式に音を使うことを勧めています。

この記事では、SNS動画広告を出したい企業のご担当者に向けて、主な配信先と媒体別の仕様、1回の撮影から何を書き出すかの決め方、撮影の段階で決めること、音と冒頭の作り方、バリエーションの作り方、広告であることの示し方、審査、費用、当社の事例をご説明します。

SNS動画広告は、撮影の段階でどの形を書き出すかを決める

横長で作った動画を、後から縦長や正方形に切り出すと、人物や文字が画面からはみ出すことがあります。当社は、撮影に入る前に、どの媒体にどの形で出すかを決め、縦長と横長のどちらでも使える余白を残して撮るか、縦長を前提に撮るかを選ぶことをご提案しています。

当社では、1回の撮影素材から、媒体ごとの比率や長さ、冒頭の違うバリエーションを同時に書き出す作り方に標準で対応しています。どの形を何本書き出すかが決まっていれば、撮影の段取りも、編集の本数も、配信してから比べる組み合わせも先に決まります。

SNS動画広告とは|主な配信先と特徴

SNS動画広告は、SNSの投稿と投稿の間や、動画を見ている途中などに表示される動画の広告です。主な配信先の特徴は次のとおりです。

配信先主な配信面画面の形の基本音の前提(公式)
Meta(Facebook・Instagram)Facebookのフィード、Instagramのフィード・ストーリーズ・リールFacebookのフィードは4:5、Instagramは9:16音声は「使用を推奨」、リールは「強く推奨」
X(旧Twitter)タイムライン、縦長で全画面に表示される配信面(メディアビューアー)タイムラインは16:9か1:1、縦型の広告は9:16タイムラインは字幕を強く推奨、縦型の広告は音がオンで再生される
TikTok動画の流れの中(インフィード)9:16を推奨(16:9・1:1も可)音や音楽を使うことを基本としている
LINEヤフー(LINE・Yahoo! JAPAN)LINEのトークリスト、Yahoo! JAPANのトップページなど16:9・1:1・9:16・3:2入稿規定に音の前提の記載はない

LINEに広告を出すサービスは、2026年4月にLINE広告とYahoo!広告 ディスプレイ広告が統合され、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告として提供されています。LINE広告は、2026年10月下旬頃に配信を停止すると案内されています(2026年10月時点)。

YouTubeの広告とショート動画の広告は、仕様と作り方が別に決まっています。YouTube広告の動画制作ガイドとYouTubeショート動画広告の記事でご紹介しています。

SNS動画広告の媒体別の仕様

各社の公式ページの値を、2026年10月に確認してまとめました。Metaの値は、目的を「認知度アップ」にした動画広告のページの値です。TikTokの値は、TikTokに投稿した動画をそのまま広告に使う形式(Spark Ads)以外の広告の値です。LINEヤフー広告の値は、配信面に合わせて表示が変わる「レスポンシブ(動画)」という広告の形式の値です。仕様は改定されることがあるので、出稿の前に各社の公式ページで確かめてください。

配信面推奨の比率長さ音・字幕重要な要素を置かない範囲
Facebookのフィード4:51秒〜241分音声・字幕とも「任意ですが、使用を推奨」記載なし
Instagramのフィード9:161秒〜60分同上記載なし
Instagramのストーリーズ9:161秒〜60分同上上の約14%、下の約35%、両側の約6%
Instagramのリール9:160秒〜15分音声は「強く推奨」。ライセンス音楽は使えない上の14%、下の35%、両側の6%
Xのタイムラインの動画広告16:9か1:115秒以内を推奨(最長2分20秒)字幕か文字の重ね表示を強く推奨記載なし(ロゴを使う場合は左上に固定)
Xの縦型の広告(バーティカルビデオ広告)9:1615秒を推奨(最長2分20秒)音はオンで再生される。字幕も設定する記載なし(重なる表示は、2秒見られると消える)
TikTokのインフィード広告(Spark Ads以外)9:16を推奨最長10分音や音楽を使う。文字は1秒に10〜20文字公式が型紙(セーフゾーンのファイル)を配布
LINEヤフー広告 ディスプレイ広告(レスポンシブの動画)16:9・1:1・9:16・3:25秒〜60秒音声の形式の推奨のみ9:16は、ロゴや商品、注釈をセーフゾーンの中に置く

