【2026年最新】YouTube広告の種類一覧!費用相場・課金方式・選び方を徹底解説

動画マーケティング
公開日:2026年4月3日 / 最終更新日:2026年3月30日
【2026年最新】YouTube広告の種類一覧!費用相場・課金方式・選び方を徹底解説
山畑 達也
山畑 達也 株式会社VIDWEB 代表取締役社長

「YouTube広告を出したいけれど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「それぞれの費用感や課金の仕組みを比較したい」 ——そんな疑問をお持ちのマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。

YouTube広告にはインストリーム広告やバンパー広告、インフィード動画広告など複数のフォーマットがあり、課金方式も視聴課金(CPV)やインプレッション課金(CPM)、クリック課金(CPC)と多岐にわたります。自社の目的や予算に合った広告を選ぶには、各フォーマットの特徴を正しく理解することが不可欠です。

山畑 達也

本記事では、2026年最新のYouTube広告全種類を一覧で整理し、それぞれの費用相場・課金方式から、目的に応じた選び方、入稿規定、ターゲティング機能、運用のポイントまでを網羅的に解説します。

YouTube広告の主要6種類(フォーマット)一覧

YouTube広告には、用途の異なる6つの主要フォーマットが存在する

YouTube広告は、Google広告の管理画面から配信設定を行います。まずは、現在利用できる主要な6つの広告フォーマットを一覧で確認しましょう。

広告フォーマット特徴課金方式主な目的
スキップ可能なインストリーム広告5秒後にスキップ可能。最も一般的な動画広告CPV認知拡大・検討促進
スキップ不可のインストリーム広告15秒以内の強制視聴型CPMブランド認知・メッセージ伝達
インフィード動画広告検索結果や関連動画にサムネイルで表示CPC比較検討・購買意欲の促進
バンパー広告6秒以内のスキップ不可広告CPM認知拡大・想起促進
アウトストリーム広告YouTube外のサイト・アプリに配信vCPMリーチ拡大(モバイル中心)
YouTubeショート広告ショート動画フィードに表示される縦型広告CPV / CPM若年層へのリーチ・認知拡大

それぞれの詳細を見ていきましょう。

インストリーム広告(スキップ可能・不可)

インストリーム広告は、YouTube動画の再生前(プレロール)、再生中(ミッドロール)、再生後(ポストロール)に表示される広告で、YouTube広告の中で最も利用されているフォーマットです。

スキップ可能なインストリーム広告は、再生開始から5秒が経過するとスキップボタンが表示されます。課金は「30秒以上の視聴」または「広告へのクリック」が発生した場合に行われるため(CPV課金)、興味を持ったユーザーにのみ費用が発生する仕組みです。動画の長さに制限はありませんが、15秒〜3分程度が一般的です。

スキップ不可のインストリーム広告は、15秒以内の動画を最後まで視聴してもらえるフォーマットです。CPM(インプレッション課金)で、1,000回表示あたりで費用が発生します。メッセージを確実に届けたいブランドキャンペーンや、新商品のローンチ告知などに適しています。

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ただし、スキップ不可広告はユーザーに強制視聴を求めるため、クリエイティブの質が低いと不快感を与えてしまうリスクがあります。特にスキップ不可で配信する場合は、冒頭から視聴者の関心を引ける構成を意識することが重要です。

インフィード動画広告(旧ディスカバリー広告)

インフィード動画広告は、YouTubeの検索結果ページや関連動画の一覧、モバイルのトップページなどに、サムネイル画像とテキストの組み合わせで表示される広告です。以前は「ディスカバリー広告」と呼ばれていました。

最大の特徴は、ユーザーが自らサムネイルをクリックして初めて動画が再生されるという点です。インストリーム広告のように強制的に再生されるわけではないため、ユーザー体験を損ないにくく、「見たい」と思って視聴してくれるため、エンゲージメントの質が高くなりやすい傾向があります。

私たちがクライアントに広告フォーマットをご提案する際にも、いかにも広告・宣伝然としたインストリーム広告を避け、コンテンツマーケティングに近い活用が可能なインフィード広告をおすすめすると、喜ばれる場面は案外多くあります。ユーザーが能動的に視聴するフォーマットであるため、ハウツー動画や事例紹介といった情報提供型のコンテンツとの相性が良いのです。

また、ターゲットを絞り込みたいBtoB企業にも人気の広告です。万人向けではない商材やニッチな業界向けのソリューションを訴求する場合、広くリーチするよりも「興味を持った人にだけ深く見てもらう」方が費用対効果が高いケースがあります。