この表から言えるのは、縦長(9:16)の動画1本で、Instagramのフィード・ストーリーズ・リール、TikTok、Xの縦型の広告、LINEに出せるということです。残るのは、Facebookのフィード(4:5)と、Xのタイムライン(16:9か1:1)です。ただし、重要な要素を置かない範囲は配信面ごとに違うので、同じ縦長の版でも、文字やロゴの位置は出す配信面に合わせて確かめます。長さの推奨を公式に書いているのはXの15秒で、今回確認したMeta・TikTok・LINEヤフー広告の仕様のページには、長さの推奨はありません。

SNS動画広告の課金の種類

課金の仕方には、広告が表示された回数で払う方式、動画が視聴された回数で払う方式、クリックされた回数で払う方式などがあり、媒体と目的によって選べるものが変わります。たとえばLINEヤフー広告 ディスプレイ広告の動画再生課金は、広告が一定の秒数見られたときに「再生された」とみなして費用がかかる方式で、その秒数は掲載先の媒体によって違います。

課金の種類と配信の費用の考え方は、動画広告とは何かをまとめた記事でご紹介しています。

1回の撮影から、SNS動画広告を何系統書き出すか

当社は、作り分けの単位を、媒体の数ではなく、画面の形で考えています。この記事では、縦長(9:16)で作るか、縦長以外の比率で作るかで分けた動画のまとまりを「系統」と呼びます。同じ系統の中では構成を共通にして、出す配信面の比率に合わせて書き出します。次の2つの系統を基本に、必要に応じて短い版を足す組み方です。

図1 1回の撮影から書き出すSNS動画広告の系統

1つ目は、縦長(9:16)で音を活かし、字幕も入れた版です。Instagramのフィード・ストーリーズ・リール、TikTok、Xの縦型の広告、LINEに出せます。2つ目は、縦長以外の版で、Facebookのフィード向けの4:5と、Xのタイムライン向けの横長(16:9)か正方形(1:1)を、出す媒体に合わせて書き出します。Xのタイムラインは字幕か文字の重ね表示を強く推奨しているので、こちらは音がなくても内容が伝わるように作ります。そのうえで、必要に応じて、Xの推奨に合わせた15秒の版など、短い版を足します。

この組み方なら、撮影を1回にまとめられます。縦長と横長の両方を作るなら、次の章のとおり、左右に余白を残して撮ります。複数の動画を作るときは、撮影を1日にまとめると、撮影にかかる人件費や機材費などを抑えられます。

SNS動画広告の撮影で決めること|余白・字幕・重要な要素を置かない範囲

撮影の前に次のことを決めておかないと、後から縦長や横長に書き出したときに、人物や文字が画面から切れることがあります。

縦長の画面では、上下と端に、SNSのボタンや説明文、広告の表示が重なります。MetaはInstagramのストーリーズとリールについて、上の14%、下の35%、両側の6%の範囲に、文字やロゴなどの重要な要素を置かないよう勧めています。反対に、文字やロゴを置いてよい内側の範囲は、セーフゾーンと呼ばれます。TikTokは、画面の形や説明文の長さで範囲が変わるとして、セーフゾーンの型紙を公開しています。LINEヤフー広告も、9:16の動画では、ロゴや商品、注釈などをセーフゾーンの中に置くよう求めています。

図2 SNS動画広告で重要な要素を置かない範囲

撮影の段階で決めておきたいのは、次の3つです。

  • 人物や商品を、画面の中央寄りに置く(縦長でも横長でも切れないように)
  • 字幕と商品名、ロゴを置く位置を、縦長のセーフゾーンの中に決めておく
  • 縦長だけで使うのか、縦長と横長の両方を作るのかを決め、両方なら左右に余白を残して撮る