バンパー広告(6秒間の短尺動画)

バンパー広告は、6秒以内のスキップ不可の動画広告です。非常に短い尺ですが、だからこそインパクトのあるメッセージやビジュアルでブランドの記憶を残すことに特化しています。

課金方式はCPM(インプレッション課金)です。6秒で完結するため、ユーザーへのストレスが比較的少なく、スキップ不可でありながらもネガティブな印象を与えにくいバランスの取れたフォーマットと言えます。

認知拡大を目的としたキャンペーンで、スキップ可能なインストリーム広告やインフィード動画広告と組み合わせて使われるケースが多く、繰り返し短いメッセージを届けることでブランド想起を高める効果が期待できます。

アウトストリーム広告(YouTube外での配信)

アウトストリーム広告は、YouTube以外のGoogleパートナーサイトやアプリ上に配信される動画広告です。モバイル端末専用のフォーマットで、記事コンテンツの合間やアプリのフィード内で音声なし(ミュート)の状態で自動再生されます。

課金方式はvCPM(viewable CPM)で、広告面積の50%以上が2秒以上画面に表示された場合にのみ「視認可能なインプレッション」としてカウントされます。YouTubeの動画視聴者以外の層にもリーチを広げたい場合に有効ですが、YouTube上で配信されるわけではないため、動画視聴の文脈が異なる点は理解しておく必要があります。

YouTubeショート広告(縦型ショートフィード)

YouTubeショート広告は、YouTubeショート動画のフィード内に表示される縦型の広告です。ユーザーがショート動画をスワイプして閲覧している最中に、通常のショート動画と同様のフォーマットで広告が挿入されます。

TikTokやInstagramリールの普及により、縦型ショート動画の視聴習慣は幅広い年齢層に浸透しています。YouTubeショートの月間視聴者数はグローバルで20億人を超えており、特に若年層へのリーチを重視する企業にとっては見逃せない配信面です。

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動画の推奨尺は10〜60秒で、アスペクト比は9:16(縦型)が基本です。ショート動画のUX(ユーザー体験)に馴染むよう、広告感の薄い自然なクリエイティブを用意することが成果を出すためのポイントです。

YouTube広告の課金方式と費用相場

課金方式は「視聴」「表示」「クリック」の3パターンに分かれる

YouTube広告には主に3つの課金方式があります。どのフォーマットを選ぶかによって課金の仕組みが変わるため、予算設計の前に各方式の特徴と費用感を理解しておきましょう。

CPV(広告視聴単価):インストリーム広告など

CPV(Cost Per View)は、ユーザーが動画広告を一定時間以上視聴した場合、またはクリックなどの操作を行った場合に課金される方式です。スキップ可能なインストリーム広告で採用されています。

具体的には、30秒以上の視聴(動画が30秒未満の場合は最後までの視聴)、またはクリックが発生した時点で1回の視聴とカウントされます。5秒でスキップされた場合は費用が発生しないため、興味のないユーザーへの無駄な課金を抑えられるメリットがあります。

費用相場は1視聴あたり2〜25円程度です。ターゲティングの絞り込み具合や業種による競合状況、配信時期によって変動します。BtoB商材や金融・不動産など競合の多いジャンルでは単価が高くなる傾向があります。

CPM(インプレッション単価):バンパー広告・マストヘッド広告など

CPM(Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。スキップ不可のインストリーム広告やバンパー広告で採用されています。

とにかく多くの人にメッセージを届けたい認知拡大型のキャンペーンに適した課金方式です。ユーザーが視聴したかどうかではなく「表示された回数」で費用が決まるため、限られた予算で最大限のリーチを確保しやすいという特徴があります。

費用相場はバンパー広告で1,000回表示あたり300〜800円、スキップ不可インストリーム広告で500〜800円程度が目安です。

マストヘッド広告とはYouTubeのトップページ最上部に1日単位で掲載するマストヘッド広告もCPMベースの課金ですが、予約型(リザベーション)の特別な広告枠のため、費用は1日あたり数百万円規模となります。大型キャンペーンや新商品のローンチなど、短期間で圧倒的なリーチが必要な場合に限定的に活用される広告です。

CPC(クリック単価):インフィード広告など

CPC(Cost Per Click)は、ユーザーが広告をクリックした場合にのみ課金される方式です。インフィード動画広告で主に採用されています。

サムネイルが表示されただけでは費用は発生せず、ユーザーがクリックして動画を再生した時点で初めて課金されます。つまり「興味を持ってくれた人」にだけ費用を払う仕組みであり、サイトへの誘導やチャンネル登録の促進など、ユーザーのアクションを重視するキャンペーンと相性が良い課金方式です。

費用相場は1クリックあたり3〜30円程度ですが、業種や競合状況によって大きく変動します。比較的低単価で始められるため、まずはテスト的にYouTube広告を始めてみたい場合にも取り組みやすいフォーマットです。

【目的別】YouTube広告キャンペーンの選び方

YouTube広告のフォーマットと課金方式を理解したところで、次は「自社の目的に合った広告をどう選ぶか」を考えましょう。マーケティングファネルに沿って、目的別の選び方を整理します。

認知拡大・ブランド想起を高めたい場合

新商品の発売告知やブランドの認知度向上が目的であれば、より多くのユーザーにリーチできるフォーマットを中心に組み立てます。

推奨フォーマット課金方式費用目安ポイント
バンパー広告CPM300〜800円/1,000表示6秒で印象を残す。反復接触で想起率を高める
スキップ不可インストリーム広告CPM500〜800円/1,000表示15秒の確実な視聴でメッセージを伝達する
YouTubeショート広告CPM配信単価は比較的低め若年層やモバイルユーザーへのリーチに有効

認知目的の場合は「どれだけ多くのターゲットに届けられたか」が指標となるため、CPM課金のフォーマットが中心になります。バンパー広告とスキップ不可のインストリーム広告を組み合わせ、短い接触と長めの接触を織り交ぜることでブランド想起を高める手法が一般的です。

Google広告の「動画リーチキャンペーン」を利用すると、これらのフォーマットを組み合わせて効率的にリーチを最大化できます。

比較検討・購買意欲を促進したい場合

ユーザーが自社の商品・サービスについて興味を持ち始めた段階で、理解を深めてもらい購買意欲を高めるには、以下のフォーマットが有効です。

推奨フォーマット課金方式費用目安ポイント
スキップ可能なインストリーム広告CPV2〜25円/視聴商品の詳細や活用事例を動画で訴求できる
インフィード動画広告CPC3〜30円/クリック興味のあるユーザーが自発的に視聴する

特にインフィード動画広告は、ユーザーが能動的にクリックして視聴するため、「すでに関心のある層」へのアプローチに適しています。商品の比較検討コンテンツや導入事例動画との相性が良いでしょう。

デマンドジェネレーションキャンペーンとは比較検討段階のキャンペーンとして注目したいのが、Google広告のデマンドジェネレーションキャンペーンです。YouTube(インストリーム、フィード、ショート)に加え、Gmail、Discover、ディスプレイネットワークといったGoogleの主要プラットフォームを横断して配信でき、購買意欲の高いユーザーをGoogleのAIが自動で見つけ出します。従来のファインドキャンペーンの後継として機能が強化されており、動画と画像を組み合わせた多様なクリエイティブで検討段階のユーザーに訴求できます。

コンバージョン(商品購入・資料請求)を獲得したい場合

最終的な成果(購入・資料請求・問い合わせなど)を直接獲得したい場合は、行動を促す仕組みが組み込まれたキャンペーンタイプを選びます。

スキップ可能なインストリーム広告に、CTA(行動喚起ボタン)やサイトリンクを組み合わせた動画アクションキャンペーンは、動画視聴からシームレスにサイト遷移を促せるフォーマットです。

P-MAX(パフォーマンスマックスキャンペーン)とはコンバージョン獲得を最大化したい場合は、P-MAX(パフォーマンスマックスキャンペーン)も選択肢に入ります。P-MAXはYouTubeを含むGoogleのすべての広告枠に対して、AIが自動で最適な配信面・ターゲット・クリエイティブの組み合わせを判断し、コンバージョンの最大化を目指すキャンペーンタイプです。
山畑 達也

P-MAXは確かに効率的にコンバージョンを獲得できるケースが多いのですが、一方で配信面の選定がほぼAI任せになるため、意図しないサイトやアプリに広告が表示されるなど、配信面の品質をコントロールしにくいというデメリットもあります。ブランドイメージを厳密に管理したい企業にとっては、この点は考慮すべきポイントです。

月間のコンバージョンデータがある程度蓄積されている状態(目安として月30件以上)のほうが、AIの最適化が効きやすくなります。

YouTube広告の入稿規定と推奨サイズ

広告を出稿する前に、動画素材の仕様を確認しておきましょう。適切なフォーマットで入稿することで、すべての配信面で最適な表示が可能になります。

動画のアスペクト比と解像度(16:9 / 9:16 / 1:1)