縦長と横長を1回の撮影で両方作る撮り方は、縦型動画の作り方の記事で詳しくご紹介しています。

SNS動画広告は、配信面によって音の前提が違う

SNSの動画は音を消して見られることが多い、とよく言われます。ただ、公式の仕様を見ると、配信面によって音の扱いが違います。

  • TikTokは、広告の基本として「サウンド / 音楽の使用」を挙げています
  • Instagramのリールの広告は、動画の音声を「強く推奨」としています
  • Xの縦型の広告は、音がオンの状態で再生されます
  • Facebookのフィード、Instagramのフィードとストーリーズは、音声も字幕も「使用を推奨」としています
  • Xのタイムラインの動画広告は、字幕か文字の重ね表示を強く推奨しています

縦長の版は、音で伝える構成にしたうえで字幕も入れ、音を消して見た人にも内容が分かるように作るのがよいと当社は考えています。縦長以外の版は、字幕と画面の文字だけで内容が伝わるように作ります。

SNS動画広告の冒頭は、数秒で何を見せるか

SNS動画広告は、次の投稿へすぐに移れる配信面に流れるため、冒頭で何を見せるかが大切です。各社の公式の推奨は次のとおりです。

媒体公式の推奨
TikTokつかみは最初の6秒間で示す。訴求点は最初の3秒間で紹介する
Xの縦型の広告最初の3秒間は、ユーザーが広告の中で最も多く記憶している部分。ロゴやスローガン、商品など最も重要なものを3秒以内に置く。画面に重なる表示は2秒見られると消え、ボタンは1秒見られた後に表示される

当社が動画の広告で勧めているのは、冒頭で人物や商品、ロゴを登場させることです。そのうえで、伝えたいメッセージを絞り込んでシンプルに伝え、行動を促す言葉は、音声と画面の両方で伝えます。

SNS動画広告のバリエーションの作り方|冒頭・CTA・長さ、場面と語り手

SNS動画広告は、配信してから反応を比べて、よかった版を残していく使い方が向いていると当社は考えています。TikTokも、広告のまとまり(広告セット)ごとに3〜5点の広告の素材(クリエイティブ)を用意し、検証の間は違いの大きいものを使うことを勧めています。

図3 SNS動画広告のバリエーションの作り方

当社では、同じ撮影素材から、冒頭の違い、最後に押してほしいボタンや言葉(CTA)の違い、長さの違い、撮る角度の違いを作るセットの制作に対応しています。配信の結果から反応のよかった型を選び、そこから新しい版を足していく進め方もご提案しています。

もう1つの分け方が、同じ商品を、使う場面や語り手で分けることです。当社が制作した縦型のショート動画広告にも、1つのサービスを4つの場面と2種類の語り手で作り分けた例があります(後の事例の章でご紹介します)。

SNS動画広告で広告であることを示す

2023年10月1日から、景品表示法にもとづく告示で、事業者の広告なのに、一般の消費者がそれと見分けにくい表示(いわゆるステルスマーケティング)が不当表示として規制されています。告示と運用基準は、消費者庁のステルスマーケティングのページで公開されています。

消費者庁の運用基準は、事業者が自社のSNSのアカウントを通じて行う表示は、事業者の表示であることが社会通念上明らかなものとして、告示の対象にならない例に挙げています。一方で、事業者が第三者にそのSNSで自社の商品について表示させる場合は、事業者の表示にあたるとしています。

インフルエンサーやクリエイターに投稿してもらう場合は、「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった言葉などで、事業者の表示であることを示す必要があります。こうした言葉を使っていても、表示の全体から事業者の表示であることが明瞭でなければ足りない場合があるとされています。運用基準は、動画で一般の消費者が認識できないほど短い時間だけ示すことや、長い動画の冒頭以外にだけ示すこと、大量のハッシュタグの中に埋もれさせることを、分かりにくい示し方の例に挙げています。

当社は、SNS動画広告を作るときに「広告と気づかれないようにする」ことを目標にしないことをおすすめしています。ユーザーの投稿になじむ作り方と、広告であることを隠すことは別のものです。