【アスペクト比】配信面とターゲットの視聴デバイスに合わせて最適な比率を選ぶ

YouTube広告で使用できる主なアスペクト比と、対応する配信面は以下の通りです。

アスペクト比推奨解像度主な配信面
16:9(横型)1920×1080(フルHD)インストリーム広告、YouTube通常動画面
9:16(縦型)1080×1920YouTubeショート広告、モバイル全画面表示
1:1(正方形)1080×1080フィード面、SNS連携配信

実務上の使い勝手という観点では、正方形(1:1)の動画を1つ用意しておくと、PCでもスマホでも画面の大部分を占有でき、横型・縦型いずれの配信面でもある程度対応できるため活用の幅が広く便利です。もちろん、ショート広告を本格的に活用する場合は縦型専用のクリエイティブを別途用意したほうが成果は出やすくなります。

動画のファイル形式はMP4が推奨されており、YouTubeにアップロードできる動画であれば基本的に入稿可能です。

配信目的ごとの推奨される動画の長さ

動画の尺は、広告の目的やターゲット層によって使い分けることが重要です。以下は私たちが制作現場で実感している目安です。

目的推奨尺解説
ブランド想起・認知拡大6秒〜30秒短くテンポよく印象を残す。TV CMのような30秒〜1分程度でも十分効果が見込める
商品・サービス理解の促進30秒〜2分商品の特徴や使い方を具体的に伝える
企業ブランディング3分〜5分程度事業内容や企業理念をしっかり伝えたい場合は、ある程度の尺が必要。5分程度の構成が多い
若年層向けPR(ショート)10〜15秒商品の全情報を盛り込む必要はなく、ピンポイントで注目されるPRポイントを出すのが鍵

ブランド想起だけが目的であれば、バンパー広告の6秒やインストリーム広告の15〜30秒程度の短い尺で十分です。一方、企業ブランディング動画で自社の事業をしっかり理解してもらいたい場合は、5分程度の尺を設けることも珍しくありません。

山畑 達也

若年層向けにショート動画で訴求する場合は、とにかく短く、10〜15秒で商品の魅力が伝わる構成を心がけます。商品のすべてを伝え切ろうとせず、注目されるワンポイントを切り出して届けるのが効果的です。

YouTube広告のターゲティング機能

「誰に」と「どこに」を掛け合わせて配信精度を高める

YouTube広告では、Google広告のターゲティング機能を活用して「誰に」「どこに」広告を表示するかを細かく設定できます。大きく分けて、人(オーディエンス)で絞る方法と、コンテンツ(掲載面)で絞る方法があります。

オーディエンスターゲティング(属性・興味関心)

オーディエンスターゲティングは、ユーザーの属性や行動データに基づいて配信対象を絞り込む手法です。

ターゲティング種別内容
ユーザー属性年齢、性別、世帯収入、子どもの有無など
アフィニティセグメント特定の趣味や関心を持つユーザー層(旅行好き、テクノロジー愛好家など)
購買意向の強いセグメント特定カテゴリの商品・サービスを積極的に検討しているユーザー
カスタムセグメント特定のキーワードで検索した人や、特定のWebサイトを閲覧した人
自社データ(リマーケティング)自社サイト訪問者やYouTubeチャンネル視聴者への再アプローチ

戦略はさまざまですが、私たちの実感としてはオーディエンスターゲティングが基本です。その中でも、ターゲットが検索するキーワードやURLを指定できるカスタムセグメントは非常に強力です。検索エンジンであるGoogleが持つユーザーの検索行動データを広告配信に活用できる点は、他のSNS広告にはないYouTube広告ならではの強みと言えます。

コンテンツターゲティング(キーワード・トピック・プレースメント)

コンテンツターゲティングは、広告を表示する「場所」を指定する手法です。

ターゲティング種別内容
キーワード指定したキーワードに関連するYouTube動画やチャンネルに広告を配信
トピックGoogleが分類した動画カテゴリ(スポーツ、テクノロジーなど)を指定
プレースメント特定のYouTubeチャンネルや動画を直接指定して広告を配信

プレースメント指定は、自社商材と親和性の高い人気チャンネルに広告を出したい場合に有効です。ただし、指定先のチャンネルが広告収益化を有効にしていない場合は配信されないため、注意が必要です。

山畑 達也

オーディエンスターゲティングとコンテンツターゲティングは組み合わせることも可能ですが、両方を細かく絞りすぎると配信ボリュームが極端に少なくなり、AIの学習が進みにくくなります。初期段階ではどちらか一方を軸にして配信を始め、データを見ながら調整していくアプローチが効果的です。