SNS動画広告の審査と、広告に使える音楽

SNS動画広告は、配信の前に各社の広告の審査を通ります。Metaは、すべての広告がMetaの広告ポリシーに従う必要があるとしています。

配信の前に確かめておきたいのが音楽です。Instagramのリールの広告には、ライセンス音楽を含めることができず、Metaはオリジナル音源か、Metaのサウンドコレクションの使用料が無料の音楽を勧めています。何がライセンス音楽に当たるかは、出稿の前にMetaのヘルプで確かめてください。投稿では使えた音源でも、広告では使えないことがあります。出演者や音源の権利の扱いは、ショートドラマ制作の記事でもご紹介しています。

審査の基準は媒体ごとに違い、表現によっては配信が止まることがあります。当社では、テレビ局が放送の前に行うCMの審査(考査)や、YouTubeの広告ポリシー、Metaの広告ガイドライン、TikTokのクリエイティブの規定など、媒体ごとの審査の基準を踏まえて制作し、企画の段階で確かめる体制を整えています。

SNS動画広告の制作費用

当社では、動画の種類ごとの相場として、広告用の動画・CMを50万円〜300万円としています。一般的な制作の事例をもとにした目安で、企画や内容、条件によって変わります。

当社は、WebCMとテレビCMの動画制作について、次のような予算の例をご案内しています。

予算の目安内容の例
〜49万円Meta・TikTok・X向けの縦長の短い動画を、複数のバリエーションで作るセット。配信して比べ、改善していく前提
50万〜99万円Web動画広告・YouTube広告の標準的な制作
100万〜299万円中規模のCMと、複数のバリエーションの展開
300万円〜テレビCMの放送に対応する制作や、媒体をまたぐキャンペーン

配信の費用(広告費)は、制作費とは別にかかります。当社に広告の運用を任せていただく場合の基本料金は、広告予算の20%です。初回の設計(戦略の立案、キャンペーンとターゲットの設計、広告文の作成、入稿など)は15万円からで、量や設計の難しさで変わります。

費用を抑えるなら、撮影を1回にまとめて複数の版を書き出す、縦長と横長を同時に書き出して媒体ごとの作り直しを避ける、といった方法があります。動画制作全般の費用は、料金ページもご覧ください。

SNS動画広告の作り分けの事例

当社が実績ページで公開している事例のうち、SNS動画広告の作り分けの参考になる3件をご紹介します。どれも、どのSNSに配信したかまでは実績ページに書かれていないため、作り分けの中身に絞ってご説明します。

事例作り分け映像表現制作期間動画の長さ
株式会社秋田書店様 モーションコミック『片田舎のおっさん、剣聖になる』通常の比率の版に加えて縦長(9:16)と正方形(1:1)も作り、サイズに合わせて演出も一部変えたアニメーション1.5か月15〜60秒
エプソン販売株式会社様 カラリオスマイルPlus ショート動画広告(写真印刷版を含む4本)同じサービスを4つの場面に分け、語り手を2種類にした縦型のショート動画実写2か月15〜60秒
東京都中小企業振興公社様 トレインチャンネル 15秒CM音声が出ない電車内の画面で流すため、文字と映像だけで伝わるようにした実写3か月0〜15秒

秋田書店様のモーションコミック(既存の漫画作品を動かした動画)は、各媒体での活用を考えて、通常の比率に加え、縦長と正方形も制作しました。サイズの変更に合わせて、演出も一部変えています。当社の料金ページで、予算規模が49万円までの事例に載っています。

エプソン販売様のショート動画広告は、同じ「カラリオスマイルPlus」というサービスを、写真の印刷、故障時の引き取り、提出書類の印刷、購入後の初期設定の4つの場面で描いた4本です。落ち着いた女性のナレーションで安心感を出した版と、子どもが紹介する親しみやすい版があり、女性のナレーションの2本では、図や記号で情報を示すインフォグラフィックを使ってサービスの内容を見せています。

修理料金0円編(写真印刷版)

東京都中小企業振興公社様の15秒CMは、Web上での公開とあわせて、電車内の画面での放映用に作ったもので、SNSの事例ではありません。音声が出ない環境でも内容が伝わるよう、文字の情報と映像の演出のバランスを整え、印象的なタイトルの場面や動きのあるデザインで、短い時間で目に留まるようにしました。音を消して見られるSNSの配信面の版を作るときにも、同じ考え方が使えると当社は考えています。

このほかのWebCMやテレビCMの事例は、WebCM・テレビCM動画の制作実績でご覧いただけます。

SNS動画広告でよくある質問

SNS動画広告とは何ですか?