YouTube広告の出し方・運用ポイント

ここからは、実際にYouTube広告を出稿する際の流れと、成果を出すための運用のコツを解説します。

広告出稿の基本的な流れ

YouTube広告はGoogle広告の管理画面から出稿します。大まかな流れは以下の通りです。

  1. Google広告アカウントを作成する
  2. 広告に使用する動画をYouTubeにアップロードする
  3. Google広告の管理画面で「新しいキャンペーンを作成」を選択する
  4. キャンペーンの目的(認知拡大、比較検討、コンバージョンなど)を選ぶ
  5. キャンペーンタイプで「動画」を選択し、サブタイプを決定する
  6. 予算・配信期間・入札戦略を設定する
  7. ターゲティング(オーディエンス・地域・言語など)を設定する
  8. 広告グループを作成し、動画とCTAなどのアセットを設定する
  9. 審査を経て配信開始
山畑 達也

日予算は1,000円程度の少額から設定できるため、まずは小規模にテスト配信を行い、データをもとに最適化していく「スモールスタート」の進め方がおすすめです。月額の目安としては、十分な配信データを蓄積してPDCAを回すために、10万〜30万円程度の予算を確保できると理想的です。

少額からテスト配信を始め、データを元にAI学習を回す「スモールスタート」が鉄則

成果を出すためのクリエイティブ制作のコツ

YouTube広告の成果を左右する最大の要素は、クリエイティブ(動画そのもの)の質です。配信設定やターゲティングを最適化しても、動画自体がユーザーの目に留まらなければ成果にはつながりません。

成果を出すためのポイントは、まず他の動画コンテンツの中で埋もれないこと、そして差別化できることです。ユーザーのフィードには大量のコンテンツが並んでいるため、冒頭の数秒で「これは自分に関係がある」と思わせる工夫が欠かせません。

商品紹介動画の場合、私が参考にしているのは、YouTubeで商品レビューを投稿している個人のインフルエンサーの動画です。彼らは視聴者や消費者が何を知りたいのか、どんな情報に反応するのかを的確に捉えていると感じます。企業の広告動画は「伝えたいこと」を詰め込みがちですが、ユーザーが「知りたいこと」を起点に構成を考えることで、視聴維持率やクリック率に大きな差が出ます。

具体的に意識したいポイントを整理すると、以下の通りです。

ユーザー目線を徹底する4か条
  • 冒頭2〜3秒で視聴者の課題や悩みに触れ、続きを見たいと思わせる
  • ターゲットの視聴環境(音声あり/なし)を考慮し、テロップを効果的に使う
  • 1本の動画に情報を詰め込みすぎず、1メッセージ1動画を基本とする
  • 訴求軸を変えた複数パターンを制作し、ABテストで勝ちパターンを見つける
  • クリエイティブは定期的に差し替え、広告疲れ(フリークエンシー疲弊)を防ぐ

まとめ:自社に最適なYouTube広告メニューの選定を

YouTube広告には、インストリーム広告(スキップ可能・不可)、インフィード動画広告、バンパー広告、アウトストリーム広告、YouTubeショート広告と、多様なフォーマットが用意されています。それぞれ課金方式や適した目的が異なるため、「何を達成したいのか」を明確にしたうえで選択することが成果への第一歩です。

選び方のポイントを改めて整理します。

  • 認知拡大・ブランド想起が目的なら、CPM課金のバンパー広告やスキップ不可インストリーム広告
  • 比較検討・購買意欲の促進が目的なら、CPV課金のスキップ可能インストリーム広告やCPC課金のインフィード動画広告、デマンドジェネレーションキャンペーン
  • コンバージョン獲得が目的なら、動画アクションキャンペーンやP-MAX

ただし、どのフォーマットを選んだとしても、最終的に成果を分けるのはクリエイティブ(動画)の質です。ターゲットに刺さる動画を用意し、データに基づいて改善を繰り返すことが、YouTube広告で成果を出すための最も確実な方法です。

山畑 達也

VIDWEBでは、YouTube広告に最適な動画クリエイティブの企画・制作から、広告運用のご支援までをワンストップで対応しています。「どのフォーマットが自社に合うかわからない」「広告用の動画を作りたいが何から始めればいいかわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

山畑 達也
山畑 達也 株式会社VIDWEB 代表取締役社長

20年以上にわたりオンラインマーケティング、オンライン広告業界に身を置き、数々の新規サービスや新規事業の立ち上げと事業運営、会社経営に携わる。2021年に動画制作から動画広告、動画マーケティングまでを総合的に提供する株式会社VIDWEB(ビッドウェブ)の代表取締役に就任。

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