Instagram・Facebook・TikTok・X・LINEなどのSNSの中に、広告として流す動画です。投稿と投稿の間や、動画を見ている途中などに表示されます。媒体ごとに画面の比率や長さの扱い、音の前提が違うため、出す媒体に合わせて作り分けます。

Instagram広告動画の作り方は?

縦長(9:16)で作ります。ストーリーズとリールでは、画面の上の14%、下の35%、両側の6%に、文字やロゴなどの重要な要素を置かないようにします。Metaは、音声も字幕も使うことを勧めていて、リールの広告では音声を強く推奨しています。リールの広告にはライセンス音楽を使えないため、オリジナル音源か、Metaのサウンドコレクションの使用料が無料の音楽を使います。

SNS向けの動画の作り方は?

広告に出すなら、撮影の前に、どの媒体にどの形で出すかを決めます。当社は、縦長で音を活かし字幕も入れた版と、4:5や横長で音がなくても伝わるように作る版の2つを基本に、必要に応じて短い版を足す組み方をご提案しています。1回の撮影から、これらを同時に書き出せます。

SNSで広告を出すには?

一般的には、媒体ごとに広告用のアカウントを作り、広告の目的と、届けたい相手、予算と期間を決めて、動画と広告文を入稿します。入稿した広告は各社の審査を通ってから配信されます。手順と画面は媒体ごとに違うので、各社の広告ヘルプで確かめてください。

SNS動画広告は何秒がよいですか?

公式に長さを推奨しているのはXで、動画広告は15秒以内、縦型の広告は15秒を勧めています。Meta、TikTok、LINEヤフー広告の仕様のページには長さの推奨はなく、Instagramのリールは0秒〜15分、TikTokのインフィード広告(Spark Adsを除く)は最長10分、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の動画は5秒〜60秒です。どの媒体でも、冒頭の数秒で何を見せるかが大切です。

SNS動画広告は、1本をすべての媒体で使い回せますか?

縦長(9:16)の1本で、Instagramのフィード・ストーリーズ・リール、TikTok、Xの縦型の広告、LINEに出せます。ただし、Facebookのフィードの推奨は4:5、Xのタイムラインは16:9か1:1です。音の前提も媒体で違い、Instagramのリールの広告にはライセンス音楽を使えません。撮影を1回にして、縦長の版と、4:5や横長の版を書き出すのが現実的です。

まとめ: SNS動画広告は、公式の仕様から書き出す系統を決め、音と字幕を配信面に合わせる

SNS動画広告は、媒体の数だけ作るより、撮影の段階で書き出す系統を決めるほうが、費用も検証の手間も抑えられます。縦長で音を活かし字幕も入れた版と、4:5や横長で音がなくても伝わるように作る版を基本に、必要なら短い版を足してください。

縦長の画面では、上下と端に重要な要素を置かない範囲があります。冒頭の数秒で何を見せるか、どのバリエーションを比べるかも、撮影の前に決めておきます。インフルエンサーやクリエイターの投稿を使うなら、広告であることを、見る人が分かる形で示してください。

SNS動画広告の制作をご検討の際は、WebCM・テレビCMの動画制作からご相談ください。広告の配信と運用まで任せたい場合は、動画広告・リスティング広告の制作・運用代行をご覧ください。

山畑 達也
山畑 達也 株式会社VIDWEB 代表取締役社長

20年以上にわたりオンラインマーケティング、オンライン広告業界に身を置き、数々の新規サービスや新規事業の立ち上げと事業運営、会社経営に携わる。2021年に動画制作から動画広告、動画マーケティングまでを総合的に提供する株式会社VIDWEB(ビッドウェブ)の代表取締役に就任。

1,000社5,000本以上の実績
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